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Rogue Legacy 即死上等!ローグライクアクションの金字塔【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Rogue Legacy というローグライク×2D アクションの紹介を行います。死んだら次の世代の勇者が冒険を引き継ぐという部分が特徴的で、強化と周回にひたすら重点を置いた良作です。周回を重ねるごとに目に見えてステータスが上がっていく点が楽しいポイントで、中毒性に溢れた作品なので気になった人は是非遊んでみてください!

それでは早速紹介していきます。

概要

タイトルRogue Legacy
対応機種Steam, PS4
価格1,480円
プレイ人数1人
言語PC版:日本語非対応(一部日本語化MODあり?)
PS4版: 日本語対応
ジャンル2D アクション・ローグライク
開発元 / 発売元Cellar Door Games / Cellar Door Games
一言MODが上手く機能しなかったため英語でプレイしましたが、最低限の英語が分かればプレイは可能でした
#英語でプレイしたためストーリーはいまいち把握できませんでした!

ストーリー

主人公が力尽きるたびに次の世代に切り替わり、何度も世代交代を重ねながら、自動生成されるダンジョンへと挑んでいく。この『ローグレガシー』は、自動生成されるダンジョンを主人公1人で攻略していく、 “ローグライク”と呼ばれるダンジョン探索型ゲームだ。ダンジョン探索はスクロール型のアクションゲームとなっており、襲いくる敵をさまざまな武器で倒しながら、最深部を目指していくことになる。(PS Storeより)

こんなゲーム

サイドビュー形式の2Dアクションゲームで広大なフィールドを駆け巡り、計5つのボスを攻略することが目的となります。ダンジョンは大きな一つのフィールドで構成され、プレイの度にランダム生成されます。フィールドは4つのエリアに分けられ、大まかなエリアの位置は毎回同じ場所となります。各エリアに存在するボスを倒す事でスタート地点にある扉が開き、最後のボスと戦うことができます。操作は移動・ジャンプ・通常攻撃・スキルとシンプルです。通常攻撃は剣を振り下ろす攻撃とジャンプ中に下突きが可能です。スキルはマナを使用してチャクラムやナイフ、斧を投げつけたり、炎や召喚獣を呼び出して敵を攻撃します。

攻撃はシンプルに剣を振り下ろす。
斧投げのスキルは斧2つを斜め上方向に投げる。

ダンジョン内では体力回復アイテム・マナ回復アイテム・コインが出現しますが、プレイヤーを強化するようなアイテムは殆ど出現しません。ゲーム内で集めたコインが死亡時に次の世代のプレイヤーに引き継がれ、コインでアップグレードを購入することでプレイヤーの強化を行います。

強化のために、ひたすらコインを集めましょう。

強化の内容は多岐に渡り、コインの入手量UP、最大体力とマナの増加・通常攻撃とスキルの攻撃力増加・クリティカル率やクリティカル時のダメージアップ、受けるダメージの軽減や装備の重量値増加など様々なものが用意されています。一度購入したアップグレードは次回以降、常に恩恵を受けるため、プレイを重ねるたびにどんどんと強くなっていきます。

体力や攻撃力は75段階、クリティカル発動率等は25段階まで強化可能ととことんレベルアップ可能です。

また、剣・防具・靴といった装備を購入したり、2段ジャンプや空中浮遊といった魔法を購入することができます。装備や魔法はダンジョン内の宝箱から出現するブループリント獲得することでお店に並び、コインを使ってアンロックすることができるようになります。

武器毎にステータスや特性が異なる。各装備に重量値が設定されており、超えないように装備する必要がある。
スキルも5種類装備することができます。コイン獲得量アップ・ダッシュ・2段ジャンプ等、同じスキルを重複させることも可能。

死んだ後は次のクラス(職業)と特性を持つキャラクターがランダム3つ表示され、その中から次にプレイするキャラクターを選択します。クラスは攻撃力が速いものの体力が低い忍者や火影、体力が多く長期間の探索に向くバーバリアン等が用意されています。特性は特性は図体が大きい、攻撃時にMPを回復する、幻覚(存在しない敵)が見える、画面がぼやける、スキルが反対方向に射出される等様々な効果があります。

