こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Return to Monkey Island というポイント&クリックのパズルゲームを紹介します。1990年代にリリースされた謎解きシリーズの最新作で、丁寧な造りのわりにがっつりしたボリュームが魅力的な作品です。価格はやや高めですが、ポイント&クリックが好きな人にはおすすめできる作品なので、気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | Return to Monkey Island |
対応機種 | Steam, Nintendo Switch, PS5 |
価格 | 2,570円(Steam), 2,530円(PS5), 3,240円(Switch) |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 謎解きゲーム |
開発元 / 発売元 | Terrible Toybox / Devolver Digital |
一言 | (色々な意味で)大作でした。 |
ストーリー
ガイブラシ・スリープウッドの宿敵である幽霊海賊ルチャックと、最後に知恵比べをしてから長い年月が過ぎり、メイレー島の様子はずいぶんと変わってしまった…。
かつての仲間たちはバラバラになり、最愛のイレーヌは知事の座を退いた。さらに、キャプテン・マディソンという若くて危険な海賊たちがメイレー島を支配しつつある。
そんな中で、モンキー島の秘宝を諦めずにいたガイブラシはルチャックの海賊船へと乗り込むことを決意。再び海へと乗り出し、巧妙なパズルと奇怪な出来事が待ち受ける冒険へ出航しよう!
(Nintendo Store より抜粋)
シリーズ3作目(?)とはなりますが、スクラップ形式で過去のあらすじを簡単に説明してくれるため、本作からでも気にせず楽しむことができます。
こんなゲーム
主人公であるガイブラシ・スリープウッドを操り、モンキーアイランドに隠された財宝を探して冒険にでます。操作はマウスクリックで移動、調べる(話す)、アイテムを調べる(使う)とシンプルです。ストーリーは5章から構成されており、主人公であるガイブラシ・スリープウッドが体験を彼の息子に回想形式で話すところから始まります。
道中では複数のマップを移動しながら、モンキーアイランドに託されたお宝の情報を探します。アイテム欄から手に入れたアイテムを調べたり、気になる場所に使ったり、アイテム同士を組み合わせて新しいアイテムを作ることができます。正しい場所にアイテムを使ったり調べることでストーリーが進んでいきます。
難易度はカジュアルモードとハードモードから用意されています。難易度はやや高めですが、段階的に確認できるヒントが用意されているため、長時間同じ場所で詰まることはありません。私はハードモードでヒントを活用しながらプレイして、クリアまでに12時間程度要しました。やりこみ要素として実績機能やクイズ機能も用意されており、合計20時間以上は楽しむことができると思います。
おすすめポイント
・ボリューム、クオリティ共に高めの作品
若干デザインは古臭く独特の世界観や言い回しが多数出現するものの、肝心のゲームシステムやヒント要素は今風で遊びやすい作品です。私は前2作をプレイせずにプレイしましたが、前述のスクラップブックや丁寧なチュートリアルのおかげで戸惑うことなく最後まで楽しむことができました。黒魔術や人外も出現しますが、分かりやすい導入があるうえにそれらの特性も謎解きに活かすことがあるため面白いです。
謎の難易度はやや高めですが、答えがわかればなるほどと息巻いてしまうような箇所や、どこで使うか分からない謎のアイテムを忘れた頃に使う箇所もあり、最後まで謎が解ける快感や驚きを感じることができました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・本格的なポイント&クリックを求める人
・良質な謎を求める人
価格がやや高い分、数あるポイント&クリック作品の中でもボリュームが多くクオリティも高いです。一部突拍子もない解き方が必要な謎もありますが、基本的に謎の質も高いので、高クオリティのポイント&クリックのパズルゲームを求める人にはおすすめすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・コストパフォーマンス重視の人
・字幕が苦手な人
価格はやや高めです。クオリティが高いため仕方がないのですが、他の作品で十分にコスパのよい作品が存在するため、コストパフォーマンス重視の人にはあまりおすすめできないと思います。
また、日本語は字幕のみ対応で会話シーンも多いため、自動で流れる字幕を長時間読む必要が出てきます。バックログで遡ることもできますが、やや会話のテンポも悪いので字幕が苦手な人にはおすすめすることができないと思います。
ここに注意!
ちょいちょい汚いシーンが登場します。食事中のプレイは控えるべきかもしれません。
前情報でオチに期待するなというコメントを見かけていたのですが、理由がよくわかりました。
類似のゲーム
Monkey Islandシリーズ・・・30年以上前から愛される謎解きシリーズ。
総括
30年以上の歴史を誇るMonkey Islandシリーズの最新作のポイント&クリック作品です。現代風のシステムで遊びやすくボリュームは多め、クオリティも高く高評価も納得の作品でした。やや価格が高い点、ストーリーのオチが微妙ではあるものの、謎の質も良く挑みがいがあるためポイント&クリック作品が好きな人は是非遊んでみてください!
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