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Young Souls 自宅のドアから並行世界へ…!【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Young Souls というアクションゲームを紹介します。2人の子供が科学者である父親を捜して偶然見つけたパラレルワールドを冒険する作品です。本格的なアクションと1人でも2人でも楽しめるベルトスクロールアクションが魅力的なので、気になった人は是非覗いてみてください!

それでは早速紹介していきます!

概要

タイトルYoung Souls
対応機種Steam, PS4, Nintendo Switch
価格2,570円(Steam), 3,850円
プレイ人数1-2人
言語日本語対応
ジャンル2D アクション
開発元 / 発売元1P2P / The Arcade Crew
一言筋トレだけ本気でプレイするゲーム。

ストーリー

孤児として生活を送っていたジェンとトリスタンは不思議な科学者と出会った。男は二人を養子として育て、まるで血のつながった子供のように可愛がった。だがある日、男はとても奇妙な状況下で忽然と姿を消してしまう。

懸命に捜索を続けた二人が発見したのは、秘密の地下室とMoon Gateポータル。二人をゴブリンが支配するパラレルワールドへと誘う門だ。

似ても似つかぬ二つの世界を繋ぎ合わせるため、二人の戦いと冒険が始まる (Steam Store より抜粋)

こんなゲーム

ジェンとトリスタンの2人を操り、消えてしまった科学者を探して冒険に出ます。ストーリーは4つのエリアから構成されており、各エリアは複数のステージで構成されています。

エリア内のステージ配置は入り組んでおり、後から戻ってくることもあります。

各ステージは奥行きのある一本道のベルトスクロールアクションで、敵を倒したりトラップを掻い潜りながら先に進んでいきます。戦闘が9割を占めており、避けゲーの要素は少なめです。

戦闘フィールドは結構広いです。
トゲやノコギリのトラップを掻い潜ります。同時に敵が出ることも。

操作は移動・ダッシュ・ジャンプ・通常攻撃・スキル攻撃・特殊攻撃・ガード・パリィ・ステップ・キャラクター変更とやや複雑です。

通常攻撃は片手剣や両手剣、斧、双剣等の近接武器で攻撃します。連続で繰り出すことでコンボ攻撃となり敵を弾いて大ダメージを与えることができます。また、敵に通常攻撃をあてるとMPが溜まり、MP を消費することで仲間を召喚したり、瞬間移動と共に攻撃といったスキルを繰り出すことができます。

攻撃速度の速い双剣は使いやすいです。
炎を飛ばして敵を攻撃するスキル。スキルは装備している武器によって異なります。

特殊攻撃は弓矢や爆弾での攻撃や敵のHPを吸収するポータルの設置などを行います。最初は使えるものが限られていますが、ゲームの進行と共に新しい攻撃の獲得や強化が可能です。特殊攻撃も時間経過で再利用可能となるため、気軽に使うことができます。

回避・パリィはスタミナを消費します。スタミナは時間経過で回復しますが、攻撃中は回復しないため、多用すると肝心な時に使えなくなってしまいます。

弓矢で攻撃するシーン。遠距離攻撃は貴重なので重宝します。
特殊攻撃は合計6種類。徐々に強化が可能です。

1人プレイではジェンとトリスタンはいつでも切り替えることができます。2人の体力・装備は独立しているため、敵の弱点の属性武器を持つキャラクターや体力に余裕があるキャラクターで戦うといった選択が可能です。また、被弾したキャラクターを待機させることで、ダメージの一部を回復することもできるため、キャラクターの選択にも戦略性があります。

戦闘シーン。パリィや遠距離攻撃、キャラクター切り替えを駆使して戦います。

ダンジョンをクリアするとレベルアップしてステータスが上昇します。また、ボーナスとしてジムでのミニゲームに挑むことができ、目当てのステータスを強化することもできます。

