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SUPER MEAT BOY 肉片まき散らすスーパーボーイ【レビュー】

ゲームレビュー
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こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は SUPER MEAT BOY という 2D アクションゲームを紹介します。日本ではあまり有名ではありませんが、海外では 100 万本を超える売り上げを誇った超有名鬼畜ゲーです。胃がキリキリ痛くなるようなトゲの山や難所を何度も死にながら切り抜けていく作品です。

2021年2月10日に Nintendo Switch で発売されるため、その内容を盛り込んだ記事となっております。

それでは早速紹介していきます!

概要

タイトルSuper Meat Boy
対応機種Steam, Nintendo Switch, XBOX 360
価格1,480円(Steam,Switch)
プレイ人数1人 (Steam) / 2人 (Switch)
言語日本語非対応(Steam) / 日本語対応 (Switch)
ジャンル2D アクション
開発元 / 発売元Team Meat / Team Meat
一言日本では絶対に流行らないデザイン、嫌いじゃないです。

ストーリー

動く肉塊のような主人公(Super Meat Boy)が、体は包帯で構成されている彼女(バンテージガール)を悪党(タキシードを着た瓶詰めの胎児)から救出するという謎設定です。

Steam 版は日本語には対応していませんが、上記あらすじだけ知っていれば問題ありません。(一応頑張れば日本語化もできるようです。)

こんなゲーム

2D マリオのようなサイドビュー形式のアクションゲームです。操作は移動・ジャンプ・ダッシュ・壁ジャンプと超シンプルです。トゲや敵等を回避しつつ、バンテージガールのもとに辿り着くとステージクリアです。主人公の移動速度が非常に早く、通常の移動が他のゲームのダッシュくらいの早さです。ダッシュしたときは凄い勢いで移動し、ダッシュジャンプでは画面の半分以上の距離を移動できることが特徴です。

トゲだけでなくレーザーを放つ敵や化け物の攻撃をかいくぐることも。

1つのステージが最短 4 秒 ~ 長くても 30 秒程度で完結します。残機やゲームオーバーといった概念はなく、死んだら最初の位置からやり直しですが、リトライは1秒足らずで可能です。難易度は非常に難しいですが、短時間で何度も挑むことができ、各ステージのボリュームも少ないためサクサクと進むことが可能です。

最初の方のマップですが既に絶妙な位置にトゲがあります。

15秒ほどの動画を張り付けてみました。見ての通り非常に素早くリトライが可能です。15秒の間に2回死んだ後にクリアしています。凄いスピード感ですねw

凄くふわふわしていて操作に慣れるまで少し苦労します

ボス戦ではどでかいボスが Meat Boy を狙ってきます。Meat boy は攻撃手段を一切持たないので、敵の攻撃を避けたり・逃げたりしながら倒す手段を探すこととなります。中間ポイントや救済要素は一切ないですが、敵の攻撃パターンは固定なので、死にながら立ち回りを組み立てていきましょう。

Meat Boy は右側の小さいほうですよ。

エンディングまでのステージは110程度ですが、各ステージには Dark World という裏ステージが用意されており、同じ地形でより難しいステージに挑むことができます。ただでさえ難しいのに更に凶悪になっているため、プレイヤーの心を折りにかかってきます。

Dark World は真っ赤なステージ選択画面です。Dark というより Hell ですね。
一番簡単なステージ(1-1)の 裏ステージ。初回からやらしい配置ですね。

また、特定の条件を満たすことでワープゾーンという隠しステージに挑むことが可能です。ワープゾーンには様々なテーマがあり、異なるキャラクターや操作感が異なる Meat Boy を操作する必要があり、こちらも激ムズです!
他のキャラクターを操作するマップでは、クリアすることでそのキャラクターをプレイアブルキャラクターとしてアンロックすることができます。2段ジャンプ等、固有の能力を持つキャラクターもいるので、頑張って探し出してみてください!

