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Rogue Legacy 2 世界は孫が救います。【レビュ-】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Rogue Legacy 2 というローグライクアクションを紹介します。以前紹介した Rogue Legacy の続編で、前作の跡継ぎシステムを踏襲しつつ新しい要素が加わった正統進化の作品です。前作同様、沢山のユニークな勇者で死にながら強化を進める要素が楽しい作品なので、ローグライクアクションが好きな人には必見です。

それでは早速紹介していきます!

概要

タイトルRogue Legacy 2
対応機種Steam, Nintendo Switch, PS4/PS5
価格2,800円(Steam, Switch), 2,750円(PS4, PS5)
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンルローグライク, 2D アクション
開発元 / 発売元Cellar Door Games / Cellar Door Games
一言結局デフォルトのナイトが一番強いというオチ

ストーリー

貴方は勇者として、城の中に蔓延る怪物達を追い出すために冒険に出かけます。
死んでしまっても構いません、その時は息子や娘に頑張ってもらいましょう。

こんなゲーム

サイドビュー形式の2Dアクションで、合計6つのエリアのクリアして待ち受けるボスを倒すことが目標です。操作は移動・ジャンプ・攻撃・スキル・秘技・ダッシュ・スピンジャンプとシンプルです。ローグライク形式のため、各プレイは独立しており、エリア内のルームはプレイ毎にランダムに組み合わさって構成されます。

銃や剣、弓矢、双剣等、選択したクラス毎に攻撃方法が異なります。
一部の武器は連続攻撃や空中攻撃で攻撃モーションが変化します。
スキルや秘技はマナを消費して繰り出します。高威力な攻撃や遠距離攻撃が可能です。
スピンジャンプでは敵の攻撃をかき消したり、空中ダッシュ回数をリセットすることができます。

敵の攻撃力は高めで最初はすぐに死んでしまいます。死んでしまった後は3人の跡継ぎから次に操作するキャラクターを選択して再開します。死んでも特にペナルティーは無いので、気軽にトライしてOKです。

棘やトラップが多めで、最初は体力や攻撃力も低いです。

特性には冒険が有利になるもの(敵を攻撃した際のノックバックが大きい等)や不利になるもの(画面がモノクロになる)等、様々なものが用意されています、不利になるものを選んだ場合には、冒険中に獲得できるコインが増えるため、わざと扱いにくいキャラクターを使う場合もあります。

キャラクター毎にクラスや攻撃方法が異なります。
通った道が煙で見えにくくなる特性。迷惑千万です。
こちらは被弾時に視界が一時的に狭くなる特性。連続で被弾しやすくなります。

ダッシュは敵の攻撃をすり抜けることはできないものの、冒険が進むと空中ダッシュや連続ダッシュができるようになります。空中をトリッキーに動いて敵の攻撃を避けることができるため、プレイしていて楽しいです。

若干メトロイドヴァニアの要素も含まれており、冒険が進むと新しいアクションを獲得できます。

道中ではランダムでレリックを見つけることがあります。レリックはジャンプ回数が増える、クリティカル発生率が増加するなど、強力なパッシブ効果を死ぬまで発揮します。レリックは複数所持することができますが、保持するには気力を消費します。気力が100を切るとその分最大体力が減ってしまうため、不要なレリックを見極めるという立ち回りを求められます。

効果と消費気力から入手するかどうかを判断します。

ダンジョンは最初のエリアから他の全てのエリアに繋がっており、拠点のワープポイントを通じて他のエリアにワープすることができます。各ステージには強力なボスが待ち受けていますが、一度倒したボスは復活はしないので、一度クリアしたエリアには挑む必要はありません。

