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Think To Die 急いで死ね!ゴールは墓場!【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Think To Die というフリーゲームを紹介します。通常のゲームとは違い、各ステージで死ぬことがクリア条件になるという変わったパズルゲームです。多種多様なギミックや大量のステージのおかげで中々楽しむことができる作品なので、時間を持て余している方にはお勧めできる作品だと思います!

日本語は非対応ですが、英語がわからなくても全く問題ないのでその点はご安心ください!

それでは早速紹介していきます。

概要

タイトルThink To Die
対応機種Steam
価格フリーゲーム
プレイ人数1人
言語日本語非対応(英語のみ)
ジャンルパズルゲーム2D アクション
開発元 / 発売元FelGC.GamesDevelopment / FelGC.GamesDevelopment
一言コンセプトは非常に良い。が、挙動は今一つ・・・

ストーリー

ストーリーは特にありません。キャラクターを操作してひたすら死にましょう。

こんなゲーム

ステージクリア型の2Dパズルゲームです。3D モデルの人間を動かし、死ぬことでステージクリアとなります。基本的な操作は移動・ジャンプ・ブロックを押す程度です。基本的にジャンプでトゲに乗るか、落ちるブロックの下敷きになることで死ぬことができ、クリアとなります。一方で、キャラクターが操作不能となって死ぬことができないため、穴に落ちる行為は死亡行為とならず、事実上ミスとなりやり直しが必要となりますw

パズルゲームなので残機等の概念は無く、何度もやり直すことが可能です。

スイッチに乗ったりブロックを置くことで、ギミックを動かします。
死んだときは派手な断末魔と共にポリゴン・液体をバラまきますw(ステージクリア時の画像です。)

上述の通り、ブロックの下敷きになって死ぬ必要がありますが、ブロックを持ち上げることはできないので、落ちるブロックの下に上手く潜り込む必要があります。中盤からは人数が増えて、全てのプレイヤーが死んで初めてクリアとなるため、ブロックを落とすタイミングやスイッチを押す順番を考える必要があります。

プレイヤーが複数いる場合には、ボタンで操作するキャラクターを変更可能です。

基本的なルールは以上ですが、中盤からは下記のような様々なギミックが登場し、ゲームを盛り上げてくれます。様々な環境でもストイックに自殺に勤しみましょうw

・無敵アイテム・・・取ってしまったら無敵になって死ぬことができなくなってしまう、実質お邪魔アイテム。大砲がプレイヤーに向けて撃ってくることもある。非常に迷惑。

・重力スイッチ・・・ON / OFFで重力を反転できる。ブロックを持ち上げる貴重な手段だが、大空に飛んでいくと、操作不能&死ぬことができなくなって詰む。

重力反転のでブロックが持ち上がっているシーン。既に壁にめり込んで死んでいるのでは・・・

・スーパーマン・・・バンダナを取得するとスーパーマン(?)に変身し、時間をスローモーションにしたり、瞬間移動が可能となります。上手く活用して死にましょう。(下記に10秒程度の動画を貼ってみました。)

瞬間移動で落としたブロックの着地点に先回り。

上記以外にも非常にシンプルですが、頭を使うもの、笑ってしまうもの、やけにアクション性が難しいもの等、様々なギミックが出現しているため、飽きにくい仕組みとなっています。

3D の奥行を活かしたパズルや
アクション性のみに特化したステージも

ステージ数は全部で144個と凄まじいボリュームです。ミニゲームなども用意されているので、かなり長時間遊ぶことができます。

おすすめポイント

・手軽に遊べる難易度と雰囲気

1つのステージ内のギミックの数は全体的に少なめで、早いものは数10秒程度で、難しいものでも数分でクリアできる難易度です。無敵アイテムを取ってしまった時やブロックの下に入ることができなかった時に、生き残ったのに「あぁっ…」と落胆してしまうところが新鮮でおもしろいと感じました。

初見殺し風味の一発ネタっぽいステージも。

各ステージをクリアする必要はなく、解けない(または操作性にイライラさせられる)ステージはスキップすることができるため、気軽に沢山のステージを楽しめることが可能です。

また、全体的にキャラクターや背景のポリゴンが(良い意味で)チープで、キャラクターが死んでも悲壮感や痛々しさを感じさせないような雰囲気となっています。上手く自殺して自キャラクターの断末魔を聞けたら嬉しくなるという稀有なゲームが新鮮で楽しめると思います。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・時間を持て余している人
・一風変わったパズルゲームを楽しみたい人

ボリュームが多いため、長時間遊ぶことが可能です。また、システムやクリア方法(、挙動)が独特なため、普通のパズルゲームに飽きてしまった人は楽しむことができるかもしれません。フリーゲームなので手軽に遊べる点はかなり魅力的だと感じました。
時々怪しい挙動をするのでバグが好きな人にもおすすめできるかもしれません

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・操作性でイライラしたくない人

残念ながら操作性はかなりイマイチです。プレイヤーが謎に滑ったり、引っ掛かったりしてイライラさせられることも多いです。ステージによっては1度のミスが許されず何度も繰り返してプレイする必要があるマップも多々出現するので、操作性でイライラしたくない人には向いていないかもしれません。

ここに注意!

記載の通り、物理演算の設定がどこかおかしいのか、”そうはならんでしょ” といった挙動が多いです。よくわからない挙動にイライラさせられることも多いのでご注意ください。どうにもうまくいかない時やイライラしたときはF10で次のステージにスキップすることも活用していきましょう。

類似のゲーム

Think To Die 2, 3 ・・・2はフリーゲームですが、3は有料版です。未プレイですが、見た感じかなり進歩しているようです。追ってレビューするかもしれません。

総括

ステージ内のギミックを活用して死ぬことを目標とするパズルアクションゲームです。

やや造りが甘い部分も感じましたが、コンセプトが非常に面白く、ステージ数が多くギミックも豊富なため、フリーゲームとしては十分遊べるレベルだと思います。続編が出ているようなので、操作性の改善に期待したいところです!本レビューを見て気になった方はフリーゲームなので気軽にプレイしてみてください!

(この手の挙動は何度も笑ってしまうw)

コメント

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