Unto The End 壮大な帰宅の旅!【レビュー】

ゲームレビュー
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こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Unto The End という 2D アクションゲームの紹介を行います。サイドビュー形式の2Dアクションで、立ちはだかる敵や大自然のトラップに立ち向かいながら帰宅するという壮大なストーリーの作品です。良かった点や微妙に感じた部分が多々あったのでまとめていこうと思います。

それでは早速紹介していきます!

概要

タイトルUnto The End(アントゥー・ジ・エンド)
対応機種Steam, PS4, Nintendo Switch
価格2,479円(PS4) 2,480(Switch, PC)
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンル2D アクション
開発元 / 発売元2 Ton Studios / Big Sugar
一言現実は非情なり。

ストーリー

愛する妻子の待つ家に帰ることを目標としたゲームです。家に頑張って帰りましょう。

こんなゲーム

サイドビュー形式の2Dアクションゲームです。主人公を操り、妻子の待つ家に帰ることが目標です。トラップや襲い掛かってくる原住民(?)を退け、洞窟や雪山、草原を抜けて家に帰ります。基本的には一本道ですが、所々分岐があり、取った行動など応じてエンディングも分岐します。

洞窟の中は松明が無いと真っ暗。

操作はジャンプ・ローリング(回避)、上段斬り、下段斬り、体当たり、パリィ、ダガーの投擲、アイテムを拾う、アイテムを使用する等、操作はかなり複雑です。最初から全てのアクションを使用可能ですが、使うタイミングは指示されないため、自分で試行錯誤していく必要があります。

2Dアクションにしてはかなり複雑な部類

道中には即死系のトラップやエレベーター、鍵の付いた扉等、様々なものが用意されています。謎解きやパズルはやや少なめですが、全体的に暗めなので、常に緊張感があります。

明らかな罠。どうやって先に進むのか。

戦闘では、いきなり襲い掛かってくる敵を上段・下段斬り、ローリング、タックル等を駆使して返り討ちにします。戦闘はシステムが独特で、基本は、上段・下段へ飛んでくる敵の攻撃をパリィした後に反撃します。

こちらの手数も多いため、色々試してみましょう。

主人公は被弾すると出血状態となります。そのままだと死んでしまうのでハーブや気付け薬で出血を止めるか、焚火のある休憩所で傷を治す必要があります。残機等の概念はなく、死んだらすぐに直前のチェックポイントから始まります。戦闘やトラップの前にはチェックポイントがあることが多いので、長時間の戻し作業はほぼ不要です。焚火は装備のアップグレード等もできるため、洞窟内のオアシスです。

焚火があると大怪我も一瞬で治りますw
アイテムも組み使いどころを自分で探したりする必要がある。

焚火の休憩所からは、いつでも戦闘のチュートリアルステージに移動できます。戦闘システムはやや複雑なので、最初に挑んでおくことをお勧めします。

思い出の中(?)で子供と妻と会える。妻と戦闘訓練。

アイテムは敵の死体や物陰から拾うことができ、拾ったアイテムを組み合わせて着付け薬や投げナイフを作成することができます。アイテムはすべて自作ですが、落ちている松明や投げナイフは拾って再利用することもできるので、見つけたら積極的に拾っておきましょう。

エンディングまでは 3 – 4 時間程度でクリアでした。エンディングは分岐するため、2週は遊べますが、細かいやりこみ要素などはほぼありません。

おすすめポイント

・とことんリアリティを追求した作品

主人公はいたって普通の人間です。必殺技はありませんし、出血を放置すると死にます。また、剣や投げナイフ、松明はどこかに落とすとロストしてしまいます。ダッシュの代わりにローリング使用できるのですが、ローリング中に壁にぶつかると出血したり、少しでも高いところから落ちると死亡扱いになることが多々あり、非情な現実を思い知ることができます。

天井から顔面に向けて木の板が飛び出てきた!これは痛い!

