こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Riddled Corpses EX という 2D シューティングの紹介を行います。全方向から大量に迫りくるゾンビを撃退する昔ながらのドット絵STGで、強化システムと高難易度が特徴の作品です。昔ながらの高難易度のシューティングゲームが好きな人には刺さる作品かもしれないので気になった人は是非遊んでみてください。
本作は日本語非対応ですが、英語がわからなくてもプレイには一切支障はないのでご安心ください。
#本稿では Riddled Corpses EX の内容を記載しています。
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | Riddled Corpses EX |
対応機種 | Steam, Nintendo Switch, |
価格 | 999円(switch), 798円(Steam) |
プレイ人数 | 1-2人 |
言語 | 日本語非対応 |
ジャンル | 2D シューティング |
開発元 / 発売元 | Daniel Fernandez Chavez / Diabolical Mind |
一言 | 可愛い女の子のイラストに釣られた一人です。 |
ストーリー
世界がゾンビ・モンスターまみれになった世界を探索し、ゾンビに襲われている仲間を助けながら、世界を元に戻すために戦います。
(ストーリーの掘り下げはほぼありません。)
こんなゲーム
見下ろし型の全方向 2D シューティングです。キャラクターを操り、全方向から襲い掛かってくるゾンビを撃退します。操作は移動・照準合わせ+攻撃・アイテムの使用と非常にシンプルです。本作にはアーケードモード、ストーリーモード、サバイバルモードの3つのモードが用意されていますが、メインとなるストーリーモードを紹介します。
各モードでは全 5 + α ステージをクリアすることが目標です。各ステージでは強制スクロールでマップが進み、大量に敵が出てくるため、倒しながら先に進んでいきます。プレイヤー側に体力の概念はなく、被弾すると残機が減り、残機が無くなるとゲームオーバーとなります。
敵を連続で倒すと左上のコンボゲージが溜まり、最大まで貯まると一時的にショットが強化されます。この状態で敵を倒し続けると強化状態を維持し続けることができるため、如何にコンボを継続させることができるかどうかが重要となります。
また、道中では下記のアイテムを拾うことがあり、各アイテムに対応したボタンを押すことでアイテムを消費し、戦闘を有利に進めることができます。
- ・時計・・・消費アイテム。消費することで画面上の敵・敵弾の動きを一定時間止める
・ダイナマイト・・・消費アイテム。消費することで画面内の雑魚敵・敵弾を全て消す。 - ・タレット・・・消費アイテム。消費することで一定期間周りの敵を攻撃してくれる。
・救急箱・・・取ることで残機を1つ増やす。
ステージの最奥にはボスが待ち受けており、ボスを倒すことで次のステージに進むことができます。ボスは強大ですが、道中に湧き出る大量の雑魚敵達と比べるとどのボスも攻撃が単調で、すこし物足りなく感じました。
道中で敵を倒した際に出現するコインを入手し、使用することで新キャラクターのアンロック、強化、アイテムの購入を行うことができます。特にショットの強化は必須で、強化無しで各ステージのクリアは不可能レベルなので、ある程度の稼ぎ作業が必要となります。
キャラクター毎に特殊アビリティが用意されており、攻撃力や移動速度などのパラメータも異なります。ただし、キャラクター毎の操作感は全て同じで、特定のキャラクターの完全上位互換のキャラクターもいるのが少し残念でした。
各ステージは6分程度でクリア可能です。ストーリーモードではゲームオーバーになってしまっても一度訪れたステージから再開することができるので気軽に楽しむことができます。お金集めは慣れると10-15分程度で9999ゴールド集まるため、意外と早くレベル上げが終わりました。
アーケードモードでは毎回最初のステージ・初期レベルからとなり、難易度は高めですが、道中にアイテムを拾ってショットの強化を行うことが可能なので、高難易度に自信がある人は挑んでみてください。
おすすめポイント
・昔ながらの2Dシューティング
