こんにちは、ちゃぶ台です。
今回はTEMPLE of RUBBOというローグライク形式の2Dアクションを紹介します。動物の姿にされてしまった海賊たちが元の姿に戻るために、その辺に落ちている棒や骨を武器にして冒険を行います。簡単操作で4人まで遊ぶことができる点と可愛らしいデザインが魅力的な作品なので、気になった人は覗いてみてください!
それでは早速紹介していきます!
#日本語非対応ですが、英語が苦手でもプレイに支障はありません。
概要
タイトル | TEMPLE of RUBBO |
対応機種 | Steam |
価格 | 520円 |
プレイ人数 | 1-4人 |
言語 | 日本語非対応 |
ジャンル | 2D アクション, ローグライク |
開発元 / 発売元 | Sokpop Collective / Sokpop Collective |
一言 | 強化ネイルガンをボスにぶっぱする瞬間が1番好きです。 |
ストーリー
難破してとある島に流されてしまった海賊の乗組員達。
彼らはいつの間にか自身の姿が動物の姿にされてしまったことに気がついた。
かけられた呪いを解き放ち元の姿に戻るため、彼らはルボーの寺院の最下層にいる魔法使いの元を目指すのであった。
こんなゲーム
見下ろし型のローグライク2Dアクションで、動物の姿にされてしまった主人公を操り、4つのステージをクリアします。ローグライク形式なので毎回主人公は何も持たない、最弱の状態からプレイが開始されます。
操作は移動・攻撃・武器を拾う(捨てる)・武器の持ち替えです。
主人公は木の枝や骨などダンジョン内に落ちているアイテムを使って敵に攻撃します。全ての武器には耐久値が設定されており、武器は一定回数攻撃をすると壊れてしまいます。そのため、敵が所持していた武器や、木箱を壊すと出現する武器を次々と持ち替えながら先に進んでいきます。武器や回復アイテムは同時に2つまで持つことができ、持ち替えながら戦うことができるので、強い武器の耐久力を減らさないように温存したり、回復アイテムを抱えたままもう一つの武器で戦うといった立ち回りが可能です。
武器には素手・近接武器・遠距離武器・魔法があり、武器の攻撃力と装備のパラメーターを足し合わせたダメージを敵に与えます。防具は頭と体に装備する事ができ、被ダメージを抑えたり攻撃力等のパラメーターを上げる事ができます。防具も耐久力が無くなると消えてしまいますが、一部の防具は耐久力が無限のものも用意されています。
各ステージは通常フロア3つとボスフロアに分かれています。通常フロアはショップ部屋や雑魚敵部屋、スイッチ部屋などから構成されます。スイッチ部屋で赤色のスイッチを押すことで、フロア内のどこかにある階段が開き、次のフロアに進む事ができます。
道中には4種類のショップが出現し、倒した敵や壊した箱から出現するコインを用いて買い物・強化を行うことができます。ショップには耐久値が無限の防具やキャラクターの特性を変更する薬なども並ぶので、積極的にお金をためておきましょう。
■出現するショップ
- 回復アイテムや武器を売る店
- 鎧や帽子を売る店
- プレイヤーに魔法の薬を売る店
- 装備の耐久値を無限にしてくれる店
通常ステージには3分の時間制限が設けられており、時間制限を超えると黒い敵がステージの至る所から出現して襲いかかってきます。制限時間経過後も探索は可能ですが、じりじりと体力や装備の耐久力を削られていくので、早々に次のフロアに進むことをお勧めします。
各ステージの4つ目のフロアは巨大なボスが出現するフロアです。ボスは雑魚敵を召喚するためノーダメージで倒すことは難しいですが、倒すと強力な4つの報酬から1つを選んで入手する事ができます。また、討伐後は体力を最大まで回復することができるため、慣れると補給ポイントと化します。
ワンプレイは30-40分程でクリア可能です。クリア後は下記の3つの設定を有効化したハードモードに挑む事ができるようになります。
・明かりが最小限となり、一度訪れた場所も明かりの軌跡がのこらない。
・敵からアイテムがドロップしなくなり、ボス戦後の報酬もなくなる。
・最大体力が9個のハートになる代わりに体力を回復することができなくなる。
