こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は、Yoku’s Island Express というピンボール×メトロイドヴァニア形式の作品を紹介します。主人公はまさかのフンコロガシで、広大なフィールドをピンボールで探索するという斬新なアクションゲームです。意外な組み合わせですがクオリティが高く、手軽な難易度や世界観が万人受けする作品なので、気になった人は是非覗いてみてください!
それでは早速紹介していきます。
概要
タイトル | Yoku’s Island Express |
対応機種 | Steam, PS4, Nintendo Switch |
価格 | 日本語対応 |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 2,050円(Steam), 2,190円(PS4), 2,150円(Switch) |
ジャンル | 2D アクション, メトロイドヴァニア |
開発元 / 発売元 | Villa Gorilla / Team17 Digital Ltd |
一言 | 主人公の三半規管が強すぎる |
ストーリー
君は町の小さな郵便屋さん。
主人公のヨクとなってモクマナ島の秘密を解き明かし、島のみんなに幸せを届けるんだ!!
舞台となるモクマナ島は美しいビーチ、深々と茂るジャングル、神秘的な洞窟、雪山に温泉など素敵に書き込まれた大自然がいっぱい!!
島のみんなと触れ合いながら、みんなの想いを運ぶステキで立派な郵便屋さんを目指そう!
島のみんなを助け、新たなアイテムを入手しながら、モクマナ島に眠る古の神々の謎を解き明かそう!!(Nintendo Online Storeより抜粋)
こんなゲーム
ピンボール×メトロイドヴァニア形式の作品で、白い玉に繋がったフンコロガシを操ります。基本操作は左右移動、青色と黄色のバーを動かすです。主人公は左右には移動することができますが、段差を乗り越えることはできません。プレイヤーはフィールド上のバーを動かして玉を弾くことができるので、ピンボールの要領で段差を乗り越えたり空中のアイテムを回収します。
主人公は郵便屋さんのため、各地のポストへ手紙の配達を目標とします。その過程で様々な動物達にふれあい、島の謎を解き明かしたり島を守るミッションをこなすこととなります。
主人公は最初はラッパを吹く(特定のアイテムを壊したりギミックを動かす)アクションしか使えませんが、冒険を進めることでバクダンナメクジを吸い込んで道を塞ぐ岩を壊せるようになったり、水中を潜れるようになったりと徐々に行動範囲がひろがっていきます。
ステージは広大でシームレスに繋がっており、いつでもマップから次の目的地やイベント、ポストの在処を確認することができます。基本的に戦闘はなく、フルーツを集めつつ複数のピンボール盤を移動して目的地に到達し、イベントをこなしたりギミックを稼働させるという流れですが、ボス戦も用意されています。
移動も戦闘も全てピンボールですが、制限時間や残機等は無くのんびりとプレイすることができます。クリアまでは6時間程度で、クリア後も収集要素が用意されているため、12〜15時間は楽しむことができます。
おすすめポイント
・斬新で非常に魅力的なゲーム性
ピンボール×メトロイドヴァニアと類を見ない組み合わせのジャンルではありますが、遊んでみれば親和性があることがよく分かります。クルクル回る回転扉のようなギミックや複数のバンパー、沢山のレールに導かれながら広大なフィールドを探索することが楽しいです。
こまめにセーブポイントやブロッカーが配置されているため、あらぬ方向に進んでしまってもすぐに戻ってくることができます。予期しないところに進んでしまっても、至る所にアイテムやイベントが隠されているため、新しい発見ができることも多く、結果的においしい思いをすることが多い点も魅力的でした。
また、グラフィックは綺麗で、豪雪地帯や洞窟の中など色々な背景を見せてくれます。島の中でも探索を進めるとガラッと雰囲気が変わるため遊んでいて飽きませんでした。難易度は易しく個性豊かな動物が沢山出現する世界観のため、大人から子供までカジュアルに楽しむことができる作品だと感じました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・メトロイドヴァニアが好きな人
・アクションゲームが苦手な人
広大なフィールドの至る所にアイテムが隠されており、新しい能力を駆使して行動範囲を広げていく作品です。全体的なクオリティが高い作品なので、メトロイドヴァニアが好きな人にはお勧めすることができます。また、難易度は易しめで、操作性・世界観的にも大人から子供まで楽しむことができます。普段アクションゲームをプレイしない人にもお勧めすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・爽快感を求める人
・本格的なメトロイドヴァニアを求める人
ピンボールという形式上、狙い所や運が悪いと目当てのところに進めないどころか逆戻りしてしまうこともあります。キャラクターの移動が遅めで思い通りの所に動かせないことも多いため、爽快感を感じにくいかもしれません。また、難易度は易しめなので、普段からアクションゲームを遊んでいる人には少し物足りないかもしれません。
ここに注意!
マップの大きさに対してショートカットがやや少ない点が残念でしたが、それ以外に不満な部分はほぼなく、クオリティが高いと感じさせてくれました。
類似のゲーム
Peglin ・・・ピンボール×ローグライク作品。ゲーム性は異なるもののお勧めの作品。紹介はこちら。
総括
サイドビュー形式のピンボールアクションで、主人公のフンコロガシを弾いて広大なフィールドを探検します。斬新だが丁寧に設計されたゲームシステムと綺麗なグラフィックが魅力的でクオリティが高い作品です。新しいアクションを獲得して島中を探索するメトロイドヴァニアとピンボールに上手く組み合わさった逸品なので、気になった人は是非遊んでみてください!
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