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Tunche 精霊探してアマゾンの奥地へ!【レビュー】

ゲームレビュー
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こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Tunche という2Dローグライクアクションを紹介します。5人の少年少女が森の精霊であるトゥンチェに会うために、アマゾンの奥地に向かいます。複数の強化要素が用意されているシンプルなベルトスクロールアクションで、マルチ協力プレイでのプレイが楽しい作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。

それでは早速紹介していきます!

概要

タイトルTunche
対応機種Steam, Nintendo Switch,
価格2,050円(Steam), 2,390円(Swicth)
プレイ人数1-4人(マルチプレイ対応)
言語日本語対応
ジャンル2D アクション, ローグライク
開発元 / 発売元LEAP Game Studios / HypeTrain Digital
一言ハットキッドのダンスが可愛くて和みました。

ストーリー

5人の少年少女がそれぞれの目的を達成するためにアマゾンの奥地に潜む、森の精霊、トゥンチェに会うために冒険に出ます。アマゾンでは怪しげな精霊との邂逅、危険な原生生物や巨大な番人との苦闘が待ち受けています。困難を乗り越えた先で、彼らはトゥンチェに会って目的を果たすことはできるのでしょうか。

こんなゲーム

サイドビュー形式の2Dアクションで4つのエリアのクリアを目指します。ローグライク形式なので、各プレイは独立しており、プレイヤーは何も持たない状況からプレイが開始します。

操作は移動・ジャンプ・通常攻撃・魔法・必殺技・ローリング(回避)・ポーションの利用ですが、プレイを重ねることで受け身やコンボ攻撃等の新しいアクションが利用可能となります。各エリアは複数のマップから構成されており、基本となる雑魚敵マップでは出現する敵を全滅させることで次のマップに進めます。

ベルトスクロール形式のアクションで、前後と奥行きを合わせて敵を攻撃します。

通常攻撃はパンチや傘での近接攻撃で、連続で繰り出すとコンボが繋がります。魔法はマナを使った遠距離攻撃で、使い勝手が良好です。通常攻撃を敵に攻撃を当てると、マナと必殺技ゲージが回復します。必殺技は必殺技ゲージを消費して広範囲に大ダメージを与えることが出来ます。

敵の数が多いので囲まれないような立ち回りが重要です。
ルミの必殺技、前後に地ならしを起こして大ダメージを与えます。

敵に攻撃を連続で当てるとキャラクターのコンボゲージが上昇し、D~SSSまでランクが上下します。上のランクになるほど、必達技ゲージが溜まりやすくなりますが、敵から攻撃を受けるとランクがダウンしてしまいます。同じ攻撃を連続で当てるよりも、様々な攻撃を当てる方がコンボゲージが早く溜まります。そのため、ジャンプ攻撃や魔法、敵を浮かせるアッパーカットといった攻撃を組み合わせて、より高いランクを目指しながら戦うこととなります。

100コンボ繋いでSSまで溜まったシーン。

道中ではオーブという装備アイテムを獲得することがあります。コンボのランクがA以上であれば追加攻撃が発生するもの、体力が回復するもの等、様々な恩恵を受けることができます。最初はどの効果もささやかですが、後述するクレジットで永続強化をすることができるため、周回を重ねることでクリアしやすくなります。

オーブは複数所持することができ、クリアまでに4~6個程見つけます。

マップは雑魚敵部屋やショップ部屋、チャレンジ部屋等から構成されます。雑魚敵部屋やチャレンジ部屋ではクリア時にオーブや経験値、お金を獲得することができます。エリアの最後では強力なボスが待ち受けているので、ポーションやオーブを購入してボスに備えます。

次のステージに進むときは、次の雑魚敵部屋で獲得する報酬の種類を選択します。
ミッションをクリアすると経験値やオーブを入手することができます。
ショップから体力回復アイテムやオーブを購入できます。
目がやばい色のボスイルカ。ダメージを与えると途中で攻撃パターンが変わります。

プレイ終了後は獲得した経験値やクレジットを使ってキャラクターやオーブの永続強化、新アクションの開放等が可能です。特に新しいエリアをクリアすると大幅に攻撃力・体力の強化できるため、一度クリアしたステージはクリアしやすくなっています。

コマンドを事前に覚えておきましょう。
エリアに回復ポイントを追加することもできます。

プレイアブルキャラクターは5人でそれぞれ攻撃方法が異なり、1プレイは1時間程度でクリア可能です。特定の条件を満たしたり、何度もプレイすることで主人公5人のバックグラウンドや敵キャラクターの生態等を知るやりこみ要素が設けられています。

イラストやTIPSとしてストーリーが補完されます。

おすすめポイント

・手数の多いアクションと可愛らしいデザインが魅力

操作感は良好で、中盤からは攻撃手段が豊富になります。どの攻撃を当てても殆どの敵が怯み、適当に通常攻撃やジャンプ攻撃を挟むだけでもコンボが繋がります。上手く立ち回ると200コンボ以上繋げることができ、派手なエフェクトが表示されるため爽快感があります。

絵本のような可愛らしいデザインと滑らかなアニメーションも魅力的です。後述の通り難易度調整はやや微妙ではあったのですが、BGM含めクオリティは全体的に高めでした。

クリティカル発生時のエフェクトが気持ちよいです。


・マルチプレイ対応

本作は1人〜4人での協力プレイに対応しており、Steam版であればRemote Play Togetherにも対応しております。敵の攻撃が分散し、ダウンした敵を集中して攻撃できるため、戦闘を有利に進めることができます。1人でクリアできない場合には、是非マルチプレイで挑んでみることをおすすめします。

やられた時は復活のほこらというマップに訪れるか、ボスを倒すことで復活できます。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・家族や友人とプレイする人

1人でも楽しむことはできるのですが、マルチプレイの方がより盛り上がることができます。やられてしまっても全滅しなければクリア可能なため、マルチプレイのアクションゲームを求める人にはおすすめすることができると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・ローグライク/ハクスラ要素に期待している人
周回前提の作品が苦手な人

周回する度に出現する敵や報酬は異なるのですが、毎回大体同じような立ち回りとなるためランダム性は低いです。何度もプレイしたい人、ローグライク/ハクスラ要素に期待している人にはおすすめすることはできないと思います。

また、序盤は敵の体力が高い上に必殺技も使えないので、ひたすら敵を殴るだけになります。最初のエリアをクリアしたあたりから、アクションが増えてステータスも高くなってくるため、楽しくなってきますが、最序盤はややしんどい思いをするので、周回前提の作品が苦手な人にもおすすめすることができません。

ここに注意!

プレイしていて何度かゲームがフリーズしました。常にセーブはされていてゲームを落としても同じところから再開可能なので、そこはご安心ください。

記載の通り周回が前提の難易度ですが、序盤は必殺技すら使えないのでテンポが悪いです。また、他のキャラクターを使う場合、経験値が引き継がれない点がかなり面倒だと感じました。

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総括

ベルトスクロール形式の2Dアクションで、5人の少年少女を操りアマゾンの奥地に向かいます。攻撃手段とステータスが乏しい序盤がしんどいですが、プレイを重ねることで攻撃手段が徐々に増えてきて楽しむことができました。やや序盤のハードルが高いかもしれないのですが、ゲーム性自体は王道アクションでマルチにも対応した作品なので、気になった人は是非遊んでみてください!

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