こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は TOEM(トーエム)というアドベンチャー作品を紹介します。カメラを片手に世界を旅して風景や生き物を撮影するハートフルな作品です。どうぶつの森のようなスローライフな世界観と可愛らしいデザインが魅力的な作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます。
概要
タイトル | TOEM(トーエム) |
対応機種 | Steam, Nintendo Switch, PS |
価格 | 2,050円(Steam), 2,180円(Switch), PS |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | アドベンチャー |
開発元 / 発売元 | Something We Made / Something We Made |
一言 | よくよく考えたら宿無しの生活だし結構大変ですね・・・ |
ストーリー
祖母と2人暮らしの主人公。
祖母に背中を押されて、主人公は初めての一人旅に出かけます。
祖母がかつて見たというキイルバーグの山頂のに輝く自然現象、トーエムを写真に収めるため、祖母から譲り受けたカメラを持って旅に出ましょう。
こんなゲーム
見下ろし型のアドベンチャー作品で、6(+α)つの箱庭型のステージの攻略を目指します。操作は移動・カメラ撮影・装備の変更・話しかけるです。主人公はいつでもカメラを構えて、レンズ越しの風景を写真に収めることができます。
新しい動物や植物の写真を撮った場合は自動的にアルバムに登録されます。また、好きな写真を256枚まで保存して後から見返すこともできます。自分だけのアルバムを作ることが楽しい作品です。
各ステージは複数のエリアから構成されており、道中では様々な人に出会います。その中にはとある瞬間や風景を収めた写真、特定のアイテムを欲しがっている人がいます。彼らに目当てのものを渡すことで、コミュニティへ貢献した証であるスタンプをお礼としてもらうことができます。
進行中のクエストはスタンプカードからいつでも確認することができます。スタンプが一定数貯まると次のステージに進むバスに乗ることができます。クエストは多めに用意されているため、早々に次のステージに進んでも良いですし、他のミッションをクリアしてから先に進んでもOKです。
また、特定のクエストをクリアすることで新しい服を獲得することができます。特定の装備でしか先に進めない場所もあるため、1つのクエストに固執せず、出来るものからクリアしていきましょう。
ステージは6つ用意されており、やり込み要素として図鑑埋めや実績機能が用意されています。エンディングまでは5時間程度、やり込み要素を含めると10-15時間程度は楽しむことができます。
おすすめポイント
・スローライフな世界観
手描き+モノクロ風のペーパークラフトのような質感のデザインが魅力的な作品です。箱庭の中に個性豊かな生き物、オブジェ、風景が配置されており冒険していて飽きません。基本は見下ろし型の視点ですが、カメラを覗くとレンズ越しの視点となり、ズームや見回すことで新たな発見がある点が魅力的です。
行く先々で様々なNPCと会い、時間に追われることなく音楽を流しながらのんびりクエストや着替え、図鑑埋めに熱中することができます。何気ない住人との会話やカメラ越しの発見によって日常生活で荒んだ心が洗われるような気持ち良さがありました。
パズルとしては目当ての写真を撮るだけではなく、特定の撮り方で写真を撮ったり、謎かけのようなお題を出されたりと若干頭を捻って解くようなものも出題されます。決して難しくはないのですが、程よい難易度でサクサク解けるため、辞め時を見失う中毒性がありました。
また、小ネタや隠れた実績なども多数用意されている点、ロード時間が短く操作性も良好な点が魅力的でした。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・一人旅な作品が好きな人
・写真を撮ることが好きな人
のんびりカメラを構えて写真を撮ったり、好きな音楽を流しながら気の向くままに旅をします。旅をして好きな景色を見たり、色々な人と交流することが好きな人、スローライフな作品が好きな人にはおすすめすることができると思います。
また、街の中には不思議な生き物やオブジェクトが多数出現します。フィルターや三脚を使って綺麗な・面白い写真を沢山保存、共有することができるので、写真を撮ることが好きな人にもおすすめすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・高難易度のパズルを求める人
・ストーリー性を求める人
パズルの難易度は控えめでアクション要素は一切ありません。難易度高めの作品では無いので、難しい作品を求めている人にはおすすめすることはできません。
また、ストーリーはかなりこじんまりとしています。キャラクターの掘り下げやストーリー性を求める人にもおすすめすることが出来ないと思います。
ここに注意!
基本はステージ内でパズルが完結するものの、一部パズルのみステージを跨ぐものがあります。どうしてもクリアできない場合は他のステージのパズルを解くことをお勧めします。
類似のゲーム
A Short Hike・・・こちらはアクション要素があるものの、雰囲気は似ているアドベンチャー。紹介はこちら。
総括
世界を旅しながら個性豊かな住人達の悩みをカメラで解消することを目標とするアドベンチャーです。ジオラマのような箱庭ステージの中に散りばめられた程よい難易度のパズルをまったりと解く点が楽しいポイントでした。レンズ越しに風景を眺めたり、個性豊かな住人と交流することが楽しい作品なので、気になった人はぜひ遊んでみてください!
コメント