こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は熱血硬派くにおくんシリーズの完全新作となる River City Girls を紹介します。誘拐されたくにおとりきを救出するため、2人のガールフレンドが救出に向かう作品です。くにおくんシリーズお決まりのハチャメチャな楽しさと、パワーアップしたゲーム性・グラフィックが特徴です。従来のくにおくんシリーズが好きな人にはおすすめできる作品なので、気になった人は是非読んでみてください!
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | River City Girls 熱血硬派くにおくん外伝 |
対応機種 | Steam, PS, Nintendo Switch |
価格 | 3,190円(PS4, Switch) 3,090円(Steam) |
プレイ人数 | 1~2人(マルチプレイ対応) |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D アクション |
開発元 / 発売元 | WayForward / WayForward , Arc System Works |
一言 | みさこときょうこの活躍は “新・熱血硬派くにおたちの挽歌” にて! |
ストーリー
ある日、リバーシティーに住むくにおとりきが何者かに誘拐されてしまう。くにおとりきの彼女である「みさこ」と「きょうこ」は授業中にその知らせを受け、学校を飛び出し、2人の救出のために立ち上がるのだった。
あの二人を誘拐するってすっごい敵ですね。
こんなゲーム
サイドビュー形式の2Dアクションゲームです。みさこまたはきょうこを操り、くにおとりきを救出することが目標です。まずは着席を促す教師や警備員を(拳で)説得して、2人の居所を探すところからゲームが始まります。戦闘はベルトスクロール形式で進み、複数に区切られたマップを転々と移動していきます。
操作は移動・ジャンプ・ガード・弱攻撃・強攻撃・必殺技です。リバーシティーは治安が悪く、どこにいても不良・チアガール・警官・サイボーグ等が主人公2人に襲い掛かってきます。適当に蹴散らしてカツアゲをしながら先に進んでいきましょう。
動画の方が分かりやすいので20秒程度の動画を貼ってみました。攻撃を当てるには左右の軸だけでなく奥行きも合わせる必要があります。
攻撃は方向キーと弱、強攻撃、必殺技キーを組み合わせて技を出します。繰り出される技はキャラクター毎に異なりますが、操作感はどのキャラでもほぼ同じです。くにおくんシリーズと同様に敵にベンチをぶつけたり、倒れた敵を投げ飛ばしたり、何でもありのバトルがどこでも楽しめます。
敵を倒して得た(カツアゲした)お金で、回復アイテムや装備を買ったり、新しい必殺技をアンロックすることができます。回復アイテムはバトル中でも使用可能なので、ボス戦で苦戦したときは積極的に持ち込みましょう。また、各アイテムは初回使用時、パラメーターが永久に上昇するので、お金に余裕があるときはとりあえず買って使用しておきましょう。
敵を倒したりクエストをこなすと経験値が貯まり、レベルが上がります。レベルが上がるとステータスが上がるだけでなく、新しい必殺技を習得できるようになります。必殺技は道場で取得可能なので、積極的にお金を集めて購入しましょう。
ストーリー上の目的地はマップに表示されるため、サクサクと進めることが可能です。ストーリーの進行と共に段々と登場する敵も強くなっていくので、適度に敵を倒してレベルを上げたりクエストをこなしておきましょう。
また、アクセサリーを装備することで攻撃力や耐久力を上げることができます。アクセサリーはクエストをこなしたり、お店で入手することができます。中にはゲームバランスが崩壊するレベルの強アイテムもあるため、是非探してみてください!
ボスとして立ちはだかるキャラクターはいずれも、当然のように超能力を使用してきます。舐めてかかると返り討ちにされるので、準備を整えて挑みましょう。コンティニュー時には所持金の4分の1を失うため、事前に買い物を済ませておくことをおすすめします。
ストーリーは1週6時間程度でクリア可能とやや短めですが、隠し要素や周回プレイ等のやりこみ要素が沢山あるため、15時間以上は楽しむことができます。
おすすめポイント
・くにおくんシリーズとして意欲的な作品
雰囲気はガラッと変わっていますが、従来のくにおくんシリーズのゲーム性を継承しており、正当にパワーアップしています。グラフィックについては大幅に強化され、ドット絵・漫画・アニメの全てのシーンが超クオリティです。より近代的・アメリカンなテイストとなりましたが、日本っぽい場所も数多く。馴染みやすいです。
これまで登場したキャラクターが現代風になって再登場したり、過去作をリスペクトした小ネタが沢山出現したり、過去BGMのアレンジが流れたりとファンサービスも豊富です。ストーリーは良くも悪くもかなり雑ですが、主人公2人が可愛らしく、キャラも立っているためあまり気になりませんでした。
戦闘についても、過去作同様に多数のアイテムを使ったハチャメチャバトルが楽しめるため、くにおくんシリーズのファンであれば楽しめる作品に仕上がっていると思います。
・ローカルマルチプレイ対応
勿論マルチプレイにも対応しており、2人でコンボを決めたり、同士討ちしたり、アイテムを取り合ったりすることが可能です。2人で遊ぶ方が断然盛り上がるため、是非2人で遊ぶことをおすすめします。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・くにおくんシリーズが好きな人
グラフィックは進化していますが、ゲーム性は良くも悪くもあまり変わらず、金策に走ったり、隠し要素を探したり、雑魚敵をいたぶるコンボを探したりと、昔プレイした遊び方を本作でも楽しめます。やや雰囲気は異なりますが、くにおくんシリーズが好きな人にはおすすめできる作品だと思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・派手なアクション性を求める人
・コスパ重視の人
あくまでもリバーシティの住人との拳同士の戦いがメインのため、巨大なロボや化物と戦ったりするシーンは一切ありません。ド派手なアクションや展開も殆ど無いため、派手なアクションを求める人には向いていないと思います。
また、ストーリーはやや短めでいきなり終わってしまうので拍子抜けするかもしれません。ボリューム自体は少ないのでコスパは悪いように思います。セール中の購入を狙ってもよいかもしれません。
ここに注意!
イラストが非常に綺麗になっていますが、ゲーム性としてはくにおくんシリーズそのままで、新しい要素などが加わっているわけではないので、その点についてはご注意ください。敵の体力がやや高く、倒した際に入手できるお金が少ない。マップ移動やアイテムの取得を誤って出しやすいなどの欠点が目立ちました。また、雑魚敵戦は使い勝手の良い技でダウンを取るワンパターンなバトルになりがちな一方、ボス戦は覚えゲーの色が強い部分もやや残念でした。
日本語対応ですが、Steam版ではボイスのみ日本語対応ではないので注意しましょう。また、会話のセリフ送りができない点がやや不便でした。
類似のゲーム
くにおくんシリーズ・・・本作のルーツ。今遊んでも十分楽しい作品。雰囲気的には “ダウンタウン熱血物語” が近いと思います。
総括
くにおくんシリーズを現代風に置き換えた作品です。主人公が女の子となり、グラフィックが一新され大幅に進化しました。ゲームバランスがやや調整不足な面が目立ちましたが、根底はくにおくんらしいハチャメチャバトルで、過去作からのオマージュも多いため楽しめる作品でした。
くにおくんシリーズが好きな方にはおすすめできる作品だと思うので気になった人は遊んでみてください!
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