こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Super Meat Boy Forever という2D アクションを紹介します。以前紹介した Super Meat Boy の続編にあたる作品です。前作とはゲーム性が大きく異なり、強制スクロールが前提に変化したことから賛否両論となっていますが、前作同様な精密操作が必要なテンポの良い死にゲーという要素は変わらないため、気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | Super Meat Boy Forever |
対応機種 | Steam |
価格 | 2,050円 |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D アクション |
開発元 / 発売元 | Team Meat / Team Meat |
一言 | 思い切った方向転換で滅茶苦茶荒れていますが個人的には今作も楽しめました。 |
ストーリー
時はSuper Meat Boy のクリア後の世界。
ミートボーイとバンテージガールは幸せな家庭を築き、ナゲットという子供を育てていました。
ある日彼らがピクニックに出かけていると Dr. Fetus が現れてナゲットを誘拐してしまいます。
ミートボーイとバンテージガールは攫われたナゲットを救い出すため、 Dr. Fetus の元に向かうのでした。
こんなゲーム
サイドビュー形式の2Dアクションで肉の塊であるミートボーイを操り6つのエリアの攻略を目指します。各ステージは8つ程度の通常ステージとボス戦から構成されます。 操作は(壁)ジャンプと空中パンチ・スライディングパンチですが、前作とは異なりミートボーイは自動で前進するため、止まることはできません。前方に進むと画面がスクロールしますが、後方に進んだ際は画面がスクロールされず、画面端にぶつかると死んでしまいます。
空中では一度だけ空中パンチを繰り出すことができます。空中で大きく前進するため、敵を倒したりギミックを起動するだけでなく大きな穴を渡ったりすることもできます。
また、下ボタンを押すことでスライディングパンチを繰り出す事ができます。空中でスライディングパンチを繰り出すと急降下できるため、ノコギリの障害物を避けたり敵を倒すことにも役立ちます。
通常ステージは敵を倒したりノコギリを避けながらゴールを目指します。各ステージは前作よりは全体的には長めの構成でクリアには50秒~70秒程度要します。ミートボーイに体力はなく敵や障害物に当たると即ミスとなりますが、今作では中間ポイントが用意されており、ミスした場合には中間ポイントからの再開となります。
一部のステージには前作同様隠しアイテムが配置されていたり、隠しステージが解放可能なワープゾーンが用意されています。隠し要素解放後後にはミニゲームや新しいキャラクターの開放も用意されていました。
ボス戦ではパンチを用いて巨大な敵と戦います。基本的にランダム成分は皆無なので死にながらルートを開拓するようなシステムです。ただし、難易度は高めで終盤のボスはクリアまでに30~60分程度要しました。ボス戦前後にはクオリティの高いアニメーションが挟まり、全体的に造り込まれていました。
エンディングまでは7時間程度でしたが、前作同様難易度の高いダークワールドや収集要素のおしゃぶり、プレイアブルキャラクターの開放が用意されているため、20時間以上は楽しむことができると思います。
おすすめポイント
・バラエティーに富んだギミックややりこみ要素
前作同様操作感は良好、中間ポイントが随所に配置されておりリトライも一瞬なためテンポも良好です。最初はどうやってクリアするのかわらからない配置も多いですが、何度も挑むと自ずと攻略ルートが見えてくるような造りとなっています。ステージ内には複数の難所から構成されていますが、各難所は短めなうえに、難所クリア後には必ず中間ポイントが設けられているためサクサクとクリアできました。1ステージが短いということもあり、ミスしてしまってもついつい挑んでしまう中毒性は今作でも健在でした。
一度歩いたら落ちてしまうブロックといったおなじみのギミックから、パンチを繰り出した場所に足場を造り出すギミック、パンチで壊すと空中で方向転換できるようになるブロック、キャラクターが瞬間移動するギミック等、前作同様ギミックの種類も豊富です。エリア毎に出現するギミックも異なり、飽きずに最後まで楽しむことができました。
また、ミニゲームや隠し要素、やりこみ要素やオマージュ要素も豊富でクオリティは高いです。前作のゲームシステムとはガラッと変わっているものの、多数のギミックややりこみ要素により本作も楽しむことができました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・高難易度アクションが好きな人
・前作の世界観ややりこみ要素が好きな人
前作同様高難易度のアクションです。死にながらルート開拓したり、シビアなアクションをこなす作品なので高難易度アクションや死にゲーが好きな人にはおすすめすることができると思います。
また、ゲームシステムは変化していますが、グロッキーな世界観や多数のやりこみ要素、収集要素は今作も健在です。これらの要素が好きな人にもおすすめすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・前作のゲームシステムを求める人
・高難易度アクションが苦手な人
記載の通り今作は前作と大きくゲームシステムが異なります。今作は自動で移動する強制スクロールシステムなので前作のような自由自在に移動できるシステムやタイムアタック等のやりこみ要素を求める人にはおすすめすることができないと思います。
また、前作同様高難易度の死に覚えアクションなので、高難易度アクションが苦手な人にもおすすめすることができないと思います。
ここに注意!
定価は2,050円と若干割高ですが、定期的に90%OFFとなります。購入する場合はセールまで待つことをおすすめします。
類似のゲーム
Super Meat Boy・・・本作の前編に該当。よく似たゲームシステムだが自由に移動可能。紹介はこちら。
総括
サイドビュー形式の高難易度のアクションで有名アクションSuper Meat Boyの続編にあたります。前作同様テンポの良い死に覚えゲーでクオリティが高く、ボリュームも十分という点は評価できますが、主人公は自動で前進し、止まることができないという大胆な変更が加えられていました。前作のゲームシステムが好きな人ほど受け入れがたい変更だと思いますが、今作も十分楽しいので気になった人は是非遊んでみてください。
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