各ハードモードをクリアすると新キャラクターがアンロックされるため、やりこみ要素もある程度用意されています。私は2人でプレイしましたが、やりこみ要素込みで7時間程度でクリア可能と難易度は易しいと感じました。
おすすめポイント
・次々と武器を切り替える楽しさ
多くの武器は1〜2部屋の戦闘で壊れてしまうため、次々と武器を変える必要があります。敵を倒すと敵が持っている武器や防具を獲得して使うことが出来るため、(すぐに壊れてしまうことも多いですが)装備を整えやすい点が魅力的です。終盤は装備の耐久値を無限にしてくれる鍛冶屋も出現するため、目的のビルドに近づけやすい点が高評価でした。
武器毎にリーチや攻撃方法が異なるため、武器の特性を理解したり、意外な使い方を見つけることもあり楽しめます。意外としっかり装備を集めると雑魚敵であれば大体一撃で倒せるようになるため、ローグライクらしいランダム性に溢れたシステムであるように感じました。
基本的に各部屋は出入り自由で敵を全滅させる必要がないので、装備の耐久力や制限時間を優先して敵を無視するという選択肢も取る事ができます。じっくりと部屋を探索して強い武器やお金を回収するか、目当ての装備を持つ敵だけ倒すか、早々に次の部屋に進むか等、意外と戦略性があるように感じました。
また、全体的にゲームテンポが遅めで、ボスの行動も単調で操作も簡単なので慣れてくるとサクッとクリアできる作品だと感じました。
・2〜4人のマルチプレイに対応
本作は2〜4人のマルチプレイに対応しており、Steam 版であれば Remote Play Together にも対応しております。体力・装備・お金は独立しているので、1人は近接特化、1人は魔法特化といったように役割を分担する事ができます。敵を集中して攻撃したり、倒れた仲間を復活させることができるため、攻略が有利になります。ただし、カメラがキャラクターの位置に合わせてズームアウトしたり分割されたりはしないので、独立行動をすることはできないのでご注意ください。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・手軽に遊べる作品を求める人
・複数人でのプレイを楽しみたい人
1プレイ30分で遊べてゲームテンポもゆっくりなので、慣れると簡単にクリアすることができます。ゲームの特性を理解するとすぐにクリア可能で、アクションの腕前は不要なので手軽にローグライクを楽しみたい人にはお勧めすることが出来ると思います。
また、みんなで役割分担したり、敵を集中して攻撃することが楽しい作品です。操作も簡単でゲームデザインも可愛らしいので、複数人で遊ぶことに向いている作品だと思いました。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・ローグライクのランダム性を楽しみたい人
・単調なゲーム性が苦手な人
アイテムの種類は120種以上と多めですが、最終的には近接武器強化・遠距離武器・魔法武器強化のいずれかに落ち着きます。また、必殺技や攻撃方法が独特な武器などは無いため、プレイスタイルが固まると同じ立ち回りとなりがちです。様々なプレイスタイルを楽しみたい人にはお勧めすることが出来ないと思います。
ここに注意!
魔女のショップの薬や装備の効果がイラストで表示されるため、分かり辛いことがあります。時には購入してからデメリット効果に気づくこともあるため、若干不便さを感じました。
また、2人でプレイして初回クリアまで3時間程度だったので、アクションゲームが得意な人には少し物足りないかもしれません。
動物は可愛らしいのですが、表情は豊かではない点がやや残念でした。
類似のゲーム
Going Under・・・身の回りのアイテムを武器に戦う3Dローグライクアクション。1人用プレイ作品だが自由度はもう少し高い。紹介はこちら。
総括
見下ろし型のローグライク2Dアクションで、主人公を操り4つのステージをクリアします。様々な武器をとっかえひっかえしながら先に進んでいきます。難易度は易しく、操作・システムもシンプルなため、複数人で手軽に楽しむことができるローグライクアクションという印象でした。英語が苦手でもプレイには一切問題がないので、気になった人は是非遊んでみてください!
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