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We Were Here Too 絆パワーで謎の城からの脱出!【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は We Were Here Too という2人プレイで攻略する謎解きゲームを紹介します。2人協力プレイ・ボイスチャットの使用が前提となり、それぞれの画面に表示される情報を互いに共有をしながら謎を解いていく脱出ゲームです。
なお、無料版で We Were Here (前作)が公開されているため、We Were Here を遊んで楽しめたら本作を購入するという流れで問題ないと思います。
それでは早速紹介していきます!

概要

タイトルWe Were Here Too
対応機種Steam, PS4
価格1,010円
プレイ人数2人専用
(マルチプレイ対応・ランダムマッチは可能です。)
言語日本語対応
ジャンル謎解きゲームホラーゲーム
開発元 / 発売元Total Mayhem Games / Total Mayhem Games
一言面白いですが、全体的に画像が暗めで “映え” が足りないですね。。。

ストーリー

プレイヤー達は雪山での遭難中に謎の城を見つけて非難します。その中には奇妙な謎や危険なトラップが沢山仕掛けられており、プレイヤー達はいつしかはぐれてしまいます。命綱のトランシーバーで連絡を取り合いながら、パートナーと共に奇妙な城からの脱出を図ります。

こんなゲーム

一人称視点の謎解きゲームです。本作では2人プレイが前提となっており、2人で協力して謎の城からの脱出を図ります。操作は移動・ジャンプ・調べる(マウスでクリック)・トランシーバー(ボイスチャット)です。

両プレイヤーはそれぞれ異なる場所からゲームが始まり、部屋の中のアイテムやヒントも異なるものが表示されます。プレイヤーA側の謎を解くためのヒントがプレイヤーB側の部屋に存在するという感じなので、ゲーム内のトランシーバーで連携を取りながら、謎を解いて次の部屋へと進んでいきます。

全体的に薄暗い雰囲気。中央には魔法陣があります。

ギミックの見た目や自分の部屋でアクション出来ること、ヒントとして表示されている内容(象形文字の様なマークや地図等)を口頭で伝えるため、伝言ゲームのような雰囲気です。関連があるアイテム、ないアイテムが雑多に置かれているので、何があるかを片っ端から報告するような立ち回りになります。

如何にも意味がありそうな模様

基本的にはパズルに時間制限はありませんが、一部のパズルには一定時間内に謎が解けないとプレイヤーが死んでしまうトラップがあります。初見の場合は、パズルの把握に時間を使い過ぎてミスとなるケースが多いですが、死んでしまってもチェックポイントからすぐに再開することができるため、あまり焦らなくても問題ないと思います。

時間経過で階段が外れていき、パズルが解けないとマグマに落ちて死んでしまいます。

ゲームが進行すると途中からはパートナーと合流することができます。一緒にいると安心度が段違いですね!(最初、城に潜んだ殺人鬼か何かだと思ってめっちゃ焦りました。)2人で脱出を目指していきましょう!

見づらいですが赤枠内にパートナーが!

チャプターは8つでエンディングまでは2時間半程度です。ただし、本作はマルチエンディング制なので、全てのエンディングを確認するには4~5時間程度必要となります。

パズルはチャプター毎に分かれており、途中から再開することも可能なのでその点はご安心ください。ホラーのタグを追加していますが、ホラー要素はかなり控えめで、極端に怖い要素・グロテスクな要素はありませんでした。

おすすめポイント

・パートナーとの意思疎通が楽しい。

パズル自体はあまりユニークな問題はありませんが、パートナーと謎を解いていく過程がとにかく楽しいゲームです。

時間制限のある謎も出現するため、適度に緊張感があり、頭をフル回転させて伝えることが求められます。謎が解けてもパートナーに上手く伝えることができない事も多く、もどかしさや焦りを感じることもあります。思ったことを言語化することがいかに難しいかを再確認させてくれる良いゲームだと思います。もちろん、それを上手く乗り越えた時の達成感もたまらないです!

この手の模様の言語化は地味に難しいですね。

ボリュームとしてはあまり多くないのですが、集中していたためか、クリアできた時には実プレイ時間以上に時間が経っていた気がしましたw
エンディングは賛否両論かと思いますが、面白い長編の映画を見た時のようなスッキリ感と程よい脱力感を感じることができる良い作品でした。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・マルチプレイでがっつり協力したい人
・脱出ゲームが好きな人

常にパートナーとの連携が発生し、喋ってない時間よりも喋っている時間の方が圧倒的に長いため、相方との絆を深めたい人には向いている作品だと思います。危機的状況を2人で乗り越えると親密度が上がるかもしれないですね。
1人称視点のゲームなので(リアル)脱出ゲームが好きな人にも向いている作品だと思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

がっつり難しい謎を解きたい人
・ゆっくりと謎を解きたい人

謎解きが3割、伝言ゲームが7割という感じです。それぞれが別々の画面で表示される分、全体的な情報量は少なめになるため、あまり複雑な謎は出てきません。パズル自体は単純なものが多いため、難しい謎に挑みたい人にはおすすめできないかもしれません。
また、前述の通りいくつかの謎には時間制限があります。緊張感が出てハラハラしますが、のんびり時間に縛られずにプレイしたい人には向いていないかもしれません。

ここに注意!

オンラインコープが前提で、プレイにはそれぞれマイク、PC、本作品が必須です。ローカルコープには対応していなのでその点については注意が必要です。

一人称視点のゲームなので、慣れていない人は酔ってしまうかもしれません。

仲のいい友達や家族とプレイすることはおすすめしますが、がっつり細かい情報共有が必要になるため、知らない人との野良プレイでのクリアは難しいかもしれません。

類似のゲーム

We Were Here・・・。Steam 版なら無料でプレイ可能。紹介はこちら
We Were Here Together・・・本作の続編。いずれ紹介予定。
Keep Talking and Nobody Explodes(完全爆弾解除マニュアル)・・・同じく協力型の伝言ゲーム&パズルゲーム。

総括

2PCoopプレイを前提とした1人称視点の謎解きゲームです。謎自体はかなりシンプルでボリュームもやや少なめですが、ボイスチャットでの情報共有が楽しい作品で、一緒に困難を乗り越えられた時の喜びはたまらないものがあります。

オンラインで友達とワイワイ遊びたい人や脱出ゲーム好きには向いている作品だと思います。まずは無料版の We Were Here をプレイして、ハマったら本作を購入すればよいと思います!

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