こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Void Scrappers というローグライクアクションを紹介します。Vampire Survivors 形式の全方向シューティングで大量に出現する敵の間をすり抜けるサバイバル作品です。本家同様、多数の強化を積み重ねて強力になるゲーム性と、避けに徹したアクション要素が楽しい作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます。
概要
タイトル | Void Scrappers |
対応機種 | Steam |
価格 | 410円 |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | ローグライク, 2D アクション, 2D シューティング |
開発元 / 発売元 | 8BitSkull / 8BitSkull |
一言 | ダッシュの使い方が難しくて同じ場所をグルグルして無敵時間を無駄にしがち。 |
ストーリー
攻めてくるエイリアンの宇宙艦隊を返り討ちにする作品ですが、ストーリーは一切ありません。
こんなゲーム
見下ろし型のローグライク2Dアクションで、全方向から迫り来る敵を倒しつつ敵の猛攻を耐え凌ぎ、脅威度40まで生き残ることが目標です。ローグライク形式の作品なので、各プレイ開始時は何も持たない状態から始まります。操作は移動とダッシュのみで攻撃は自動的に繰り出されます。
絶えず集まってくる敵を倒すと経験値が出現します。経験値を一定数集めるとレベルが上がり、レベルが上がると攻撃力アップや攻撃速度アップ、得られる経験値量増加といったアップグレードを得ることができます。一度選択したアップグレードを再度選択することもでき、複数集めることでより強力な効果が発揮されるため、得意な強化を伸ばすのか、苦手な部分を補うのか常に選択に悩まされます。
ダッシュは一時的に無敵となり大きく移動することができます。再利用可能となるまでやや時間がかかるため、緊急時の離脱に使うこととなります。ダッシュ時に敵を引き付けたり攻撃する強化もあるため、ダッシュ自体を戦術に組み込むこともできます。
プレイ中は時間経過とともに画面右上の脅威度が徐々に上がり、一度に出現する敵の数や敵の体力が上昇していきます。脅威度が一定数に到達するとボスが出現し、ボスを倒すことで新しい武器を獲得することができます。ランダムに周囲に弾を撃ち出すガトリングや近くの敵を自動的に狙う短いレーザー等、様々なタイプの武器が用意されているため、プレイスタイルやキャラクターの特性に合わせて選択することとなります。
既に持っている武器が出た場合も選択することができ、集めるほど強くなります。3つ同じ武器を取得すると超絶化状態となり、より強力な攻撃を繰り出すことができるようになります。
自機にはバリアが張られており、4回被弾するとゲームオーバーとなります。ゲームオーバーまでに脅威度40で出現するボスを倒すことが目標ですが、40ウェーブ以降も死ぬまで戦うことができます。ゲーム終了時にはスコアに応じてクレジットを得ることができ、自機のステータスの強化が可能です。
現在は9種類のキャラクターが用意されています。最初からレーザー系統の武器を持っているキャラクターや出現した経験値を自動的に回収するキャラクター等、キャラクター毎に特性が異なります。各キャラクターで脅威度40に到達するという実績やダッシュを使わず特定レベルに到達するというアンロック条件が用意されていますが、ステージは1つでその他のやり込み要素はありません。
おすすめポイント
・Vampire Survivorsのポイントをしっかり押さえた作品
本家のゲームシステムをほぼパクリスペクトした作品のため、安定して楽しむことができます。幅広い強化で派手になっていく点、操作やゲーム性が単純だが中毒性がある点等、Vampire Survivorsの面白い部分はしっかり押さえられている一方、強化の機会が本家よりも多くスピード感もあるので楽しみやすいです。
武器は爆破系・追尾ドローン系・レーザー系といった系統に分かれており、まとめて集めることでより強力となります。運が絡む要素も多いですが、出現する強化アイテムや武器の傾向を把握しながら基礎アップグレードを行うことで、自然とゲームクリアできるバランスに纏められていました。
■Vampire Survivorsとの比較
- 宝箱はなし
- 移動速度が速めでダッシュもあり
- ステージが一つだけ
- 経験値回収では武器の強化・獲得はなし
- ボスの出現頻度が多く、ボス撃破で武器獲得
- 脅威度40到達後も攻略可能
- やりこみ要素は少なめ
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・Vampire Survivors系の作品が好きな人
ダッシュや強化システム等、若干違いはありますがVampire Survivorsとほぼ同じシステムです。Vampire Survivorsリスペクトの作品としてはよく造り込まれており、価格や操作性も相まってカジュアルに楽しむことができるので、Vampire Survivorsが好きな人にはおすすめすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・バラエティ豊かな編成で攻略したい人
・Vampire Survivorsと同じレベルのコスパを求める人
武器は20種類、強化の種類は60種類と豊富ですが、同じ系統の武器を集めることが多いため、大体同じようなビルドに行き着きます。キャラクターを変えても概ねプレイの方針は変わらないため、バラエティ豊かな編成でのクリアを目指したい人にはおすすめすることができないと思います。
また、410円で10時間以上は楽しむことができるためコスパは良好ですが、Vampire Survivors程のボリュームはありません。ステージは1つで敵の種類も少ないので、超長時間楽しみたい人にはおすすめすることができないと思います。
ここに注意!
敵が撃ち出す弾は少なめで、近づいてくる敵自体を避けるようなゲーム性です。避けゲーではありますが、大量の弾を避けるようなゲーム性ではないのでご注意ください。
ボスの攻撃が単調かつバリエーションが少ない点も残念でした。
類似のゲーム
Vampire Survivors・・・避けゲーローグライクの金字塔。紹介はこちら
20 Minutes Till Dawn・・・同じくVampire Survivorsライクの全方向STG。紹介はこちら。
総括
Vampire Survivorsライクなローグライク全方向シューティングで、迫りくる敵を倒しながらレベル40までの生き残りを目指します。本家よりもボリュームは少なめですが、スピード感があるためアクション性は増しています。Vampire Survivors 作品を忠実にリスペクトした作品で、価格以上に楽しむことができる作品なので、Vampire Survivorsライクな作品が好きな人は是非遊んでみてください!
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