こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Spelunky という 2D アクションのローグライクを紹介します。Spelunker(スペランカー) のように貧弱な主人公が洞窟の探検を行うアクションゲームです。実力重視の作品で難易度は高いですが、中毒性・やりこみ要素に溢れた作品で、マルチプレイにも対応しているので、気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | Spelunky |
対応機種 | Steam, PS4, Nintendo Switch |
価格 | 1,480円(Steam), 1,280円(PS4, Switch) |
プレイ人数 | 1-4人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D アクション・ローグライク |
開発元 / 発売元 | Mossmouth / Mossmouth |
一言 | あらすじもそうですが、ゲーム内で語られる文章少なすぎません…? |
ストーリー
空には灼熱の太陽が輝いている
私は ラクダから降りると
背筋に悪寒が走るのを感じた
(ゲーム内のあらすじを抜粋、要は財宝を求めて遺跡に挑むというお話です。)
こんなゲーム
サイドビュー形式のローグライク 2D アクションで、4+(α)のエリアをクリアすることが目標です。ローグライク形式なので、マップはプレイの度に自動生成で構成され、初期アイテムは毎回同じ(体力4, 爆弾2, ロープ2)です。
各エリアは4つのステージから構成されており、各ステージでは次のステージに進む扉に辿り着くことを目標とします。操作は移動・ジャンプ・鞭攻撃・アイテムを掴む(投げる)・崖掴まり・爆弾とロープの使用です。敵を倒したり木箱や壺を壊してアイテムや宝石を回収しながら先に進んでいきます。
爆弾は壁の中に隠されたアイテムを掘り起こしたり、壁を掘るために使用することができます。また、高所からの飛び降りでの被弾を避けたり、ジャンプでは届かない足場に飛び乗るためにロープを使用することができます。どちらも使用回数が決まっているので、むやみに使うことはできません。
敵を倒したり、壺や宝箱を開けたり、壁を壊すことで宝石を獲得することができます。集めた宝石をショップで用いて、爆弾やロープといった消費アイテム、ショットガンや壁登りグローブなどを購入することが可能です。
各ステージにはレディという女性(あるいは男性や犬)が佇んでおり、ステージのゴールまで担いでいくことで体力を1つ回復してくれます。体力の回復手段は限られるので、見つけたら積極的に運び出しましょう。
一部のステージはステージ内が暗闇で覆われている、大量の蜘蛛が出現するといったイベントが発生することもあります。デメリットの効果も多いですが、隠しステージへの入り口が隠されていたり、宝石を稼げるというメリットがある場合もあります。
ステージ内で長居しすぎると幽霊が追いかけてきます。追いかけられながら探索を続けることもできますが、幽霊に当たると即死なので、探索は早めに済ませましょう。
クリアまでは1週30分程度と短めです。(Steam の実績では8分以内でクリアのトロフィーもあります。)初回クリアまでは18時間程度要しました。やりこみ要素として宝石を拾わずにクリアする、裏ボスを倒すといったミッションや、1-4人で遊べるバトルモード、デイリーチャレンジも用意されるため、長期間遊ぶことができる作品です。
おすすめポイント
・スペランカーをリスペクトした作品
スペランカー程ではありませんが、主人公は貧弱です。高い所から落ちたり、壁に跳ね返った石や矢に触れるだけでダメージを受けて怯みます。体力制ではありますが、怯んだり吹き飛ばされたりすることで、連続して被弾しそのままゲームオーバーとなることが多いです。
キャラクターは16種類も用意されていますが、ステータスや性能差はありません。知識と経験がものを言うゲーム性で、トラップや敵の特性を学んで丁寧に立ち回ると理不尽な死はなくなります。運による振れ幅や不確定要素は意外と少ないため、実力がついてくるとどんどんと先に進めるようになり楽しいです。死んでしまっても原因が明確なことが多く、ワンプレイが短いため、前回の反省を活かそうとついついリトライしてしまいます。
ゲーム性はシンプルですが操作性は良好で、隠し要素・やりこみ要素も多数用意されているため、何度も楽しむことができました。
・2-4人での協力プレイに対応
本作では2-4人での協力プレイに対応しており、Steam であれば Remote Play Together にも対応しております。マルチプレイの場合、全滅しなければ死んでしまったプレイヤーを復活させることが出来るため、攻略が大変有利となります。一方で、互いの鞭が仲間を大きく吹き飛ばしてしまったり、投げたアイテムが仲間に直撃してしまったりとマルチプレイならではの障害もあるので、より精密かつ相手に配慮したプレイが必要となります。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・高難易度アクションが好きな人
・マルチ協力プレイを楽しみたい人
本家スペランカー同様に高難易度なアクションゲームです。敵やトラップの特性を死にながら覚えて、経験を活かして先に進んでいくゲーム性です。程よいランダム性とシンプルながら奥深いゲームシステムで中毒性に溢れた作品なので、高難易度アクションが好きな人にはお勧めすることが出来ると思います。
また、マルチプレイでわちゃわちゃ冒険・バトルを楽しむことができるため、マルチ用のアクションゲームを探している人にもお勧めすることが出来ると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・高難易度アクションが苦手な人
・根気がない人
体力制ではあるもののワンミスでゲームオーバーとなるようなゲームシステムです。繊細な操作が必要となり、慣れるまでは何度も死ぬことが想定されます。慣れないうちはエリア1,2をクリアすることも困難なので、高難易度アクションが苦手な人、根気がない人はクリアは難しいかもしれません。
ここに注意!
1プレイが短いためか、中断することはできません。まとまった時間があるときにプレイしましょう。
また、アイテム・敵の種類はやや少なめです。難易度を軟化させるアイテムや救済要素はないので、ご注意ください。
類似のゲーム
Spelunker・・・腰の高さから着地するだけで死ぬ冒険者を操る2Dアクション。
Spelunky2・・・本作の続編。プレイ中なのでクリアしたら紹介しますが、ゲームスピードの速さに困惑中。
Vagante・・・アクション要素は類似しているものの、RPG 要素が組み込まれた作品。紹介はこちら。
総括
スペランカーをオマージュした操作性・ゲームシステムのローグライクアクションで、本家よろしく貧弱な主人公をゴールに導きます。慣れないうちはすぐに死にますが、知識と経験を基に着実に進んでいくようなゲーム性です。協力・対戦のマルチプレイや複数のやりこみ要素が用意されており、長時間楽しむことが出来ます。高難易度アクション好きにはたまらない作品なので、気になった人は是非遊んでみてください。
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