スペランカーオマージュのクラスは打たれ弱いがコインの倍率アップ
画面内の全てが上下反転という地獄の特性も。。。無編集の画像です。

フィールドは広大ですが、エリアは必ず決まった配置になっています。どのエリアから攻略することも可能ですが、エリア毎に出現する敵のレベルがまとまっているので、スタート地点のマップに記録されている順番通りに挑むと苦戦せずに進むことができます。ボスは高威力の攻撃を繰り出してきたり、雑魚敵を召喚したりと非常に強力ですが、倒すと大量のコインを獲得することができます。1度倒したボスは次回以降倒す必要はないため、一度ボスを倒したエリアにはボス討伐後は訪れる必要はありません。

どのボスも非常にデカいです。

エンディングまでは10時間程度でクリア可能です。エンディング後はやりこみ要素として周回プレイと裏ボスに挑むことが可能で、裏ボスを含めると20 ~ 30時間以上は楽しむことができると思います。

おすすめポイント

・強化の楽しさと死ぬことが前提の気軽さ

ローグライク形式の作品ではありますが、プレイを重ねることでどんどんと強くなっていくため、中毒性があります。最初は1-2分で死んでしまいますが、徐々に倒せる敵の種類が増えたり、長期間の探索が可能になったりと目に見えて強化されていくため、プレイしていて楽しいです。ボスも最初はきついものの、強化を続けることで自然と倒すことができるのでやり込みがいがあります。

強化を続けると100レベルオーバーになります。

死んだ後に集めたコインで強化をするため、冒険が上手くいけばいくほど、死ぬことが待ち遠しくなるという稀有な特徴を持っています。長くても1プレイ5~10分程度で完了し、死んでしまってもその時間が無駄にならず、次回以降の冒険の糧になるので気軽に挑むことができる点が高評価でした。

難易度はやや高めで、繊細な操作を要求されることもありますが、操作感は良好で多段ジャンプや空中浮遊等の魔法でカバーできる点も多いです。レベルを上げればステータスが際限なく伸びていくため、アクションが苦手な人でもクリアできると思います。また、特性も画面が全てモノクロになる、おならを連発してしまう、主人公の周りがモノボケしてしまう等、ユニークではあるものの攻略に致命的なものは殆どなかったため、楽しむことができました。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・コツコツと強化するのが好きな人
・1つのゲームをやりこむことが好きな人

プレイ時間によってパラメーターがドンドンと上がっていき、冒険が楽になっていくので、強化の恩恵をしっかりと感じることができます。強化の幅が広く、時間をかけるだけ強くなるのでコツコツとお金を集めて強化をすることが好きな人にはお勧めできると思います。
また、やりこむと10回の死亡以内でゲームクリアできたり、1時間以内でゲームクリアできたりとやり込みがいもあるので、中毒性のある作品ややり込みがいのある作品が好きな人にはお勧めできると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・飽きやすい人
・作業ゲーが苦手な人

ランダム要素や特殊イベントは用意されていますが、基本的には1つのエリアをクリアするまで延々と同じエリアで敵を倒してのレベリングがメイン作業となります。ステージのバリエーションは豊富ですがエリアが4つと少なく、敵の種類も少なめなので飽きやすい人にはお勧めすることができないと思います。

ここに注意!

ゲーム内で獲得するアイテムの一部の効果が説明されない点が不便でした。

類似のゲーム

悪魔城ドラキュラシリーズ・・・ゲーム性は全く異なりますが、アクション部分は近しい雰囲気です。

Rogue Legacy2・・・本作の続編。今作が面白かったのでいずれ紹介予定です。

総括

サイドビュー形式の2Dアクション・ローグライクで、死亡が前提の作品です。死亡後に前のプレイで集めたお金でプレイヤーを強化して、ボスの討伐を目指して冒険を延々と繰り返します。ステータス上昇・装備・魔法等の強化のバリエーションが非常に多く、プレイを重ねるたびに強くなっていく点が快感です。主人公のクラス・特性がランダムということもあり、中毒性に溢れた一本なので、気になった人は是非遊んでみてください!

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