ボスは体力が高く攻撃範囲も広く、攻撃方法も豊富なためかなりの強敵です。
ワープポイントやアイテムの位置はマップから確認可能です。

各プレイ終了時に宝箱や敵からドロップしたコインを使うことで、最大体力や攻撃力、気力やクリティカル率などを永続的に向上させることができます。強化は10回以上重ねることができるうえ、攻撃力や防御力を上げる装備やルーン、パラメーターの最大レベルを上げるソウル強化も用意されているため、プレイを重ねることでどんどんと主人公のステータスが上昇していきます。

新クラスやキャラクター選択のリロールなどもアンロックすることができます。
複数の強化で攻撃力・防御力・操作性の全てが改善していきます。

エンディングまでは実力次第ですが15ー20時間程度、クリア後も周回要素が楽しめるシステムとなっており、何度でも遊べる作品に仕上がっていました。デメリットはあるもののダンジョン内容を固定するシステムや被ダメージを調整する設定等のオプションも完備されていました。

おすすめポイント

・強化要素満載の作品

最大体力や攻撃力、マナ、クリティカル率、気力、装備の重量まで、様々なパラメーターが強化可能です。プレイ回数をこなす程、倒せる敵や進める場所が増えるため、冒険していて楽しいです。攻撃範囲は狭いものの敵の飛び道具を跳ね返せるコックやブラックホールを配置して戦う魔法使いなど、15種類ものクラスや様々な特徴のおかげで飽きずに冒険を楽しめます。また、特性についてもバリエーションが多くて楽しめます。扱い辛い特性を引いても入手コインに倍率がかかるため、普通の特性以上に稼げることもあるため、プレイスタイルに合わせたプレイが可能です。どんなに雑なプレイでも必ず次回以降の強化につながる点は魅力的でした。

音符を敵のいる場所に配置して戦う吟遊詩人
敵にダメージを与えることができない代わりにコイン獲得率+165%のキャラクター

操作性は快適でクオリティが高いです。難易度も高めですが、永久強化の豊富さからアクションが苦手な人もある程度時間をかければクリア可能、アクションが得意な人は短時間でのスピードクリアを目指せるため、初心者から上級者までおすすめできる作品に仕上がっていました。

終盤はコインが稼ぎやすい分、厄介な敵が多いです。被弾を抑えてボスの元に辿り着くのが重要です。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・ローグライクアクションが好きな人

様々なクラス・特性で何度でも遊べる作品に仕上がっています。最初はクリアできなかったところが充実した強化要素によってどんどんとクリアできるようになるため、キャラクターを育てることが好きな人、ローグライクアクションが好きな人にはおすすめできます。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

永久強化前提の作品が苦手な人
アクションゲームが苦手な人

クリアまでひたすらダンジョンに挑んでコインや鉱石を稼いで、キャラクターを強化することがメインとなります。何度も同じダンジョンに挑むこととなるため、実力でクリアしたい人や飽きやすい人にはおすすめできないかもしれません。

また、敵の攻撃をダッシュで避けることはできません。全ての攻撃は避けれるように設定されているものの、空中ダッシュやスピンジャンプを駆使したアクロバティックな回避が必要となる場合もあります。強化のごり押しでクリア自体は可能ではあるものの、ある程度アクションゲームに慣れた人がプレイすることをおすすめします。

ここに注意!

ある程度周回が必須のゲーム性です。ランダムイベントがやや少ないため、ある程度慣れてしまうと目新しさが欠けてしまう点が少し残念でした。

また、レリックは強力なものの、入手できる数が限られるためレリックだけで無双することはできません。あくまでもおまけ的な扱いなのでご注意ください。

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本作の前編、英語のみですが、ゲーム性は同じなので楽しめます。今作からのプレイでも全然問題ないので、英語に抵抗がある人は今作からのプレイをおすすめします。

総括

永続強化が前提のローグライクアクションで様々な特性・クラスを使ってダンジョンに挑みます。難易度が高い死にゲーですが、強化項目が多岐に渡り、プレイすればするほど先に進めるゲーム性になっています。クオリティ・ボリュームも十分でおすすめできる作品なので、気になった人は是非遊んでみてください!

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