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Yooka-Layleeとインポッシブル迷宮、開始5分でラスボスに突撃!?ドンキーコングライクな 2D アクション【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は、Yooka-Layleeとインポッシブル迷宮 という2Dドンキーコングライクなゲームを紹介していきます。本当は一作目のYooka-Layleeを紹介したかったのですが、諸事情によりこちらを先に紹介していきます。Team17といえば、最近発売された Neon Abyss も面白いので是非プレイしてみてください!紹介はこちら

それではさっそく紹介していきます。

概要

タイトルYooka-Layleeとインポッシブル迷宮 
対応機種Steam, Nintendo Switch, PS4, XBOX one
言語日本語対応
ジャンル2D アクション
開発元 / 発売元Playtonic Games / Team17
一言まさに 2D ドンキーコング!ハチの力を借りてインポッシブル迷宮に挑め!

ストーリー

前作で Capital B の陰謀を止めることに成功した、カメレオンの Yooka(ユーカ)とコウモリ Laylee(レイリー)であったが、Capital B が再び世界征服を企み始めたことを知る。Capital B は蜂が平和に暮らすスティング王国に目を付け、蜂を洗脳する機械を用いて、国民を支配し、世界征服の準備をしていた!スティング王国の女王蜂から助けを乞われたユーカとレイリーはいやいやながら Capital B を止めるために立ち上がるのだった。

こんなゲーム

・アクションについて

前作ではドンキーコング64やバンジョーとカズーイの大冒険を彷彿とさせる 3D の箱庭ゲーでしたが、今作は 2D アクションなります。そのため、移動・ジャンプ・ローリングがメインのアクションとなり、それ以外にアクションはほとんどありません。

最初は、ユーカと レイリーの 2人で行動しますが、敵に当たるとレイリーは逃げてしまいます。ユーカ 1人の状態で敵に当たるとミスになります。(穴に落ちると即ミス扱い。)
ダメージを受けても、レイリーはしばらく周りを飛び回るので、その間に捕まえることができれば、再び2人で行動することができます。実質ノーダメージなので、頑張って捕まえに行きましょう。(レイリーは絶妙にユーカを避けていくので結構難しいです。実は不仲説・・・)ユーカだけになってしまってもステージ内の各所にあるベルを鳴らすことで、レイリーを呼び出すことができるので、そこは安心です。(つまりDKバレルですね。)

空中で滞空時間を稼ぐスピンジャンプが使用可能。2人そろっている時だけ使えるのでレイリーを大切にしよう。

・マップについて

ゲームは大きく以下の 3 つのパートから成り立ちます。ゲームの目標としてはインポッシブル迷宮をクリアすることにあります。

  1. 全体マップ
  2. 通常ステージ
  3. インポッシブル迷宮

それぞれについて下記にて説明していきます。

1.全体マップ

見下ろし型のフィールドで通常ステージやインポッシブル迷宮への入り口が存在します。いくつかのマップに分かれており、いくつかのステージをクリアしないと次のマップにいけないようになっています。通常ステージへの入り口は全てが解放されているわけではなく、簡単なパズルを解く必要があります。他にも後述するトニック集めやステージの表裏の切り替えなどを行いますが、ジャンプやローリング程度で全体的にアクション要素は薄く、パズル要素がメインです。

ブロックを押したり、バクハツの実を使う等、前作に絡むギミックが豊富

2.通常ステージ

通常の横スクロールアクションのステージになります。クリアすることで兵隊バチを救出し、インポッシブル迷宮に連れていく(残機とする)ことができます。各ステージには5枚のコインが隠されており、これらのコインを用いて全体マップで別のマップに進むことができます。序盤は簡単ですが、後半に進むにつれて探し出すのが難しくなるので、頑張って探していきましょう。コインには 1-5 の番号が書かれており、順番に出現するので、探し出す際は参考にしましょう。(2のコインは1-3のコインの間に出現する等、ヒントになります。)

