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Space Gladiators 蟲の星からの脱出!【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Space Gladiators というローグライクアクションを紹介します。Hollow Knightのような爽快感のある操作感と良く練り込まれたゲームバランスが魅力的な作品です。多数のアイテムと個性豊かなキャラクターによって何度も遊ぶことができる作品に仕上がっているので、気になった人は是非覗いてみてください。

現段階では日本語非対応なのでご注意ください。

それでは早速紹介していきます!

概要

タイトルSpace Gladiators
対応機種Steam
価格1,520円
プレイ人数1人
言語日本語非対応
ジャンル2D アクション, ローグライク
開発元 / 発売元Blobfish / Blobfish
一言下突きでぴょんぴょんすることが一番好きです

ストーリー

ストーリーは一切ありません。

(プレイヤーはエイリアンの惑星から脱出するために冒険しているようです。)

こんなゲーム

サイドビュー形式の2Dアクションで、3つのエリアをクリアすることを目標とします。

操作は移動、(2段・壁)ジャンプ、ダッシュ、通常攻撃、アビリティアイテムの利用です。通常攻撃は棒や剣での近接攻撃で、水平方向+上下方向に攻撃する事ができます。 アビリティアイテムはオフェンス、ディフェンスの2種類を保持することができ、持っているだけでステータスが上下するものもあります。アビリティアイテムの使用はエネルギーゲージを消費し、ゲージは通常攻撃を敵に当てることで回復します。

通常攻撃は繰り出す速度が早く使いやすいです。
アビリティアイテムは貴重な遠距離攻撃や回復手段を持ちます。

各エリアは3つのマップから構成されており、各マップでは雑魚敵部屋、障害物部屋、ショップ部屋、中ボス部屋、コロシアム、ボス部屋等が出現します。プレイヤーはマップを見ながら好きなルートで部屋を進む事ができます。

各マップでは右から左に向かって好きなルートを選択します。一方通行なので戻ることはできません。

メインとなる雑魚敵部屋では出現する雑魚敵の殲滅を、障害物部屋ではトゲやトラップから繰り出される弾を避けてゴールに辿り着くことを目標とします。敵を倒したり、道中で出現する宝箱からお金や回復アイテム・装備アイテムを回収しながら先に進むこととなります。

障害物部屋は回避がメインです。
雑魚敵部屋では敵の殲滅を目指します。部屋は狭めなので近くの敵から順番に倒していきます。
他にもランダムイベント部屋や取引部屋、宝箱部屋、中ボス部屋等が用意されています。

各マップの最後はコロシアムでの戦闘となります。コロシアムでは最初に3つのアイテムが表示され、そのうちの1つを報酬として選択します。アイテムの強さに見合った敵や障害物が出現し、それを全て倒すことでクリアとなり、選んだ報酬を獲得できます。

報酬は3つのアイテムから選択可能です。出現する敵の種類やトラップがそれぞれ異なります。
コロシアムは広めの部屋で全ての敵を倒すと次のマップに進むことができます。
序盤のコロシアムクリアシーン(30秒程度の動画です)

コロシアムクリア後はショップで買い物をして次のマップに進みます。

3つのマップを攻略するとボス戦が始まります。ボス討伐後は大量のアイテムを獲得し、次のエリアに進むことができます。雑魚敵と異なり体力がかなり高いため、ゴリ押しができないため要注意です。

しっかりと敵の攻撃パターンを見極めることが大切です。

1プレイは45分程度でクリア可能で、ゲーム終了後は進行度に応じてキャラクターの経験値が貯まり、レベルアップすると攻撃力や最大体力といったパラメーターが上昇します。また、敵を〇体倒す、ボスを倒すといったチャレンジをクリアすることで、新しいキャラクターやアイテムもアンロックされるため、まずは使いやすいキャラクターでクリアを目指すことをおすすめします。

進行度に応じて少しずつキャラクターの初期ステータスが強化されます。

キャラクターは全部で8種類。最初は複数回攻撃を当てると回復する Patato がおすすめです。
進行度に応じて新しいキャラクターやアイテムがアンロックされていきます。

おすすめポイント

・良好な操作性と奥深い戦術

攻撃は繰り出しが早く、硬直も短い点が特徴的です。壁ジャンプやジャンプ中の上下方向への攻撃、ダッシュもスムーズで、Hollow Knight のようにレスポンスが非常に良好です。流れるような攻撃・回避で敵を圧倒できるため、非常に爽快感があります。難易度は高めですが、理不尽な被弾は殆どないため、死んだ際も反省点が明快なため、ついついリトライしてしまいます。

