こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Trine 4 というパズルアクションを紹介します。シリーズ恒例の3人の主人公の特性を活かしながら進む、協力プレイ可能なパズルです。パズルの質やビジュアル、BGMを含めて全体的にクオリティが高く、友人と楽しくプレイすることができる作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます!
#本稿はDLCの内容を含まれません。
概要
タイトル | Trine 4 The Nightmare Prince |
対応機種 | Steam |
価格 | 3,850円 |
プレイ人数 | 1~4人(マルチプレイ対応) |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | パズルゲーム, 2Dアクション |
開発元 / 発売元 | Frozenbyte / Frozenbyte |
一言 | 動けるデブのごり押しが好きです。 |
ストーリー
Trineの3人の英雄(アマデウス・ゾヤ・ポンティウス)は、セリウス王子を悪夢の魔法から救い出し、アストラルアカデミーに戻すための冒険に出ます。行く先々には様々な障害が待ち受けていますが3人で力を合わせば困難も乗り越えることができます。
こんなゲーム
サイドビュー形式の2Dアクションで、3人の主人公を操作して約18のステージをクリアします。操作は移動・ジャンプ・固有能力の活用です。キャラクターは3種類でそれぞれ異なる複数の特殊能力を持っています。シングルプレイでは3人のキャラクターを切り替えながら、マルチプレイでは1人1キャラを操作します。
キャラクターは下記の様な特徴を持ちます。それぞれの能力で大きな穴を渡ったり、ギミックを動かしながら先に進むこととなります。
アマデウス・・・青のローブを纏った魔法使い。魔法で足場や球体を作り出す。作り出したものを魔法で浮かせ、高速で敵にぶつけると大ダメージを与えることができる。瞬間移動も利用可能。
ゾヤ・・・弓とロープを使いこなす女盗賊。2つの場所をロープで繋げて引っ張ったり、足場にして渡ることができる。ローリングは回避で無敵時間が発生する。火と氷の矢も利用可能。
ポンティアス・・・パワフルな剣捌きで敵を圧倒する騎士。剣で蔦を切ったり、盾で敵の攻撃や光を反射することができる。ヒップドロップやダッシュも利用可能。
下記はゾヤがロープでシーソーの位置を調整、ポンティアスがヒップドロップでシーソーを起動し、アマデウスをハイジャンプさせたシーンです。
下記はアマデウスが魔法で足場を作りつつ、不思議な窓を移動させるシーンです。ポンティウスの盾で窓から入る光を反射させて、すべてのライトを照らすことを目指します。ゾヤは出番がないですが、アイデア出しに参加することはできます。
道中には戦闘シーンも用意されており、弓矢や魔法、剣で攻撃したり、ダッシュや瞬間移動を用いた回避で戦います。戦闘パートでは出現する敵をすべて倒すことで先に進むことができます。戦闘時以外はミスとなった場合もすぐに復活することができますが、戦闘中に倒れた時は復活することはできず、他のプレイヤーに助けてもらう必要があります。意外と敵の攻撃力が高い+全滅してしまうと戦闘の最初からやり直しとなるため、慎重に立ち回りましょう。
道中では進行度やアイテムの収集状況に応じてスキルポイントが溜まり、新しいスキルの獲得や強化が可能です。戦闘でも有利に立ち回れるようになる他、パズルの幅も広がっていくため、終盤以降も一切飽きることはありませんでした。強化も自由に振り直しができるため、気軽にトライすることができます。
各ステージには収集要素・隠し要素としてストーリーを補完するアイテムやジェムが用意されています。回収し損ねても近くの場所から再開することができる点は魅力的でした。しっかり探すとギリギリ一度で全部回収できるレベルの程よい難易度でした。
難易度はイージー・ノーマル・ハードの3つから選択可能です。私は3人でプレイし、11時間程度でクリア+実績をコンプリートできました。
おすすめポイント
・マルチ協力プレイ向けのパズルアクション
キャラクターの特性が活かされるようなギミックやパズルが多数出現します。ギミックの種類やアクションの幅も豊富で映像も綺麗、バグも少なめと全体的にクオリティが高いため遊びやすいです。どのキャラクターも存分に活躍する機会があり、時には複数のキャラクターの特性を組み合わせて解いたり、複数の解法がある場合もあるため、友達とワイワイ意見を交わしたり協力しながら挑むことが楽しい作品だと感じました。
また、多くのパズルにおいて想定されていないであろうごり押しでの方法でクリアできることも多々あります。意外な挙動に驚かされたり、抜け道を探すことも楽しいポイントだと感じました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・マルチ協力プレイ用の作品を探している人
・パズルアクションが好きな人
各キャラクターの特性を活かして取り組むパズルがてんこ盛りです。1人でじっくりと進めることもできますが、友人と話しながらパズルを解き明かしたり、ゴリ押しで突き進むことが楽しい作品です。内容が王道で遊びやすい作品なので、マルチ協力用の作品を探している人やパズルアクションが好きな人にはおすすめすることができます。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・コストパフォーマンス重視の人
・戦闘要素を求める人
パズルの難易度はやや低め+ゴリ押しも可能なため、サクサクと解き進めることができます。やりこみ要素を含めてもボリュームはやや少なめで物足りなさを感じる人もいるかもしれません。また、戦闘はおまけ程度で8~9割がパズル成分となるため、戦闘要素を重視する人にはおすすめすることはできません。
ここに注意!
1ステージが30分程度とやや長めな印象です。途中で中断できない点はやや残念でした。
また、難易度はパズルは普通、アクションは易しめ、ラスボスだけが難易度が高めです。4人でプレイする場合はキャラクターが自由に使えるため、更に難易度は易しくなると思います。
フルプライスは高価ですが、定期的にセールで75%オフになるので、急ぎでなければセール中の購入をおすすめします。
類似のゲーム
Trineシリーズ1~5・・・ゲーム性は全て同じのためおすすめです。ストーリーの観点では途中の作品からのプレイでも問題ありません。
総括
大人気パズルアクションシリーズ、Trineの4作目にあたります。これまで同様にマルチプレイに対応しており、それぞれのキャラクターの個性を活かして協力しながら先に進んでいくプレイスタイルが楽しい作品です。お手本のような王道アクションパズルで、とっつきやすい作品なので、気になった人は是非遊んでみてください!
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