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ラズベリーマッシュ 目指すは神殺し!【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は ラズベリーマッシュというローグライク形式の2Dアクション・シューティングの紹介を行います。以前紹介した Enter The GungeonHades によく似たゲームシステムで、様々な近接武器・遠距離武器を使いこなして、神殺しを達成するダークファンタジー系統の作品です。ローグライクアクションが好きな人はハマるかもしれないので、気になった人は是非覗いてみてください!

それでは早速紹介していきます。
#本作は出血表現が含まれています。

概要

タイトルラズベリーマッシュ
対応機種Steam, IOS, Android, Nintendo Switch
価格1,599円(Steam), アプリ内課金(IOS, Android), 1880円(Switch)
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンル2D アクション, 2D シューティング, ローグライク
開発元 / 発売元IGNITION M / IGNITION M
一言このゲーム最終的にめっちゃお金余りますね。

ストーリー

神は世界を浄化する。
望む世界を創造するために

逆らうもの、逃げるもの
すべては終わりの世界
「ラビィ」にたどり着く

少女も、その一人

神にあがらい
神の裁きを受けたもの

少女に残された想いはひとつ

「神」を殺す
ただそれだけである

こんなゲーム

見下ろし型のローグライク2Dシューティングです。主人公の少女を操り、神を殺すために計5+α個のステージを攻略します。各ステージはローグライク形式なので毎回ランダム生成され、主人公は最弱の状態からゲームがスタートします。各ステージは雑魚敵部屋、ショップ、ボス部屋、強化部屋、アイテム部屋等の複数の部屋から構成され、ボスを倒すことで次のステージに進むことができます。

操作は移動・近接攻撃・銃の発砲・ドッジロール・アイテムの使用です。

近接攻撃は連続で繰り出すことでコンボを繋げることができます。武器毎にリーチや攻撃力、追加効果が異なるため、道中に出現する武器を持ち替えながら先に進んでいきます。

拳は繰り出しが早いもののリーチが短い

ランスは中距離の敵を攻撃しながら移動できるので使いやすいです。

遠距離武器はミサイルやレーザー銃などで攻撃します。銃弾を消費し、マガジンの弾が切れるとリロードします。銃弾は敵からのドロップやショップから補充する事ができます。

爆風が複数の敵を巻き込むミサイル弾
近接武器・遠距離武器は1つずつしか持てないので、新しいものが出たらどちらを装備するか選択します。

ドッジロールでは敵の攻撃を回避できます。

ショップでは敵からドロップしたお金を用いて武器や回復アイテム、パッシブアイテムの購入が可能です。各フロアでは1度だけハートのキーを購入することで、体力を全回復させることができます。

キー+ランダムのアイテムが4つ並びます。
各ステージに現れる強化部屋。必ず寄りたい部屋です。
いくつかの部屋にあるワープポイント間でワープすることができます。

ステージの最奥に潜むボスを倒すことで次のステージに進むことができます。ボスは弾幕に特化した攻撃を繰り出してくるため、難易度が高めです。ボス戦後は近接武器・遠距離武器・パッシブアイテムの3つがそれぞれランダムで出現します。

ボスが出現させる敵を倒すことでボス戦中でも体力や銃弾を回復することが出来ることもあります。
装備・パッシブアイテムにはレアリティが存在します。

ボス戦後、次のステージに進む前に敵を倒して得たソウルを消費することで、新しいアイテムのアンロックや所持できるポーション数の増加等様々な効果を得ることができます。パッシブアイテムも最初は1つしか持つ事ができないですが、最大10個まで同時に持ち運べるようになります。

ここの強化・アンロックは永久アップグレードで、次回以降のプレイでも効果が発揮されます。

エンディングは2種類で、トゥルーエンドに辿り着くには複数回のプレイが必要となります。1週は1時間弱程度で、私は約10時間でエンディングに辿り着きました。武器やパッシブアイテムのアンロック要素はありますが、やりこみ要素はありません。

おすすめポイント

Enter The Gungeon によく似たゲーム性で、様々な武器が出現します。Enter The Gungeon ほど、銃・アイテムの種類が多彩ではないのですが、武器毎に使用感がガラッと変わるため、色々な武器を使う楽しさがあります。武器の入手機会が多く、複数の武器から好みのものを選択しやすい点、回復アイテムや銃弾、武器は放置しても消えないので、後から取りに戻って来る事ができる点がありがたいと感じました。

“暴れん坊のカジキ” という槍。近接武器はピーキーなものが多く、使いこなすのが難しいです。

弾数制限があるため、基本的には近接武器が主体の攻略となります。操作感は良好で攻撃の繰り出しが早いので、テンポよく戦うことができるため爽快感があります。一度に出現する敵の数が多く、回復アイテム・いつでも使用可能なポーションも頻繁にドロップするため、被弾をあまり気にせずに闘うスタイルであるように感じました。細かい弾幕を避けるというよりはある程度の被弾を許容しつつ、厄介な敵を迅速に処理するような立ち回りを求められました。

敵が多く囲まれることが多いです。遠距離攻撃を繰り出してくる敵を早めに倒しましょう。

また、最初はクリアが難しいですが、プレイを重ねる事で持ち込みできるボムやポーションの数、強力なアイテムのアンロックが可能で、どんどんと先に進めるようになります。一部粗が目立つものの、トゥルーエンドのアンロックも比較的明確で、遊びやすい作品に仕上がっているように感じました。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・ローグライクアクションが好きな人

ボリューム・やりこみ要素不足感はありますが、様々な武器を使いこなしてダンジョンを探索する王道のローグライク2Dアクションです。Enter The Gungeon や Hades のような見下ろし型のローグライクアクションが好きな人にはお勧めすることが出来ると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・やり込み要素を求める人
高難易度のアクションを求める人

やり込み要素も皆無でボリュームが少なめ、慣れてしまうと装備選びは毎回同じような立ち回りとなるため、10回・20回も遊ぶ作品ではないように感じました。また、レジェンダリー系の銃を入手すると難易度が一気に下がります。高難易度のアクションを求める人には少し物足りないかもしれません。

ここに注意!

近距離攻撃のコンボ中や遠距離武器のリロード中はドッジロールを使うことができません。弾を避けることが出来ずに被弾するというより、肝心のタイミングでドッジロールを繰り出せずに被弾する事が多く、やや残念でした。

また、マップ上にドロップした回復アイテムや銃弾が表示されない点、見えづらい障害物に引っ掛かりやすい点がやや不便でした。

Enter The Gungeonsに以上によく似たゲーム性ですが、基本は近接攻撃主体の作品なのでご注意下さい。また、一部の武器がかなり強力で、編成次第ではラスボスも十数秒倒せてしまえるため、若干ゲームバランスが大味であるように感じました。

類似のゲーム

Enter The Gungeon ・・・銃をモチーフにした超おすすめ2Dローグライク STG。紹介はこちら

Hades・・・近接武器がメイン武器なのでゲーム性はこちらに似ているかもしれないです。紹介はこちら

総括

見下ろし型のローグライク 2D アクションで、Enter The Gungeon や Hades のゲーム性に類似した作品です。ボリューム・クオリティは上記2作に劣る部分がありますが、様々な近接武器・遠距離武器を使い分けたスタイリッシュな戦闘が楽しい作品です。難易度は高めですが繰り返しプレイすることで、どんどんと先に進めるようになるので、気になった人は是非遊んでみてください!

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