Vigil: The Longest Night 王道メトロイドヴァニアの超大作【レビュー】

ゲームレビュー
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こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Vigil: The Longest Night という2Dアクションを紹介します。2020年10月15日に発売されたばかりのゲームで、ソウルライクな探索アクション(メトロイドヴァニア)作品となります。全体的によく作りこまれており、メトロイドヴァニアやソウルライク系統が好きな方には、おすすめできる作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。

それでは早速紹介していきます。

概要

タイトルVigil: The Longest Night
対応機種Steam, Nintendo Switch
価格2,255円(Steam), 2,290円(Switch)
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンル2D アクション, メトロイドヴァニア
開発元 / 発売元Glass Heart Games / Another Indie
一言Vigil は徹夜という意味らしいです。
ハマり過ぎて徹夜しないように要注意!

ストーリー

永遠に夜が続く世界で主人公のレイラは夜警として、村の周りの治安を守る仕事をしていた。物語はレイラが妹の誕生日に合わせて、久々に村に帰還するところから始まる。村では住人の失踪や、危険な怪物の襲撃等、様々な事件が発生していた。レイラはひょんなことから事件の解決に手を貸すのであった。

時折謎の老婆に話しかけられます。
悪夢を終わらせるために試練を受けろと言われるが、詳細は謎のままストーリーが進んでいきます。

こんなゲーム

サイドビュー形式の2Dアクションです。主人公のレイラを操り、村で起きている事件を解決すること・夜が続く世界の謎を解き明かすことが目的となります。常に夜なので、雰囲気は全体的に暗いです。

操作は攻撃(弱・強)・ジャンプ・特殊アクション・ローリング(回避)・サブアイテムの使用ですが、ゲームを進めるにつれて少しずつアクションが増えていきます。難易度はEasy、Normal、Hardの3種類から選べます。難易度は後から変更できるので、その点はご安心ください。

左上の赤いゲージが体力。青緑のゲージがスタミナ。スタミナが切れると操作不能になるため、要注意です。
人ならざる異形の敵が立ちはだかります。

武器は剣・斧・デュアルブレイド・弓の4種類があり、それぞれ攻撃方法や特殊アクションが異なります。武器は戦闘中に簡単に変更可能なので、1つの武器で戦い続けるか臨機応変に変更するかを、プレイスタイルに応じて決めることができます。個人的には近接武器+弓が安定していると思いました。

武器によって特性が異なります。パリィアクションができるのは剣だけです。
装備画面はソウルシリーズに似ています。とてもなじみ深いですね。

武器や防具はダンジョン内でゲットした素材を使って強化することができます。強化には純粋にステータスが増加するものと属性を付与するものの2種類があります。強化素材は沢山ゲットできるのでどんどん強化していくことをおすすめします。

強化を重ねるごとに必要なコストが増え、材料も面倒になります。

Salt and Sanctuaryからインスパイアを受けたとのことでしたが、Salt and Sanctuaryとは異なり、敵を倒した時の経験値が溜まっていき、規定値まで貯まるとその場でレベルアップする形式です。(死んだ場合は経験値は落とさず、前回セーブ時に巻き戻ります。)レベルアップ時にスキルポイントをスキルツリー内の任意の箇所に振ることで、ステータスが強化されたり新しいアクションが追加されます。

スキルには武器固有のものと共通のもの(スタミナ関連やアイテム関連)があります。

剣のスキルツリー。手前のものを取得することで後ろの強化をアンロックできます。
共通スキルの強化画面。同じものを複数強化することもできます。

本作では1度訪れたセーブポイント間で自由にワープすることができます。すぐに鍛冶屋やポーションを売っている雑貨屋に移動できるため便利です。全体を通してショートカットも多めに用意されており、マップは広大ですが快適に進めることが可能です。

セーブポイントではHPが全快します。見つけた時の安堵感が凄いです。

ボス戦では巨大な怪物と戦うことが多いです。ボスも雑魚敵も全体的に敵がキモいです。ラブクラフト(クトゥルフの呼び声の作者)作品の雰囲気と台湾文化の2つをモチーフにしているとのことですが、いい感じにおどろおどろしい化け物が沢山出てきます。クトゥルフはともかく台湾文化悪趣味すぎでは・・・?

