こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Unruly Heroes という 2D アクションの紹介を行います。西遊記でお馴染みの孫悟空ご一行を操り、面妖なる妖怪たちを退治しまくるアクションゲームです。それぞれのキャラクターの特徴を活かして先に進んでいく冒険と最大4人での協力・バトルが盛り上がる作品なので気になった人は是非遊んでみてください!
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | Unruly Heroes |
対応機種 | Steam, Nintendo Switch |
価格 | 2,200(Steam, Switch), 2,241円(PS4) |
プレイ人数 | 1-4人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D アクション |
開発元 / 発売元 | Magic Design Studios / Magic Design Studios |
一言 | 心が汚れているからか、三蔵法師が顔芸してるようにしか見えない。。。 |
ストーリー
この世界の均衡を保っていた聖なる経典は引き裂かれ、風によって散らばってしまいました。そして現在、奇妙で恐ろしい怪物たちが国中で争いと混沌の種をまき散らしています。波の流れを変えることができるのは、まったく正反対でちぐはぐなヒーロー4人組:賢人である三蔵、恐れ知らずの猿・悟空、貪欲な豚の八戒といささか繊細な妖怪の沙和尚だけ。西の旅へと赴く彼らは、経典の断片を集めるため幻想的な世界をくぐり抜け、邪悪な魔物の軍団と戦っていきます。そう、どんなにダメ元でもがむしゃらに突き進むのみです!
(Steam Store より抜粋)
こんなゲーム
サイドビュー形式の 2D アクションです。主人公の孫悟空・三蔵法師・猪八戒・沙悟浄を操り、29のステージをクリアすることが目標です。主人公4人はいつでも切り替え可能で、キャラクター毎に攻撃方法、特殊アクションが異なり、体力も独立しています。
基本操作は移動・ジャンプ・攻撃・ダッシュ・特殊アクション・キャラクターの切り替えです。道中では魔物が襲い掛かってくるので倒しながら先に進んでいきます。攻撃ボタンは連打でラッシュを繰り出したり、ダッシュ攻撃や空中攻撃が出せたりと多彩です。
それぞれのキャラクターは敵を攻撃することで必殺技ゲージが溜まり、貯まったゲージを消費して必殺技を繰り出すことができます。必殺技はキャラクター毎に様々な方法で敵を攻撃し、大ダメージを与えることができます。繰り出している間は無敵なので、ここぞというところで使いたいところです。
孫悟空と沙悟浄は2段ジャンプ、猪八戒と三蔵法師は空中浮遊が可能です。キャラクターの切り替えはいつでもできるので、遠くの足場に飛び乗りたい時は浮遊を使えるキャラ、高い足場に乗りたい時は2段ジャンプを使えるキャラといった感じで随時切り替えながら進んでいきます。
また、銅像の前では特殊アクションを繰り出すことができ、届かない足場に登ったり塞がった道を切り開いたりすることができます。こちらもキャラクター毎にアクションが異なるため、銅像のモデルとなったキャラクターに変化して使いましょう。一部の銅像は押して移動させることができるためキャラクター毎の特殊アクションの特徴を理解し、使いどころを考える必要があります。
各ステージはゴールに到着することでクリアとなり次のステージに進めるようになります。また、各ステージには合計 100 枚のコインと1つの巻物が配置されています。これら全てを回収することと、決められた目標タイム以内でクリアするというやりこみ要素が用意されています。
穴に落ちたり体力がなくなってしまうとそのキャラクターは使えなくなってしまいますが、キャラクターの魂が空中を漂ってきて、プレイヤーが魂を攻撃することで復活することができます。ボス戦では魂が敵の攻撃で壊されて復活することができなくなることもありますが、上手くプレイすれば何度でも復活することができるため、アクションゲームが苦手な人でも楽しむことができると思います。
1ステージは 5 – 10 分程度でクリア可能です。ステージ数は 29 とボリュームは多めです。後述する対戦要素も用意されているため、長時間遊べる一本だと思います。
おすすめポイント
・待ち受ける様々なギミック
30近いステージが用意されておりますが、ステージ毎に登場するギミックが異なり、最後まで楽しめる作品に仕上がっています。謎解きや強制スクロール、変身やレールを伝って先に進んでいくといった2Dアクションとして鉄板かつ安定して楽しめるギミックは勿論、4人の主人公の特徴や西遊記に所以のあるアイテムを上手く使いこなして進んでいくシーンも用意されています。
操作性は良好で、出現する謎解きもシンプル、ギミックも取っつきやすいものばかりなので、万人受けしやすい作品でマルチに向いている作品だと感じました。
・2-4人協力 / 対戦プレイに対応
本作では2-4 プレイでの協力プレイだけではなく、バトルモードにも対応しており、Steam では Remote Play Together にも対応しております。newスーパーマリオブラザーズのようなイメージで、冒険ではみんなで一緒に探索できますが、所々足の引っ張り合いが多発し、盛り上がります。死んでもすぐに復活できるため、雰囲気が悪くなることはありませんが、カメラワークや復活の仕様の関係上、がっつりクリアするなら1人で攻略する方がスムーズに進む作品だと思いました。
バトルモードではローカル・オンラインバトルに対応しており、チーム戦やアイテムを用いたバトルなど、本編とは違った遊び方を楽しむことができます。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・2-4人でアクションゲームを楽しみたい人
戦闘ありのNew スーパーマリオブラザーズのような雰囲気で、最大4人でワイワイ楽しむことができます。死んでしまっても復活できるので、ゲームが苦手な人でもなんとか楽しめます。1人で遊んでも楽しいですが、共闘や足の引き摺りあいで盛り上がること間違いなしの作品なので、複数人でのプレイをお勧めします。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・謎解き要素を楽しみたい人
・ストーリーを楽しみたい人
謎解きは非常に簡単でおまけ程度です。複数人でプレイすると直ぐに誰かが回答に辿り着いてしまうレベルなので、謎解き要素を楽しみたい人にはお勧めできない作品だと思います。また、ストーリーについてもかなり薄味なので期待しないことをお勧めします。
ここに注意!
体力ゲージはありますが、穴に落ちると即死なため意外と死にやすいです。後半は難易度高めで、ギミックの攻略に必須のキャラクターが死んでしまうと復活までしばらく待つ必要があるので、
類似のゲーム
New スーパーマリオブラザーズシリーズ・・・1-4人で遊べる2Dアクション、シンプルだやや難易度が高く復活しやすいので複数人でのプレイが盛り上がる。
Bladed fury・・・一人プレイ用のアクションですが、古代中国の神話をモチーフの2Dアクションで雰囲気は似ている。紹介はこちら。
総括
サイドビュー形式の 2D アクションゲームで、西遊記の4人組を操り魔物の軍団たちに立ち向かいます。2D マリオに戦闘を加えたようなシステムで、西遊記ならではのキャラクターの特性・アイテムを活かして進む王道アクションです。
正直、あまり期待はしていなかったのですが、主人公4人の特性を切り替えながら進むゲーム性・ボリュームとギミックの多さ、やや癖が強いものの迫力満点なグラフィック等、全体的にクオリティが高く最後までがっつり楽しめました。複数人で遊ぶことに向いている作品なので、気になった人は是非遊んでみてください!
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