こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Twelve Minutes というポイント&クリック形式の謎解きゲームを紹介します。繰り返される時間のループを乗り越えて、謎の男の襲撃を回避して妻の命を救うことが目的の作品です。ループを活かした謎解きが楽しい作品なので気になった人は、是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます!
#本作はネタバレ要素を含みません。
概要
タイトル | Twelve Minutes |
対応機種 | Steam, PS4(5)(発売予定) |
価格 | 2,700円(Steam) |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 謎解きゲーム |
開発元 / 発売元 | Luis Antonio / Annapurna Interactive |
一言 | タイムリープに対する妻の適用力が高すぎて凄い。 |
ストーリー
妻とロマンチックに過ごすはずだった夜は、刑事を名乗る男が突如として部屋に押し入ったことで、悪夢へと変貌した。刑事は妻が殺人犯だと言い、プレイヤーを殴り殺してしまう。
だが奇妙な運命のいたずらにより、プレイヤーは玄関のドアを開けようとするその瞬間に戻ってくる。12分間のタイムループに囚われ、同じ恐怖を何度も何度も体験するのだ。
何が起こるか知っていることを利用し、結果を変えてループを断ち切る方法を見つけられるまで……。
こんなゲーム
見下ろし型の謎解きゲームで、家に訪れる謎の男の襲撃に備えます。操作は全てマウスで行い、特定の場所をクリックすると移動、アイテムをクリックすると回収、回収したアイテムをドラッグ&ドロップすることで特定の場所や人にアイテムを使用することができます。
本作はリアルタイムで時間が進み、ゲーム開始から10分後に男が家にやってきます。男の目的は主人公の妻で、妻が殺人を犯したと訴えてきます。妻は無実を訴えますが、妻は男に組み伏せられてしまい、主人公は殴り殺されてしまいます。
主人公の男には何故か不思議な力が宿っており、家の外に出たり、主人公が死んでしまうと襲撃が起こる10分前に時間が戻ってしまいます。主人公の記憶は引き継がれるので、未来で知りえた情報を基に新たな行動を取ることで、襲撃犯の野望を食い止めます。
マルチエンディング制ですがストーリーはほぼ一本道で、クリアまでは 3-12時間程度です。一部難しい所がありますが、できることが少ないのでそれほど難しくはありませんでした。
おすすめポイント
・ループを前提とした謎解き
ストーリーにループを組み込んだ作品で、下記のようなループもの特有の特徴を本作でも楽しむことができます。
・アイデア次第で様々な展開が起きる。
・前のループで得た情報を使って新しい行動を取ることができる。
・これまでと同じ展開だと思って進めていると突如新しい展開が起きる。
物語はリビング+洗面所+寝室+物置だけで完結するためそれほど複雑ではなく、1周も短いので遊びやすいです。プレイヤーの目的も一貫して分かりやすいため、謎解きにはさほど苦労しませんでした。ボリュームはそれほど多くないですが、ストーリーが進むにつれて話が二転三転するため、最後まで飽きずに楽しむことができました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・ループ系の作品が好きな人
・謎解きゲームが好きな人
謎解きゲームやループものの作品としてはクセが無く、一週が短時間でクリアできるため遊びやすい作品です。試行錯誤で徐々にストーリーが進んでいく点、これまでの知識を活かして新たな活路を見出す点が楽しい作品なので、ループ系の謎解きが好きな人にはお勧めすることが出来ると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・忍耐力が無い人
・コストパフォーマンスを重視する人
プレイヤーの出来ることが少ないため、一度躓くと延々と同じシーンを繰り返すこととなります。ヒント機能も無いため、忍耐力が無い人にはお勧めすることが出来ないかもしれません。
また、定価は 2,700 円のわりにボリュームは6時間程度で完全クリア可能とやや割高です。コストパフォーマンス重視の人にはお勧めすることはできないと思います。
ここに注意!
時間をスキップをすることができるのですが、いつでもスキップできるわけではないので若干テンポが悪い点、行動を間違えた時に戻ってくるまでに時間を要する点が気になりました。
類似のゲーム
見つけ次第記載します。
総括
ポイント&クリック形式の謎解きゲームで、時間のループを利用して妻に襲い掛かる襲撃者を撃退します。価格はやや割高感がありますが、ループものの作品中ではクセが無く遊びやすい作品だと思いました。時間ループ系の作品・謎解きゲームが好きな人にはお勧めできる作品なので、気になった人は是非遊んでみてください!
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