また、下記のように強化可能なパラメーターやアイテムの種類が多いことも特徴です。デメリット効果を持つアイテムも多く、特定のパラメーターに絞って強化するということは難しいのですが、最終的に獲得できるアイテム数が多く、アイテムの入手頻度も多いため、引きによっては後半は無双できる点が楽しいポイントでした。

  • Health・・・体力の最大値。体力が0になるとゲームオーバー
  • Armor・・・1つにつきダメージを2回肩代わりしてくれる。黄色のアビリティの攻撃力を増価させる
  • Strong・・・近接武器や赤色のアビリティの攻撃力を増価させる
  • Technology・・・青色のアビリティの攻撃力を増価させる
  • Thorns・・・攻撃を受けて体力が減った際に数値分のダメージを敵に与える
  • Vampirism・・・20回攻撃する毎に数値分のHPを回復する
  • Spikes・・・攻撃を受けてアーマーが減った際に数値分のダメージを敵に与える
  • Metal Scrapping・・・20回攻撃するたびに数値分のアーマーを獲得する
  • Attack Speed・・・攻撃速度
  • Speed・・・移動速度
  • Jump・・・ジャンプの高さ
  • Charisma・・・コロシアムクリア時に数値%分のコインを追加で獲得する
  • Negotiation・・・ショップの価格が数値%分割引される
  • Theft・・・敵を倒す度に数値分のコインを獲得する
  • Piggy Bank・・・部屋をクリアするたびに数値分のコインを獲得する
ステータスの詳細はゲーム内でいつでも確認することができます。

加えて、難易度調整が絶妙で遊びがいがあります。体力の回復方法が多く比較的ゴリ押しができるキャラクターや攻撃力が高いものの極端に攻撃のリーチが短く繊細な操作を要求されるキャラクター等、複数の個性豊かなキャラクターが用意されており、違った遊び方を楽しむことができます。Hollow Knight や The Binding of Isaac、Dead Cells等の名だたるローグライクを参考にしたとのことで、全体的なクオリティは高く、各作品の良い部分がちりばめられた作品であるように感じました。

短距離攻撃高威力のキャラクター。空中攻撃が斜め向きなのでクセが強く扱い辛いです。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・スピード感のあるアクションが好きな人
・ローグライクアクションが好きな人

操作性が非常に良好で進行度とプレイヤーの腕前が如実に紐づきます。トリッキーな動きで敵を圧倒することが楽しい作品なので、スピード感のあるアクションが好きな人にはおすすめすることができると思います。
また、キャラクター毎に立ち回りが異なり、パラメーターやアイテムの種類が豊富です。キャラクター毎に立ち回りを考えることが楽しい作品なので、ローグライクアクションが好きな人にはおすすめすることができると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・英語が苦手な人
高難易度アクションが苦手な人

面白い作品ではあるのですが、アイテムや他のキャラクターとの会話、パラメーターに記載される文章がやや長く複雑です。時には強力ではあるものの、致命的なデメリット効果を持つ装備もある為、日本語化されていない現段階では英語に自信のない人にはおすすめすることができないかもしれないです。

また、難易度イージーのキャラクターでも他のゲームより比較的難易度は高めです。難易度を下げたりコンティニューといった救済要素は用意されていないため、高難易度アクションが苦手な人にはおすすめすることができないと思います。

ここに注意!

慣れてしまうとトラップ部屋が簡単に思えてきて味気ない点がやや残念に感じました。

類似のゲーム

Hollow Knight・・・クオリティ最高レベルのメトロイドヴァニア作品。ローグライクではないものの操作性は似ている。紹介はこちら

Brotato・・・同じ開発元のVampire Survivorsライクなローグライクアクション。紹介はこちら

総括

サイドビュー形式のローグライクアクションで、操作性の良さやキャラクターやステータス、アイテムの種類の多さが魅力的な作品です。実力重視の作品ながらも、キャラクター毎に難易度調整がしっかりとなされており、試行錯誤しながら立ち回りやビルドを探すことが楽しいポイントでした。現段階では日本語非対応のためハードルはやや高めなものの今後日本語対応予定とのことなので、気になった人は是非遊んでみてください!

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