ひっくり返っていますが、まじめに攻略していますw
BIT.TRIP RUNNER というゲームの Commander がテーマのステージ
こちらは有名鬼畜アクションの I wanna be the guy の Kid 君。このマップは一生見たくないです。

更には、収集要素のバンテージを集めることで隠しキャラクターをアンロックすることが可能です。バンテージは様々なステージの危ない所、いやらしい所、面倒くさい所に配置されています。バンテージを集めた数に応じて新キャラがアンロックされるため、こちらも頑張って集めたいところですが、後半の取得は非常に大変でコンプリートは修羅の道です。

上記の例は、右側の入り口から入って出てくる必要があります。
ねずみ色のトゲや紫の敵を上手く乗り越えて往復します。

上記を交えると最終的に 300 を超えるステージが用意されており、ボリュームは膨大です。

更に更に、タイムアタックやマップ作製機能のやり込み要素も設けられているため、長時間遊べる作品になっています。

Switch 版では上記に加えてレースモードが追加されております。自動生成で作られたステージを画面分割で先にクリアした方の勝利とのことです。動画像は見つかりませんでしたが公式サイトに記載がありました。

エンディングへの目安は腕前次第なので何とも言えないですが、私は 10 時間程度でした。一方で、全ステージ攻略については 30時間プレイした現在も達成できていないです。ちびちび進めていこうと思います。。。

おすすめポイント

・辞め時が分からない楽しさ

各ステージの短さ・リトライ性から、ついつい何度もトライしてしまい、気づけば相当の時間が経っていることが多いです。初見殺しのトラップや意地悪な仕掛けは殆どないため、とことん実力勝負のゲーム性です。ランダム要素が一切ないため、繰り返すことでどんどん上達していき、自然とクリアできてしまうことも多いです。上手くクリアできた時の喜びは非常に大きいため、虜になってしまう人も多いと思います。

クリア時には今までのプレイをまとめたリプレイを確認することが可能。達成感が凄い。

・豊富なオマージュ

ワープゾーンやプレイアブルキャラクター、一部ムービーは他のゲームのオマージュ・リスペクトが大量に用意されており、ゲーマーならそれだけで楽しめる作品になっています。ややコアな作品だけでなく世界的に有名なサンドボックスゲームの主人公等、多岐にわたる作品が出現します。

ワープゾーンの入り口。GB!
こちらは HALF-LIFE の HEADCRAB、右隣は Machinarium のジョセフですね。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・高難易度アクションゲームが好きな人
・アクションゲームが上手くなりたい人

高難易度のアクションゲームが好きな人、骨のあるアクションを求めている人にはたまらない作品です。自分の腕前に自信があるゲーマー、挫折を乗り越えたい人、高い目標ほど燃える人には向いている作品だと思いました。繰り返し遊ぶことで精密な操作が上手くなるため、アクションゲームが上手くなりたい人にも向いているかもしれません。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・アクションゲームや死にゲーが苦手な人
・細かい操作が苦手な人

何度も記載していますが、難しいです。序盤から針の山に囲まれており、 Meat Boy の移動速度も速いため、目的の足場に飛び乗るだけでも最初は一苦労です。救済要素なども一切なく、上手く進めない時は100回でも1000回でも死ぬことがあるため、アクションゲームが苦手な人には向いていない作品だと思います。

ここに注意!

非常に緻密な操作を要求されるため、コントローラーでのプレイを推奨します。キーボードでも慣れればクリアできるとは思いますが、自分はキーボードでの使用は絶対無理だと感じました。ドットレベルの操作を要求されることもあるので、スティック操作と十字キー操作の両方を使い分けることをお勧めします。

Steam 版は日本語非対応ですが、ゲームプレイには一切支障はありません。

類似のゲーム

Celeste・・・同じくシンプルな高難易度の2Dアクションで登山するゲーム。詳細はこちら
Super Meat Boy Forever・・・本作の続編。いずれ紹介予定。
I wanna be the guy・・・有名だし紹介しなくてもいいかな・・・?

総括

1秒で復活するリトライ性と1秒で死亡できる超高難易度が特徴的な2D アクションです。難しいですが、リトライ性の良さ、シンプルな操作、アップテンポな BGM が相まって、何度もトライしてしまう中毒性があります。エンディングだけならあまり難しくは無いので、ゲームのオマージュが好きな方・面白そうだと感じた方は物怖じせずに挑んでみてください!

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