最初のボスです。口周りの迫力が満点ですね。

敵の攻撃に合わせて回避しつつ、合間に攻撃していくスタイルとなります。難しいですがこちらのローリングの無敵時間がやや長めな点、ポーションの所持可能数が多い点から意外と何とかなります。後半は、ボスの攻撃が熾烈になり、広範囲への攻撃や大ダメージの攻撃が増えるため、後半までにプレイヤースキルとキャラクター、防具を強化することをおすすめします。

おすすめポイント

・凝った仕掛けの数々

ゲームシステム自体の段階で面白い要素がたくさん含まれているのですが、創意工夫により、よりレベルが高いものに昇華されています。マップは非常に広く、ストーリーに縛られずどこからでも攻略を行うことが可能です。道に迷っても経験値やアイテムをゲットできることやセーブポイントから他の場所にすぐに移動できることから、決して探索が無駄にならないような仕組みになっています。隠し部屋やクエストも多く用意されており、探索していて非常に楽しいと感じました。個人的には一部の敵の描写がツボでした。

敵が2体擬態しています。油断してると不意の一撃を受けて焦りました。
敵だ!と思ったら敵だー!(動画)

ストーリークリア後は強くてニューゲームも用意されているため、クリアし損ねたクエストやゲットできなかったアイテムを回収にいくことが可能です。クリアまでは10時間弱でしたが、やりこみ要素が豊富なためボリュームも十分に用意されています。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・ソウルシリーズやメトロイドヴァニア作品が好きな人

回復アイテムはかなり多めに用意されているものの、敵の攻撃のダメージ量が多く、緊張感のある戦いが続きます。操作感やシステムがソウルシリーズを色濃く継承しており馴染みやすいため、ソウルシリーズやメトロイドヴァニア作品が好きであれば間違いなく楽しめると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

2D アクションゲームが苦手な人
・何度もリトライすることが嫌いな人

回避の無敵時間が長い点や、死んでも失うものが(時間以外)何もない点、ポーションを多めに持てる点から、初心者でもEasyであればなんとかクリアできるレベルかと思います。ただし、後半はやや難しめのアスレチックが用意されていたり、相応に敵の攻撃が激しくなるため、レベリングや相当のリトライが必要となるかもしれません。

ここに注意!

Salt and Sanctuaryとの違いを簡単にまとめました。

・協力プレイは無し。
・経験値が溜まり次第レベルアップ。死んだら前回のセーブ時点まで遡る。
・ポーションは店で補充。道中で拾うことも。
・シナリオとは無関係のクエストが充実。
・装備の重量の要素が無い。
・パリィのアクションが特殊(ローリングが強いため、やや存在価値が薄い)

個人的にいまいちと思ったポイントは下記の点です。

  1. クエストやメインストーリーの進行状況を随時メモから確認することができるのですが、全てが同じようにリストアップされ、内容を追いかけることが難しい
  2. 村の敷地が広く、登場人物が多いため若干情報過多
  3. 装備の数がかなり少なめ
  4. 上下方向への画面の移動が遅い
  5. ワープ先のセーブポイントの場所が名前からしか判断できない

類似のゲーム

Salt and Sanctuary・・・ダクソをそのまま2D版に落とし込んだような作品。ボリュームがすごい。いずれ紹介予定。

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総括

ソウルシリーズやSalt and Sanctuaryのゲーム性に近いメトロイドヴァニアで、非常に丁寧な作りの作品です。難易度選択の機能やポーションを持てる数が比較的多いことから初心者でもクリアできるレベルとなっています。(勿論、Hardはごり押しでは厳しいレベルです。)探索の楽しさとバトルの緊張感を常に感じられるハイクオリティな作品なので、ソウルライクゲームが好きな方は是非プレイしてみてください!

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