デフォルメされた可愛らしいドット絵、ピコピコとノリのいいチップチューンの味のあるサウンド、序盤から容赦なく襲い掛かってくる大量の敵と、昔ながらのアーケードゲームを彷彿とさせる作品に仕上がっています。油断すると直ぐに画面が大量のゾンビで埋め尽くされて、画面端へと追いやられるため、敵弾を正確に避けながら逃げ道を確保する必要があります。アイテムの使いどころや立ち回りを常に考えさせられる必要があるため、リトライ性・戦略性は意外と高めです。
一部ステージはバイクに乗りながら敵を倒すサイドビュー形式のシューティングに変化するなど、シューティングゲームあるあるの特別ステージも用意されています。敵を倒しながら道路上にある障害物を回避する必要があり、他のステージとは異なる立ち回りを強いられるため新鮮です。
アーケードモードでは毎回最初からとなるため、難易度はかなり高めですが、ストーリーモードではレベルを上げてアイテムを多数購入してごり押しすることで、シューティングゲームが得意ではない人でも何とかクリアできるレベルになっています。
・2P Coop プレイに対応
本作では 2P Coop プレイに対応しており、Steam 版なら Remote Play Together にも対応しています。残機はそれぞれのキャラクターが3持っている状態からスタートし、敵の倒すスピードが速くなり、敵の攻撃を分散できるため、クリアしやすくなります。
また、1人の残機が無くなってしまい、もう1人の残機が 2 以上残っている場合、仲間の残機を使用して復活することができるのですが、この際ダイナマイトの効果が発揮されるため、2人だと非常に有利になります。1人の攻撃力では古強化でもクリアがかなり難しいので、クリアできないと感じたら2人プレイ用に相棒を探しましょう。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・高難易度 / 昔ながらの STG ゲームが好きな人
グラフィックやBGM、操作性、難易度が昔ながらのアーケードシューティングそのままです。価格も手頃で骨のあるシューティングゲームを楽しむことができるため、一昔前のシューティングゲームを楽しみたい人にはお勧めできます。アーケード・ストーリー・サバイバルと三つのモードが用意されており、実力やプレイスタイルに併せて楽しむことができるため、シューティングゲームが好きな人にはお勧めできるかもしれません。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・何度も同じステージに挑みたくない人
・実力重視のシューティングを楽しみたい人
メインとなるストーリーモードの場合、初期レベルの状態では攻撃力が低く、敵の湧きが以上に多いため、ステージ1 をクリアすることも困難です。ある程度ステージを周回し、レベル上げが必須となるため、稼ぎ作業をやりたくない人にはお勧めできないと思います。シューティングの実力があってもどうにもならないシーンが多く、強化したショットとアイテムでごり押しする作品なので、実力重視の作品を期待している人にはお勧めできないと思います。
ここに注意!
通常のウェーブは敵の数が多く難易度が高い一方、ボス戦は攻撃方法が単純且つ弾幕が薄いのでやや盛り上がりに欠けます。また、雑魚敵のバリエーションも少ないため、各ステージの違いをあまり感じられない点が少し残念でした。
ゲーム内は全てドット絵のキャラクターしかでてこないため、タイトル画面の可愛い女の子のイラストはタイトル画面でしか拝めません。タイトル画面の女の子のイラストでそのまま戦闘が始まるわけではないのでご注意ください。
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見つけ次第追記します。
総括
見下ろし型の 2D シューティングです。全方向から迫りくる敵を倒して計 5 + α ステージを攻略します。可愛らしい 16 bit のグラフィック、懐かしさあふれるチップチューン、序盤からの難易度の高さと昔ながらのシューティングゲーム要素が満載の作品です。稼ぎ作業が必須、英語版しか公開されていない、ボス戦が盛り上がらないと人を選ぶ要素が多いですが、気になった人は是非遊んでみてください!
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