また、攻撃を受けた時など、事ある毎に剣や松明を落としてしまい、そのままロストしてしまったり、落としたアイテムが非常に見つけ辛い点等、嫌に現実的な部分が多く、良くも悪くも苦しめられました笑。臨機応変に敵やトラップを躱し、反撃したり、時には敵から逃げたりとクリアの方法を模索していくところがユニークです。

複数の敵を同時に相手するのは本当にきついです。戦いは数。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

高難易度のアクションを求める人
・ノーヒントで謎に立ち向かいたい人

戦闘のゲームスピードが異様に早く、難易度は非常に高めです。反射神経重視なシーンが多いので、高難易度のアクションが好きな方にはお勧めです。また、全体的にボリュームも少ないので、RTA 勢にも向いているかもしれません。謎解きやゲームシステムについてのもヒントが最低限なので、試行錯誤して問題に立ち向かいたい人にはお勧めできる作品だと思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・ストーリー性を求める人
ボリュームやコスパを求める人

敵同士が戦っていたり、意味のありげなオブジェクトが配置されていたりはしますが、全体的にストーリーの掘り下げはなく、主人公の外出先、敵に襲われた理由、オブジェクトや敵の説明等は一切明かされません。ボリュームも非常に短かく、価格も高いため、ストーリー性やコスパを求める人にはお勧めできない作品だと感じました。また、パズルも少なめなので、パズルゲームとしては一切お勧めできないです。

ジェスチャーから敵の意図を汲み取る必要がありますw

ここに注意!


個人的にいまいちと感じた所を下記に記載していきます。

■戦闘が非常にハード
敵の攻撃をパリィして、敵がひるんだ際に攻撃を叩き込むわけですが、敵の攻撃の予備動作が短すぎてパリィが非常に困難です。デフォルトの設定では連続のパリィがかなり難しいので、設定から戦闘時のゲームスピードを遅くすることを推奨します。

そのうえで、下記のような理不尽な部分が多く、爽快感よりもストレスが勝る部分が多く残念に感じました。

・敵の体力に比べて主人公の体力が明らかに少ない
・敵は攻撃を当ててもひるまないことが多いのに、主人公は攻撃を受けると派手にダウンし、起き上がり時に再度攻撃を喰らうことがある。
・敵はガシガシ攻撃してくるものの、こちらは2-3回パリィした後に、上段または下段の攻撃を的確に当てなければならない。
・柔軟且つ臨機応変に戦うことを推奨されているものの、フィールドや天候などの要素を一切活用できない。

■ビジュアルが微妙
エンディングまでの大半の時間を洞窟内で過ごすのですが、洞窟内は非常に暗く、松明をつけても画面の7割程度は常に真っ暗です。主人公がいる足場よりも手前のレイヤーに他の足場やオブジェクトが描かれていることも多く、分かり辛さに拍車をかけていました。既定の設定は暗すぎるので、こちらも明度を上げることを推奨します。

■コスパが悪い
エンディングまでは一周で 3 – 4 時間程度でクリア可能とボリュームはかなり少なめです。マルチエンディングではありますが、2400円という価格には見合っていないように感じました。

どうしても戦闘がクリアできない場合、多くの戦闘は戦闘自体を回避することもできるので試してみてください。

類似のゲーム

LIMBO・・・一方通行のパズルアクションゲーム。雰囲気はどことなく似ている。こちらの方がお勧め。紹介はこちら
INSIDE・・・同上。LIMBO と同じ会社でパワーアップした作品。紹介はこちら

総括

サイドビュー形式の2Dアクションです。戦闘ありの LIMBO に近い雰囲気の作品で、愛する妻と子供が待つ家に帰ります。妙に現実的なポイントが多くツッコミどころ満載ですが、戦闘の難易度が異様に高い点、ボリュームが非常に少ない、シナリオ性が殆どないという欠点が目立ちました。

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