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Valfaris 派手に行け!ヘビメタグロのSTG!【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Valfaris という2Dアクションを紹介します。見た目通り、パンクな作風のド直球な高難易度シューティングです。魂斗羅やメタルスラッグに似たシンプルなゲームシステムを “派手に”、”うるさく”、”グロテスクに” アレンジした作品です。我々の洋ゲーのイメージをそのまま体現したかのような作風で、難易度もクオリティも高めなので、コアなユーザーにはもってこいの一本です。

それでは早速紹介していきます!

概要

タイトルValfaris(ヴァルファリス)
対応機種Steam, PS4, Nintendo Switch
価格2,500円(PS4, Switch) 2,570円(Steam)
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンル2D アクション, 2D シューティング
開発元 / 発売元Steel Mantis / Big Sugar
一言恵まれたガタイからの紙のような装甲

ストーリー

ギャラクティックチャートから謎の消滅を遂げたValfarisの要塞が、突如として死にゆく太陽の軌道に出現した。かつては自給自足が可能な楽園であった、雄大なる要塞は、今では無限の闇を生み出す地となっている。

Valfaris出身の誇り高きセリオンは変わり果てた故郷に帰り、要塞が迎えた破滅の運命の真実を突き止め、その中心に棲む神秘の邪悪に立ち向かう。(Nintendo Storeより抜粋)

こんなゲーム

サイドビュー形式の2Dアクションです。主人公のセリオンを操り、Valfarisの要塞を探索します。操作は移動・ジャンプ・メイン武器・特殊武器・近接武器(ナイフ)・シールドで、一本道の要塞を進んでいきます。通常攻撃は弾数が無限な銃を発砲、特殊攻撃はスペシャルゲージを消費して敵を攻撃します。シールドも敵の攻撃を防いだタイミングでスペシャルゲージを消費します。スペシャルゲージは回復アイテムを取得したり、近接武器で敵を攻撃することで回復することができます。

操作性は良好、ドット絵も凄く綺麗です。
レールに掴まって銃をぶっ放すことも。
バリアで敵の攻撃をはね返すシーン。
構えることで、斜め方向にも銃を発射できる。特殊攻撃はホーミングや連射性能に優れた強攻撃です。

ステージ内には “復活の神像” というアイテムが配置されています。このアイテムをセーブポイントで消費することで、体力と必殺技ゲージの回復・セーブをすることができます。難易度は高めですが、セーブポイント・”復活の神像”は多数設置されているので、頻繁にセーブ・回復を行うことができます。

“復活の神像”は緑の矢じりが目印、セーブポイントの近くに配置されていることが多い。

メイン武器・近接武器・スペシャル武器はダンジョン内に隠されており、発見するとセーブポイントから装備を変更することができます。武器毎に攻撃範囲や速度、ダメージ等が異なり、特性が大きく異なるため、ステージに併せて使い分ける必要があります。

近接武器は繰り出しが早く攻撃力も高いため使いやすいです。

また、ステージ内に配置されている “ブラッドメダル” といったアイテムを消費することで武器の強化が可能です。余った”復活の神像”はブラッドメダルに換金できるため、積極的に見つけたら回収していきましょう。

強化は武器の特性が追加されるスタイルです。

ステージは基本的に一本道で、クリアまでは6時間程度でした。やりこみ要素などは殆どありませんがクリア後は装備引継ぎ&超高難易度のフルメタルモードで遊ぶことができます。価格を考えるとボリューム的にはやや少ないように感じました。

おすすめポイント

・グロイ!うるさい!パンク!

メタルスラッグや魂斗羅を彷彿とさせる昔ながらの2Dアクションで、回避やダッシュというアクションの無い硬派なシューティングです。とにかく「グロテスクに」・「派手に」がテーマで、全体的にビジュアル・BGMの主張が強めです。BGMはパワフルなメタルサウンドが採用されており、戦闘を盛り上げてくれるためイケイケ感があります。難易度は高めで、雑魚敵を倒しまくるというよりは悪魔城ドラキュラのように一体一体の敵をしっかり倒しながら進んでいく感じの作品です。操作性が良く死んでも何度も近くからリトライできるため、あまり理不尽さは感じませんでした。

敵を攻撃すると血や謎の液体が噴き出す
新しい武器を入手する度にヘッドバンキングする主人公

この手の作品のお約束である、乗り物に乗ってのバトルや、巨大なボスとのバトル、強制スクロールの戦闘など、楽しいシーンが盛りだくさんで、最後まで楽しめました。武器の種類も豊富で、火炎放射器やレールガンで敵を吹き飛ばしたり、斧や触手で敵をなぎ倒したりと爽快感溢れる作品となっています。BGMや綺麗なドット絵が相まって一昔前の映画を見ているような高揚感がありました。

ボスに大量のミサイルをぶっ放す図

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・昔ながらの2Dアクションが好きな人

The洋ゲーといった感じのド派手でノリのよい作風ながら、昔ながらのシンプルな2Dアクションシューティングです。精巧かつグロテスクなグラフィック・BGMのクオリティが高く、操作性も良好なため、高難易度のアクションシューティング、綺麗なドット絵、ヘビメタが好きな人にはおすすめできる作品だと思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

高難易度のアクションが苦手な人
・シナリオに期待している人

主人公の体力が少なく、敵の体力が多めなため、難易度はかなり高めです。ボス戦では敵の攻撃パターンをしっかり覚えて回避する必要があり、シビアな戦いを強いられるため、高難易度のアクションが苦手な方にはおすすめできないと思います。また、ストーリーはプレイヤーを完全に置いてけぼりにしたような内容なので、ストーリー重視の人にもおすすめできないと思います。

ここに注意!

がっつりグロテスクな表現は殆どないですが、血がドバドバでます。血が苦手な人や小さな子供にはおすすめできません。

敵の攻撃力が高く、難易度はやや高めです。油断すると雑魚敵にもやられてしまうので、慎重な立ち回りを強いられます。復活の神像は頻繁に手に入るので、最初はセーブポイント毎にセーブ・回復することをおすすめします。また、ボス戦では武器の有利不利がはっきりするため、取りこぼしが無いように探索することが好ましいです。

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総括

サイドビュー形式の硬派な2Dアクションです。魂斗羅に似たゲームシステムですが、グラフィック・BGMがとにかく派手で、敵をなぎ倒しながら進んでいくため、爽快感が凄いです。一方、難易度は高めで繊細な操作を要求されるため、高難易度のアクションが苦手な人には向いていないと思います。洋ゲーやヘビメタが好きな人、昔ながらの2Dアクションシューティングが好きな人にはおすすめできる作品なので、気になった人は是非遊んでみてください。

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