パラメーターは筋力・耐性・スタミナの3つ。
ミニゲームの結果によって上昇値が変わるので集中して挑みましょう。

ゲーム内で集めたコインや素材を用いて武器や防具、ポーションの購入や強化が可能です。武器や防具には重さというパラメーターが用意されており、重いものを装備すると移動や攻撃モーションが遅くなります。装備の種類は多いため、プレイスタイルにあわせた柔軟な選択が可能です。

装備毎に特性や重さが異なります。防具は鎧と兜と靴の3種類です。
靴は高価ですが強力な物が多め。

難易度はイージー・バランス・ハード・エキスパートの4つから選択可能で、いつでも変更が可能です。私はハードモードでクリアまでに12時間程度要しました。やりこみ要素はそれほどありませんが、全てのマップを埋める・エキスパートモードでクリアする、武器を最大まで強化するといったトロフィーが用意されています。

おすすめポイント

・本格ベルトスクロールアクション

アクション部分がしっかりと造り込まれており本格的です。他のベルトスクロールアクションでありがちなアイテムを投げて相手を怯ませたり、ダウンした相手に連続でコンボを決めるようなゲームシステムではなく、パリィや回避で敵の攻撃をいなしながら攻撃する必要があります。一方的に敵を攻撃して倒すことができない分、しっかりと戦術を建てる必要があるため、ステージクリア時やボスを倒した時の達成感はひとしおでした。

ボスや中ボスにはパリィ耐性があり、何度かパリィして初めて体勢を崩すことができます。

ベルトスクロールアクションとしてはやや新鮮味には欠けるものの、操作性は良好で全体的なクオリティも高いです。アクションが多くプレイヤーが取れる戦術も様々なため、色々なビルドで試行錯誤できる点が楽しいポイントだと思いました。

また、王道展開ながら家族や主人公達の成長についてフォーカスしたストーリーも魅力的で引きつけられました。


・2PCoopに対応

本作は2人協力プレイに対応しており、2人で同時攻略が可能です(Steam版であれば Remote Play Together にも対応しています)。同時に戦闘できる分、敵の攻撃が分散されるため戦いを有利に進めることができます。一応、1人でもキャラクターの切り替えや復活は使えるため、1人でも2人でも楽しむことができると思います。

どちらのキャラも2回まで復活が可能です。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・2人プレイ用の作品を探している人
ベルトスクロールアクションが好きな人

1人でも十分楽しむことはできますが、2人で協力するとより楽しい作品です。フォローし合ったり装備について相談しながら試行錯誤することが楽しい作品なので2人プレイ用の作品を探している人にはおすすめすることができると思います。

また、ベルトスクロールアクションの中でもアクション性に特化した作品で、ボリューム・クオリティ・難易度は高めです。ベルトスクロールアクションが好きな人にもおすすめすることができると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・爽快感を求める人
・アクションゲームが苦手な人

くにおくんシリーズのように、コンボやアイテム投げでゴリ押しですることはできないため、タイミングよく敵の攻撃を回避・パリィする必要があります。敵をなぎ倒しながら楽々クリアすることはできないため、爽快感を求める人にはおすすめすることができないかもしれません

回復アイテムが連続で使えない、パリィ前提の敵が出現する、敵もガードやパリィを使いこなしてくる等難易度はやや高めです。カジュアルに楽しむのであればイージーでのプレイがおすすめですが、アクションゲームが極端に苦手な人にはおすすめすることができないかもしれません。

ここに注意!

ジャンプしながらステージの入り口に入ると亜空間に入ってしまいリロードが必要となることが多いです。

また、1Pの動き次第ではカメラの動き次第で2Pのキャラクターがぼやけてしまう点が残念でした。

類似のゲーム

くにおくんシリーズ・・・協力プレイ対応のベルトスクロールアクション。River City Girlsの紹介はこちら

総括

サイドビュー形式のベルトスクロールアクションゲームで2人の子供を操りパラレルワールドを冒険します。ゲーム性自体に目立った特徴はありませんが、全体的なクオリティは高めでアクション重視なため、難易度はやや高めでした。1人でも2人で楽しむことができる点が魅力的な作品なので、気になった人は是非遊んでみてください!

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