3Dから2Dになったものの、雰囲気は前作まま。

3.インポッシブル迷宮

Capital B (本作のラスボス)が待ち構えるステージです。このステージだけで Capital Bとのバトルパートと、アスレチックステージが複数セット用意されている超ロングコースです。特徴的なのは、通常ステージのゴール数(蜂を助けた数)がこのステージでの残機となり、チュートリアルさえ終われば、本ステージにいつてもトライできるということです。それ故に、理論上はプレイ開始から10分程度でエンディングを確認するということも可能です。しかし、インポッシブル迷宮と銘打っている通り、全体的にシビアなアクションを求められるため、ある程度残機を用意しておかないとクリアは難しいとおもいます。

チュートリアルクリア後だけどもうトライできちゃう。どこまで進んだかも確認可能。

インポッシブル迷宮のほぼ冒頭。あふれ出る難しい感。今回はチュートリアル後に挑んだため、残機は 0

・トニックについて

全体マップにはトニックという収集要素も存在しています。隠し場所についてのヒントをプランカーというキャラに聞き、隠し場所で特定のアクション(大体はヒップドロップ)することで回収することができます。トニックを用いると通常ステージ・インポッシブル迷宮でゲームを有利・不利に進める効果やキャラクターのパレットを変える効果があります。

前作にも出現したトニック、集めるのは大変だが見返りも大きい。

おすすめポイント

・ステージの表裏の発想が素晴らしい


通常ステージには1つのステージ毎に表と裏の2種類のゴールがあります。
全体マップからステージに入るときに特定の条件を満たすことで裏ステージに入ることができます。文字に起こすより画像で確認するほうがわかりやすいと思うので下記で紹介します。

チャプター 2 の入り口、このまま入ると表に入る。
ステージの中はこんな感じ。

ステージ入り口の横のスイッチを切り替えて、水を流してあげると・・・
水が溢れる裏ステージになった。開始地点は同じだがギミックが異なり、ルートやゴールも別。

上記のように同じステージでも色々と表と裏で全く違うステージになります。時たま同じ場所を通ったり、表では何のためにあるのかわからないギミックが裏で活躍するなど、あっと驚かされたりします。

・インポッシブル迷宮の存在が面白い

いつでもラスボスに挑戦できるとのことから、常に存在が頭の中にちらついてきます。残機が幾らか増えたタイミングで挑戦すると、パターンを覚えたことも相まってどんどん奥に進むことができ、成長を感じやすいのでとても楽しいです。ステージ入り口から進行度もわかるのでまだまだだ・・・と絶望したり、もう一息だ!と一喜一憂することができます。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・2D アクションが好きな人

2D のマリオやドンキーが好きな人にはお勧めかと思います。ローリングジャンプで飛距離が伸びるといったアクションや難易度等、Wii 以降のドンキーに近い部分があり、Wii ・Wii U のドンキーが好きな方には是非お勧めです。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・2D アクションゲームが苦手な人
シビアなプレイが求められるため、 2D アクションなので苦手な人には難しいと思います。インポッシブル迷宮自体は残機制ですが、通常ステージには残機の概念がなく、直前から何度もやり直せるので、そこは安心してください。

ここに注意!

記載の通り前作は 3D アクションでしたが、今作は 2D アクションなので、前作と同じ雰囲気を期待して買うと(難易度が高い点も含めて)痛い目をみるので、注意しましょう。前作で出てきたレクストロ(ポリゴンの恐竜)やカートス(年老いたトロッコ)が出てこないことも若干残念。また、大変質が高く十分満足ですが、個人的にはエリアボスも欲しかったなーとおもいます。

類似のゲーム

2D ドンキーコング・・・SFC 世代のが一番近いと思います。

総括

前作同様のハイクオリティでボリュームも多く、最高なゲームだと思います。インポッシブル迷宮は全体的に難易度が高いですが、残機を増やしたり、繰り返しプレイすることでギリギリクリアできる絶妙な難易度になっています。めっきりドンキーのような、2D のゲームが減った現代には非常に貴重な一本であると思います。
是非プレイしてみてください!

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