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Seraph’s Last Stand 流行りのシンプルローグライクアクション【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Seraph’s Last Stand というローグライク2Dアクションの紹介を行います。サイドビュー形式の2Dシューティングで、出現する敵を殲滅してアップグレードを獲得する作品です。最近話題の Vampire Survivors に似たですが100円で購入可能な作品で、手軽に長時間遊ぶことが出来る作品なので、気になった人は是非覗いてみてください!

それでは早速紹介します!

概要

タイトルSeraph’s Last Stand
対応機種Steam
価格100円
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンル2Dアクション・2Dシューティング・ローグライク
開発元 / 発売元Odd Giant / Odd Giant
一言接触ダメージとPCのスペックが1番の敵ですね

ストーリー

ストーリーは一切ありません。

こんなゲーム

サイドビュー形式のローグライク形式の2Dシューティングで、ウェーブ毎出現する敵を倒して、どれだけのウェーブ数を生き残ることができるかを競います。操作はWASDで移動とジャンプ、マウスでエイムと攻撃が可能です。ローグライク形式なので、主人公は毎回必ず最弱の状態からゲームが開始します。敵は画面上部から近づいてきたり、こちらに弾を飛ばしてくるので避けながら返り討ちにします。

マップは固定でマウスカーソルで照準を合わせて敵を攻撃します。
序盤(17ウェーブ目)の動画です。

各ウェーブでは多数の敵が出現し、すべての敵を倒すことでウェーブがクリアとなります。ウェーブクリア後はランダムに表示される4つのアップグレードから1つを選択して獲得することができます。

時たまアンコモンやレアといった強力なアップグレードが出現します。

アップグレードの一部を下記にて紹介します。

  • 触媒・・・杖による発射体で与えるダメージが2増加する
    共鳴・・・攻撃速度が12%増加する
    成長・・・最大体力が10増加する
    評価・・・1度に出現するアップグレード数を増やす
    落雷・・・一定時間毎に敵を攻撃する雷をランダムに出現させる
    吸血・・・敵に与えたダメージの3%の体力を回復する
    動体視力・・・クリティカル発生率が5%増加する

同じアップグレードは複数獲得すると重複して効果を得ることができます。また、同じ種類のアップグレードを既定の枚数集めるとより特別な効果を発揮するアップグレードに変化し、より強力になります。

レーザー光線で貫通して敵にダメージを与える

体力が0になるとゲームオーバーとなり、生き残ったウェーブ数がスコアとして表示されます。世界中のプレイヤーのスコアがランキングとして表示されるため、自分の腕前を確認することができます。

稀に倒した敵からオーブが出現します。オーブを集めることでキャラクターの強化や新しい装備のアンロックをすることが可能です。

装備は杖と兜の2種類で、1つずつゲーム開始時に選択します。杖は攻撃方法に作用し、兜は操作性やステータス等に関与します。一部の杖と兜を紹介します。

  • ヘルメット・・・防御力が増加するが移動速度が低下する
    プロペラ帽子・・・2段ジャンプが可能となるが、ジャンプの高さが制御できなくなる
    アンコモン帽子・・・アンコモンのレアリティのアップグレードのみが出現する
    雷の杖・・・上方から雷を出して攻撃する
    爆発の杖・・・爆発する発射体で激を攻撃する
  • 虹の杖・・・他の杖の攻撃がランダムで繰り出される

各プレイは死ぬまで続きますが、60ウェーブ到達までに約40-50分程度要しました。その他ステージやモードはないため、やりこみ要素は少なめです。

おすすめポイント

・無尽蔵に続く強化

アップグレードを得るタイミングが多く、目に見えて強化が進んでいくため遊んでいて楽しいです。アップグレードは攻撃力や攻撃速度を上げる、攻撃手段を増やすといったシンプルな強化ばかりで、ハズレが無い点が魅力的です。どのアップグレードも重ねれば重ねるほど強くなるため、上手く強化が進むと30ウェーブを超えたあたりから万能感を感じることができます。派手なエフェクトと共に多数の敵が一瞬で溶けていくため、爽快感を感じることができます。

倒した敵が破裂して黄色い弾となり、周りの敵にダメージを与えるアップグレードを重ねたシーン。

40ウェーブ以降は大量の敵が出現し、敵のステータスも強力なため油断するとすぐにやられてしまいます。敵の傾向を把握したり対策を練る必要がありますが、アップグレードの入手機会が多く、目指したビルドが実現しやすいためついつい何度も遊んでしまう作品でした。
シンプルで遊びやすいため中毒性が高い作品ではありますが、敵の数が多すぎて何が何だか分からないままサクッと死ぬことがある点がやや残念でした。

なお、話題の Vampire Survivors との違いについて下記にまとめておきます。

・時間経過でのクリアはなく生き残ったウェーブ数を他のプレイヤーと競う
・サイドビュー形式のアクションで移動に加えてジャンプ、照準合わせ・攻撃を行う
・ステージと地形は固定で画面遷移はしない、宝箱もなし
・同じアップグレードを複数集めると、より強力な効果を獲得することができる
・キャラクターの永久アップグレードが控えめ

・圧倒的コストパフォーマンス

Vampire Survivors 程ボリュームや機能の充実性はありませんが、100円で購入することができるため、コストパフォーマンスは最高レベルの作品です。明確なゴールが用意されているわけではありませんが、5-10時間は楽しむことが出来る作品なので、迷ったら購入しても問題ないレベルだと思います。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・ローグライクアクションが好きな人
・コストパフォーマンス重視の人

ゲーム性はシンプルですがアップグレードを頻繁に獲得でき、みるみる強くなっていくため遊んでいて楽しいです。目的のビルドを組みやすく、Vampire Survivors系統の作品が好きな人にはお勧めすることができると思います。

かの有名なVampire Survivorsの3分の1の価格(100円)という驚異的な作品ではありますが、5-10時間以上は楽しむことができる作品に仕上がっています。コストパフォーマンス重視の人にはお勧めすることが出来ると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・明確なエンディングを求める人
飽きやすい人

ストーリーやエンディングといった概念はなく、ひたすら生き残りを目指す作品です。ハイスコアを目指すこととが1つの目標ですが、明確なエンディングを求める人が苦手な人にはお勧めすることができないと思います。(ある程度進めるとボスが出現します。ボスの攻略を1つのゴールと捉えてもよいかもしれません。)

また、一度自分の得意な構成が決まってしまうと同じような立ち回りとなりがちです。ステージも1つしかなく序盤の立ち回りは殆ど変わらないので、数十時間以上楽しみたい人にはお勧めすることができないと思います。

ここに注意!

日本語だと一部のカードのフォントが小さく、文字が読めないカードがある点が気になりました。

壁沿いでジャンプボタンを連打すると壁を上ることができます。使いやすく戦術に組み込みやすいです。

後半は自キャラクター・敵の攻撃が苛烈になり、PCがクラッシュする事例が発生しているとのことです。

類似のゲーム

Vampire Survivors・・・圧倒的コスパと中毒性を兼ね揃えた元祖生き残りローグライクアクション。紹介はこちら
Neon Sundown・・・アップグレードを重ねて10分間の生き残りを目指す全方向STG。紹介はこちら

総括

サイドビュー形式の2Dローグライクアクションで、無限に続くウェーブ数を生き残ることを目指します。やや大味なゲームバランスでやりこみ要素が少ない点は残念ですが、アップグレードを得る機会が多く、順当にキャラクターが強化されていくので遊んでいて楽しいです。100円という破格の安さで十分に楽しむことができる作品なので、気になった人はとりあえず遊んでみてください!

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