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Risk of Rain Returns 帰ってきた暴風雨!【レビュー】

ゲームレビュー
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こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Risk of Rain Returns というローグライクアクションを紹介します。以前紹介した Risk of Rain / Risk of Rain2 の続編にあたり、初代Risk of Rainを正統的に進化させた作品です。過去作との差分をメインに紹介するため、過去の記事を確認のうえで本稿を読むことをおすすめします。

それでは早速紹介していきます!

概要

タイトルRisk of Rain Returns
対応機種Steam
価格1,700円
プレイ人数1~4人(マルチプレイ対応)
言語日本語対応
ジャンル2D アクション, ローグライク
開発元 / 発売元Hopoo Games / Gearbox Publishing
一言これよこれ。無限に遊べる。

ストーリー

貴方は宇宙連絡船”UES Contact Light”の事故に遭遇し、モンスターの跋扈する星に投げ出されてしまった唯一の生存者です。宇宙船はたくさんの貨物を積んでいましたが、事故によって各地に散らばってしまいました。この星で生き残るために、役立つものは何でも利用しましょう。

こんなゲーム

サイドビュー形式のローグライクアクションです。メインとなる通常のゲームモードに加えてプロヴィンストライアル(ミッション)モードが追加されたため、それぞれについて紹介します。

メインとなるゲームモードについては、初代 Risk of Rain / Risk of Rain2 と同じで6(+α)つのステージのクリアを目指します。新しいアイテムやクラスが追加されているものの、テレポーターを起動してボスを倒す点、大量のパッシブアイテムを集めて強化が進む点、時間経過で難易度が上昇していく点に違いはありません。

空中から攻撃を繰り出すパイロットや魔法攻撃に特化したアーティフィサー等、3つの新キャラが出現します。
4つのスキルを使い分けて冒険します。
ポータル起動後は大量の敵とボスを倒すことで次のステージに進みます。
設定のカスタマイズ性が高く、初代の設定を再現してプレイすることもできます。

プロヴィンストライアルモードは用意されたミッションをこなす短編モードです。特定のスキルのみで敵を倒す、専用ステージを移動系スキルを駆使して時間内にゴールする、空中から降りてくる敵を地面につくまでに倒す等のミッションをこなします。

狭い檻の中で遠距離攻撃のみを使って、近づく敵を倒すミッション。

1プレイは数十秒~数分で完結しますが、難易度は高めで何度もリトライが必要な場合もあります。ミッションクリア時には新しいスキルやスキン、アイテムがアンロックされ、そのマスの上下左右のミッションに挑めるようになります。

クリアしたミッションにはチェックマークが付きます。

また、各ミッションにはクリア目標とは別にエキスパートレベルの目標も設定されています。報酬とは関係がないですが、クリアすると王冠マークが付くため、コアなユーザーはとことん楽しむことができます。

王冠マークの取得は滅茶苦茶きついです。

1プレイは30~45分程度ですが、前作同様過去のステージに戻っての周回プレイも可能なため、1時間を超える場合もあります。

おすすめポイント

・パワーアップして戻ってきた骨太ローグライクアクション

ゲーム性はこれまでの2作を踏襲しており、高難易度かつやりこみがいのあるシステムです。新しいキャラクターやアイテムの出現により、プレイヤーの取れる選択肢が広がっています。新しく追加されたアイテム・クラスは癖の強いものが多いため最初は戸惑いますが、使いこなすと強力なため上手く扱えると楽しいです。これまでのゲームバランスを大きく壊すようなものもないため、これまで通りのRisk of Rainを楽しむことができました。

パラグライダーで飛び回るパイロットは真下と斜め下に攻撃できます。

新しく追加されたプロヴィンストライアルも難易度が高めで挑みがいがあります。数も45個以上と多く、ミッションの内容も多岐に渡るため、ミッションクリアが好きな人はとことんおすすめできます。王冠はかなり厳しい絶妙な難易度設定のため、とことん挑みがいがありました。

空中に足場を作るスキルを駆使してゴールを目指すミッション。

・マルチ協力プレイ対応

本作もマルチ協力プレイに対応しており、ローカル協力プレイ・Remote Play Together・オンライン協力プレイに対応しています。人数が増えれば増える程、探索や戦闘が有利になるため、クリアできない人にはおすすめです。

Remote Play Together の場合は1画面でのプレイとなるため、単独行動はできません。
オンラインマルチプレイでは単独行動が可能です。

また、今作では死んだ後にドローンとして復活し、仲間を援護することができます。これまでは死亡後は他のプレイヤーの行動を見ているしかできなかったため、非常にありがたい機能でした。これまで通り次のステージに進んだ場合は復活できるためご安心ください。

飛ぶことができるため、敵の種類によっては一方的に攻撃できます。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・ローグライクアクションが好きな人

有名ローグライクアクションRisk of Rainの1の拡張版、2を2D版にした作品です。難易度が高くやりこみ要素も満載、ローグライクらしいド派手なインフレが魅力的な作品です。クラスやアイテムのバリエーションも豊富なため、ローグライクアクション好きには間違いなくおすすめできる作品だと思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・ミッションの攻略が面倒な人
1からの大規模な刷新に期待している人

前作とは違い、一部の新しいスキルやアイテムの開放にはトライアルモードのクリアが必要です。トライアルはやけに難易度が高く、何度もリトライを求められるため、トライアルモードに興味がない人にはおすすめできません。

また、1から新しいアイテムやクラスが増えたものの、基本的にはゲーム性に変更はありません。あくまでも1のリマスター+αなので、大幅な刷新に期待している人にもおすすめすることはできません。

ここに注意!

シリーズ初プレイの方はRisk of Rain2(3D)か本作(2D)からはじめることをおすすめします。初代は本作で賄えているため購入は不要です。

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本作のリメイク元。詳しいゲームシステム等はこちらの記事を参照ください。
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本作を3Dにしたバージョン。内容は同じですが2D版とは違った楽しみがあるため、本作にハマった人はこちらもどうぞ。

総括

サイドビュー形式の2Dアクションで、以前紹介したRisk of Rainに新しいアイテムやクラス、ゲームモードが追加された作品です。通常のゲームモードは正統進化といった印象で従来の遊び方がそのまま拡張されていました。ミッションモードは短時間で完了するものの、難易度が高めで挑みがいがあります。全体を通して過去作からのパワーアップした作品といった印象なので、ローグライクアクションが好きな人は是非遊んでみてください!

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