こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Temp Zero と言うローグライク形式の2Dアクションを紹介します。リズムに合わせて動き回る敵をどんどんと倒していく短編アクションです。色々な武器とスキルの組み合わせにより手軽にでも、がっつりでも楽しむことができる作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます。
概要
タイトル | Temp Zero |
対応機種 | Steam |
価格 | 520円 |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D アクション, 2D シューティング, ローグライク |
開発元 / 発売元 | Alexandre Kadri, Paul Hebbinckuys / Alexandre Kadri, Paul Hebbinckuys |
一言 | 自身のテンポ感がゼロなことに気づかされました。 |
ストーリー
ストーリーは一切ありません。
こんなゲーム
見下ろし型の2Dアクションで、1度のプレイで20個のエリアをクリアすることが目標です。各エリアではリズムに合わせて動く敵を全滅させることで次のエリアに進むことができます。操作は移動・通常攻撃・スキル使用・ダッシュとシンプルです。通常攻撃は剣や銃、ナイフやグレネードランチャー等のアイテムをプレイ開始時に選択します。
ダッシュは瞬間移動で入力方向の少し先にワープします。一時的に無敵となるだけでなく、敵の攻撃を被弾の直前で回避すると一時的にプレイヤーの攻撃力が上昇するおまけつきです。
スキルもプレイ開始時に複数のスキルの中から1つを選択します。一定時間無敵となるバリアを造り出したり、ロックオンした敵に遠隔で攻撃したり、敵に体当たりする等の効果を持ち、時間経過で再利用可能となります。
数フロアクリアする毎に強化アイテムを獲得することができます。最大体力や攻撃力の増加、スキルのクールタイムの低下といった恩恵を受けることができます。アイテムは10種類程度と数は少ないです。
途中からはリズムに合わせて床が光り、特定のタイミングで立っているとダメージを受けるようになります。中盤以降のエリアでは次々とダメージ床が移動するため、敵の弾を避けながら光る床からも離れる必要があります。
3回連続で被弾するとゲームオーバーとなります。18エリア目からはボスが立ちはだかり、ボスを撃破することでゲームクリアとなります。
1エリアは数秒~数十秒でクリア可能で、1プレイは5-10分程でクリア可能と短編のアクションです。現在はBPMの異なる8つのステージが用意されています。クリア後は敵の体力増加や視界が狭くなったり、ダメージ床の移動が早くなるといった縛りモードを有効化することができます。また、やりこみ要素としてデイリーランキングや実績要素も設けられています。
おすすめポイント
・短時間でサクッと×様々なビルドで何度も遊べる作品
武器とスキルはそれぞれ8種類ずつ用意されています。
武器は高威力だが自爆する可能性もあるグレネードランチャーやチャージ攻撃可能だがチャージ中は動くことができない弓矢等、それぞれクセが強いです。スキルも移動や防御に特化したもの、攻撃に特化したものが用意されており、武器との組み合わせ次第で立ち回りが大きく変わるため、様々なビルドで何度も楽しむことができます。
また、中盤からは常に敵の攻撃とダメージ床の両方を気にする必要があります。被弾後の無敵時間が短いため、一度集中が乱れてしまうと連続でダメージを受けてしまうことも多いです。緊張感はあるものの、1プレイ10分以内で終わるため死んでしまってもそれほど凹まずに気軽にリトライできる点、武器によっては難易度が高く達成感も十分に感じられる点も魅力的でした。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・短時間でサクッとゲームを楽しみたい人
・コストパフォーマンスを求める人
1プレイ5-10分程で終わるため、空いた時間にサクッと楽しむことができる作品です。操作はシンプルながら、武器とスキルの組み合わせ次第で立ち回りがガラリと変わるため何度も楽しむことができます。死んでも気軽にリトライできるため、空いた時間にサクッと楽しみたい人にはおすすめすることができると思います。
全ステージクリアだけだとボリュームは少なめですが、やりこみ要素は沢山用意されています。ワンコインでそれなりに楽しむことができるため、やりこみ要素が好きな人やコスパを求める人にもお勧めすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・リズムゲームを求める人
・ローグライク性を求める人
ダメージ床や敵の移動はリズムに乗っているものの、プレイヤーはリズムに囚われずに自由に行動できるため、リズムゲーム要素はあまり感じません。リズムゲーム要素に期待している人にはあまりおすすめできないかもしれません。
また、アイテムや敵の種類が少ないのでローグライク要素はほぼありません。ローグライクタグが振られているもののローグライク形式の作品を求める人には、おすすめすることは出来ないと思います。
ここに注意!
記載の通りローグライク要素はほぼないのでご注意ください。
また、BPM が増えて難易度が上がるものの、ステージが変わってもゲームの内容自体にそれほど目新しさが無い点はやや残念でした。
類似のゲーム
Doomed to Hell・・・ゲーム性やボリュームは異なりますが、なんとなく似ているような。紹介はこちら。
総括
見下ろし型の2Dアクションで攻撃とスキルを使い分けて、リズムに合わせて動き回る敵を倒します。シンプルなゲーム性で1周5-10分でクリア可能なボリュームながらも、武器とスキルによる組み合わせややりこみ要素により何度も楽しむことができる作品に仕上がっていました。ローグライク・リズムゲームの要素は少なめですが、クオリティもボリュームも十分でワンコイン分は楽しむことができると思うので、気になった人は是非遊んでみてください。
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