こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Stacklands というローグライク形式の紹介を行います。カード状の人間や素材、食料を組み合わせながら村を発展させて生き残りを目指すサバイバル作品です。複雑になりがちな素材管理やクラフト要素をカードゲーム形式に落とし込み、遊びやすくしたお勧めの作品なので、気になった人は是非覗いてみてください!
それでは早速紹介していきます。
概要
タイトル | Stacklands |
対応機種 | Steam |
価格 | 520円 |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | ローグライク, カードゲーム |
開発元 / 発売元 | Sokpop Collective / Sokpop Collective |
一言 | 超簡易版Dr.STONE |
ストーリー
ストーリーは一切ありません。
こんなゲーム
カードゲーム式のリアルタイムストラテジーで人間を繁栄させます。明確なゴールはありませんが、用意された全てのクエストをクリアすることが1つの目標です。
プレイヤーはマウスのドラッグ&ドロップでカードの移動を行います。特定のカードを重ねたり、近づけることで効果が発生し、新しいカードが生まれたり、カードが別のものに変化します。
例えば、人間を採石場に重ねると石を掘り出したり、材木に人を重ねると棒を作製したりと時間経過でカードが自動的に変化します。
また、土壌にベリーを重ねるとベリーの木ができたり、石と材木を組み合わせると家ができたり、石同士を組み合わせてレンガを作ったりと素材同士を掛け合わせることで新しい素材や施設のクラフトが可能です。
ゲーム中はリアルタイムで時間が経過し画面右上の “月齢”ゲージが少しずつ溜まります。最大まで貯まると1日が終了し、生きている人間がフィールド上の食糧を消費します。食糧が無いと餓死してしまうため、事前に生きている人数分の食糧を確保しておく必要があります。
素材や食料はいつでも売却マシンでお金に換金する事が可能です。お金を払うとカードのパックを購入することができます。カードのパックを開けるとパック毎に決まったラインナップからランダムな4枚のカードを獲得します。未発見の素材や新しいクラフトをするためのアイデアを発見することができるため、積極的に開封していきましょう。
本作では6日毎に奇妙なポータルというお邪魔カードが出現し、ポータルからは一定時間経過後に敵が出現します。敵は近くの人間を目指して移動し、人間と触れると戦闘が始まります。戦闘も時間経過で自動的に進み、人間と敵が互いに攻撃を繰り返して、どちらかが倒れるまで続きます。
日数の制限等は(確認した範囲では)なく、人間が全滅するまで無限にゲームが続くようです。1プレイは1-4時間程度でトロフィーのコンプリートまでは4-6時間程度だと思います。やりこみ要素はありませんが、敵が出現しない平和モードや時間の経過を早く(遅く)することも可能です。
おすすめポイント
・直感的なゲームデザイン
操作は簡単でゲームシステムもシンプルなため、遊びやすい作品です。リアルタイム形式のサバイバルですが敵の襲撃や日数の経過のペースが遅く、いつでもポーズ・倍速に切り替えて操作を行うことができるのでのんびりと楽しむことができます。カードパックのランダム要素も理不尽はさほどなく、次々と新しいカードがでるため開封時のドキドキ感を感じることができました。
また、常にクエストとして目標が用意されており、困ったらお金を貯めてパックを購入すればよいため、何をすればよいのか分かりやすい点も魅力的です。やれることが沢山あるため、「次はあれをやりたい、これもやりたい」と時間を忘れて夢中で楽しむことが出来ます。シンプルですが、クラフトだけでなく探検や戦闘要素も組み込まれており、3-5時間という短い時間の中で非常に高い満足感を得ることができました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・サバイバル系の作品が好きな人
・手軽に遊べる作品を探している人
新しい素材を見つけたり、素材同士を掛け合わせて村を発展させる作業が楽しい作品の為、サバイバル系の作品が好きな人にはお勧めすることが出来ると思います。また、操作が直感的で難易度も易しく、デザインも可愛らしいので親しみやすさがあります。複雑になりがちなサバイバル作品を遊びやすく落とし込んだ作品なので、手軽に遊びたい人にはお勧めすることが出来ると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・ボリュームを求める人
・ローグライク要素を重視する人
非常に面白い作品ですが、4-6時間程度でトロフィーのコンプリートが可能なボリューム感です。1コインで購入できるため、コストパフォーマンスは悪くはないですが若干やりこみ要素は少ないと感じました。また、ローグライク形式の作品ではありますが、必ず毎回同じような展開となるため、何度も遊ぶ作品ではないと思います。ローグライク成分を重視している人にはお勧めすることが出来ないと思います。
ここに注意!
明確なゴールはないですが、カードのコンプリート、トロフィーのコンプリート、ラスボスの討伐をゴールに設定すると良いかもしれません。
探索系のカードのラインナップで “未確認のカード” が既に無いにもかかわらず、表示され続けるという問題を発見しました。ゲームを中断することで表示が消えたので、定期的に中断してもよいかもしれません。
類似のゲーム
Oxygen Not Included・・・同じ系統の作品ですがボリュームも難易度も100倍した作品。面白いですが手軽さは皆無。紹介したいのですがクリアまで遠くてプレイが止まっています。
Don’t Starve・・・不思議な無人島で生き残りを目指すサバイバル作品。こちらもボリュームがマシマシ。いずれ紹介予定。
総括
人や食材、素材のカードを組み合わせて村を発展させていく、リアルタイムシミュレーションです。ボリュームは少ないですが、新しい発明品を発見した時の楽しみやパックを開ける時のワクワクがたまらない作品です。カード形式で操作がシンプル、難易度も簡単でサクッと遊べる作品なので、気になった人は是非遊んでみてください。
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