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You Suck at Parking 必要なのは駐車力!【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は You Suck at Parking というレースゲームを紹介します。車を目当ての場所に駐車させるタイムを競うという変わった作品です。独特なテクニックやショートカットを活かしてタイムを競うゲーム性が楽しいので、タイムアタックやレースゲームが好きな人は必見です。

それでは早速紹介していきます。

概要

タイトル『You Suck at Parking®』、とめられるもんならとめてみな
(駐められるもんなら駐めてみな)
対応機種Steam, Nintendo Switch, PS5
価格2,300円(Steam, Switch), 2,200円(PS5)
プレイ人数1~4人(マルチプレイ対応)
言語日本語対応
ジャンル2D アクション, レース
開発元 / 発売元Happy Volcano / Curve Games
一言エリア3からムリゲーだ。。。
炎出るマシンに突っ込んで壊したい。

こんなゲーム

見下ろし型のアクションで、操作性の悪い車を運転して目当ての場所に駐車します。操作はアクセル・ブレーキ・ハンドリング・リトライ・次の車をスタートするとシンプルです。 各ステージには2〜6個の駐車エリアがあり、時間内に全ての駐車エリア内に車を止めるとクリアとなります。一度駐車したエリアには車が残り続けるため、再度スタート地点から次の車で他の駐車エリアを目指すことになります。

枠内に完全に車体を収める必要はなく、少しでも四角の中に入って居ればOKです。
地雷原をかいくぐりながら停車を目指すステージ。

場外に出てしまったり、障害物に当たったり、駐車エリア以外で完全に停車したり、燃料がなくなるとミスになります。ミスになるとその車は廃棄され、スタート地点から新しい車で再開することになります。時間内であれば何回でもリトライすることができますが、廃棄された1つ前の車は障害物として残るため注意が必要です。

高熱ガードレールに当たって爆発し、廃車になったシーン。

途中からはジャンプ台やシーソーによる大ジャンプ、風や磁石での吹き飛ばしやワープゾーンなど、様々なギミックが出現します。場外に落ちてしまったり、障害物に当たって廃車になることも多く、駐車力だけでなく回避力も必要となります。

滞空中はタイヤから着地できるように車体を上手く回転させます。
火をかいくぐりながら駐車を目指すクレイジーなステージ。当たると一発でミスになります。

時間内に全ての駐車エリアに車を止めるとステージクリアとなり、クリアタイムが記録されます。用意されたステージを1人で挑むソロモード、最大8人との戦いで勝利を目指すオンラインモード、フレンドと戦うフレンドモードが用意されています。ソロモードでは全てのエリアにノーミスで駐車できるとパーフェクトクリアとなり、新しい隠しステージやアバターがアンロックされます。

他の車をかいくぐりながら最短を目指すシーン。
クリアタイムはフレンド間のランキング、世界ランキングで表示されます。

おすすめポイント

・豊富なギミックとテクニック

車を運転・駐車するだけですがギミックやテクニックが多めで挑みがいがあります。

ギミックはパトカーに追われたり、シーソーを乗り継いだり、超精密な操作を求められたりとステージ毎に特色があるため、飽きずに楽しむことができます。ギミックを使うことで意外なショートカットが可能なステージもあり、奥が深いと感じました。

氷のステージの凍結ギミック、滑る床も難関です。

テクニックはショートカットやドリフト、滞空中の回転術だけでなく、運転中の車を破棄しながら慣性でゴールさせつつ次の車のスタートを早める先取り発車等の高等テクがあります。上手く決めると大幅にタイムを縮めることができ、順位もガッツリ上がるためプレイしていて楽しいです。1ステージは最短1~2分程度でクリア可能でリトライも一瞬のため、サクサクと挑める点も魅力的でした。

・マルチ対戦機能対応

本作はマルチ対戦機能に対応しており、3人のフレンドと最大8人までのバトルが可能です。みんなで同時にプレイすることでプレイヤーの衝突というイレギュラーも発生するようになるため、盛り上がると思います。Remote Play Togetherやローカルマルチは利用できず、それぞれで本作を購入しオンラインで通信する必要があるため要注意です。

他の人を押しのけながら駐車エリアを目指します。
最初は近場の駐車エリアに人が殺到するので遠めの駐車エリアから埋めることも重要です。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・レースゲームやタイムアタックが好きな人
・死にゲーが好きな人

グローバルやフレンド間でのタイムを競う作品です。様々なテクニックを駆使してルート開拓することも楽しいので、タイムアタック等のやりこみ要素が好きな人にもおすすめすることができます。

また、序盤はレースゲームですが、中盤以降は難易度高めの死にゲーよりの作品です。高難易度作品が好きな人にもおすすめすることができます。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・高難易度アクションが苦手な人
イライラしやすい人

序盤は初回or数回のリトライでクリアできるのですが、レベル2の後半あたりから何十回ものリトライが必要な程難易度が跳ね上がります。特にレベル3の難易度は極悪なので、高難易度アクションや死にゲーが苦手な人にはおすすめすることができません。

また、操作性もやや悪いため、イライラしやすい人にもおすすめすることはできません。

ここに注意!

オンラインマッチはステージ選択ができない点がやや残念でした。

類似のゲーム

Lonely Mountains Downhill・・・マウンテンバイクで障害物を避けたりジャンプ・着地しながらタイムを競う作品。

総括

見下ろし型のレースゲームで、操作性の悪い車を駐車エリアに停めるまでのタイムを競います。ドリフトやショートカット、先取り発車等のテクニックやギミックが豊富で奥が深い作品です。後半は難易度が高く、死にゲー寄りの雰囲気になるため、やや人を選ぶ作品だと思いますが、気になった人は是非遊んでみてください!

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