こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Supraland Six Inches Under という3Dアクションを紹介します。以前紹介した、Supralandの続編にあたる正統進化の作品で、地下世界を冒険します。前作との比較をメインに記載するため、前作のレビューを確認の上でプレイすることをおすすめします。
それでは早速紹介していきます。
概要
タイトル | Supraland Six Inches Under |
対応機種 | Steam, PS4/PS5 |
価格 | 1,999円(Steam), 1,980円(PS) |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 3D アクション, パズルゲーム |
開発元 / 発売元 | Supra Games / Supra Games |
一言 | 主人公がどんな表情で電磁浮遊しているのか気になる。 |
ストーリー
主人公は青い棒人間です。赤い棒人間達と協力して暮らしていましたが、とある事故にて地下に存在する閉ざされた村に迷い込んでしまいます。その村では長老が住人達に重税を敷いており、住人達は辛い生活をしていました。。
主人公は村からの脱出と長老の成敗のために冒険に出るのでした。
こんなゲーム
FPS形式のメトロイドヴァニアです。前作は赤と青の棒人間との戦いのストーリーでしたが、今作では彼らは和解しており共に暮らしています。今作ではひょんなことから迷い込んだ地下帝国からの脱出のために洞窟を探索することとなりますが、基本的なゲーム性は同じです。
操作は移動、ジャンプ、アイテム変更、アイテム利用です。最初は何のアイテムも持ちませんが、攻撃やブロックの破壊に利用できるピッケル、電流やブロックを自在に作り出す銃などを徐々に手に入れます。磁力や電気を使って先に進むための道を切り拓いたり、ブロックや落ちているアイテムを使ってスイッチを押して仕掛けを起動したりと、パズルを解きながら先に進んでいきます。
道中には沢山のコインが配置されており、集めることで新しい武器や強化アイテムの購入が可能です。前作同様に大量の隠し要素や宝箱が用意されているため、収集欲を掻き立てられます。今作は探索の比重が前作よりも大きくなり、探索・パズル・戦闘が5:4:1程の割合になっていました。
ストーリークリアまでは8~10時間程度ですが、収集要素の多くはストーリー終盤やエンディング後に挑戦可能となります。完全クリアまでは15~20時間程度とボリュームは十分です。
おすすめポイント
・遊びやすくなった大作アクション
ゲーム性は前作を踏襲しており、アイテムを使いこなしながらパズルを解き進めるシステムです。ステージは広大ながらとくべき謎の場所は密集しており、現在の手持ちアイテムでクリア可能かどうかも教えてくれるため、すぐに挑むことができます。戦闘やパズルの難易度はやや簡単になった気がしますが、今作も謎の質は高めで挑みがいがあり、解けた時には納得感があります。次に何をすればよいのかが分かりやすくなり、チュートリアルも丁寧なため、全体的に前作よりも遊びやすく仕上がっているように感じました。
また道中には沢山の隠し要素が用意されており、どこに行っても宝箱が置いてあるため、冒険が楽しいです。冒険欲を引き立てるためのアイテム配置の入念さは今作でも健在でした。全体的にクオリティは高めでボリュームも十分でした。ただし、地下の特性を生かしたギミックやパズルはほとんどないため、目新しさには欠けるように感じました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・パズルアクションが好きな人
・冒険要素が好きな人
広大なフィールドを自由に探検して宝箱を探したり、難易度高めのパズルを解くことが楽しい作品です。ボリュームは十分でクオリティも高いため、前作が好きな人、パズルアクションが好きな人にはおすすめできます。
また、道中には沢山のコイン・宝箱が隠されています。探検すればするほど冒険が有利になるので、やりこみ要素が好きな人、収集要素を集めることが好きな人にもおすすめできます。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・戦闘重視のアクションを求める人
・前作からの大きな進化を求める人
複数の武器が利用可能ではあるものの、敵の種類は少なめで全体的に戦闘は単調です。どちらかというと探索・パズルがメインの作品のため、戦闘重視のアクションゲーを求める人にはおすすめすることはできません。
また、ゲームシステムはほぼ同じで、雰囲気やボリュームも前作と大きな違いはありません。前作の延長線のような立ち位置なので、大きな変化や進化を求める人にはおすすめすることができません。
ここに注意!
ストーリーはほぼ無いため今作からプレイしても問題はありません。前作もやりがい十分、ボリューム満点だったので、前作をプレイした後に本作を遊ぶことをおすすめします。
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総括
以前紹介した Supraland の続編で、青色の棒人間がアイテムを使ってパズルを解き進めるメトロイドヴァニア作品です。ゲーム性は前作同様ですが、新しいパズルや洞窟という舞台、やりこみ要素をエンディング後に配置したシステムが特徴的で、遊びやすくなって今した。クオリティの高い探検とパズルがメインの作風が今作もおすすめのため、前作が好きな人は是非遊んでみてください。
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