こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Raft というサバイバル作品を紹介します。設備が何も無い4畳半のイカダを増築し、快適な生活空間を作りつつ世界の秘密を解き明かす超大作です。クオリティ・ボリューム共に高評価でマルチプレイが楽しいおすすめの作品なので、気になった人は是非遊んでみてください。
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | Raft |
対応機種 | Steam |
価格 | 1,980円 |
プレイ人数 | 1~10人以上 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | サバイバル, クラフト, 3D アクション |
開発元 / 発売元 | Redbeet Interactive / Axolot Games |
一言 | サメよりも鳥の方が凶悪で嫌いです。 |
ストーリー
気が付けばあなたは何もないイカダの上にいた。
手持ちは手帳とフックのみ。
手帳には、「現地で会いましょう。シスより」というメッセージがあるが、この絶望的な装備でどうやって生き残ろうか。
こんなゲーム
オープンワールド形式のサバイバルアクションで、木製タイルで作られたイカダの上でサバイバルする作品です。最初は僅か3×3のタイルで作られたイカダからゲームがスタートします。操作は移動・ジャンプ・クラフト・アイテムを拾う(捨てる)、アイテムを使用するです。
プレイヤーはイカダの上からフックや素手で海の上を漂う厚版やプラスチック等の素材を回収します。集めた木材やヤシの葉を組み合わせてロープや釣り竿を作ったり、厚版を組み合わせてイカダを拡張していくこととなります。
最初はクラフトできるものが限られていますが、冒険中に設計図を見つけ出して、調査することで新たなアイテムのクラフトが可能となります。帆や碇を作って目当ての方向にイカダを動かしたり、風やバイオエネルギーを利用した自動化技術を生み出したりと少しずつ現代技術に近づいていきます。
イカダには常にサメが張り付き、海に落ちた人間に噛み付いたり、イカダに噛み付いてタイルを剥がしていきます。サメは槍やマチェーテで返り討ちにするとしばらくいなくなりますが、時間経過で復活します。近くにサメがいると鉱物や海藻の採取時に邪魔になるので、囮やエサを使ったり倒すことが望ましいです。
プレイヤーには満腹度・喉の渇き・体力の3つのパラメーターがあります。満腹度は植物や動物を狩って食べることで、喉の渇きは水に飲むことで維持します。体力は満腹度と喉の渇きが満たされていれば徐々に回復していきますが、なくなると気絶してしまいます。気絶中は仲間にベッドまで抱えて連れていってもらうか、手持ちのアイテムの一部を落とすことでイカダから復活することができます。
最初は適当な方向に漂流しつつ、島を見つけたら上陸して素材を集める、イカダを拡張するという流れですが本作にはしっかりとしたストーリーが用意されています。素材を集めて無線通信機をクラフトすることで、とある通信を受け取ることができます。その通信先に向かうことでこの世界の秘密を知ることができるかもしれません・・・。
難易度は5つから選択することができ、サメがプレイヤーを攻撃してこないモードや建築をメインとしたモード等が用意されています。私はノーマルモードを4人でプレイして、ストーリー攻略に24時間程度要しました。
おすすめポイント
・自由度の高いイカダ生活
最初は4畳半程のサイズのイカダからスタートですが、プレイを進めると2階建てや電化製品が当たり前の巨大な船になります。スプリンクラーによる水撒きやモーターによるイカダの操縦等、ある程度の自動化にも対応しており、冒険を進めることで技術革新が次々起きるため、冒険が非常に楽しいです。
また、ストーリー上必須ではありませんが、花から色を抽出して壁や床に色をつけたり、大量のインテリアが用意されていたりと、世界で一つだけのユニークなイカダを作ることができます。転覆や火災等は一切なく、サメに床を剥がされなくなるアイテムも用意されているため、一度環境が整うと素材と体力の限り自由にクラフトを楽しむことができます。クラフト作品あるあるの、必要な素材とやりたいことが溢れる状態が続き、やめ時が見つからない作品でした。
また、ストーリーは雪山の島や海中都市等、様々な所が舞台となります。行く先々で色々なギミックや敵、風景がプレイヤーを待ち受けており、冒険を進めることが本当に楽しくなる作品でした。フィールドは広大ですが、重要なアイテムはしっかりと目立つところに置かれていたり、どこに進むべきかが分かるようなレベルデザインとなっており、テキパキと冒険を進めることができる点も魅力的でした。
・マルチプレイ対応
本作はオンラインコープに対応しており、最大10(+α)人まで遊ぶことができます。(公式サイトによるとホスト側のスペックに依存で13人までは稼働したことを確認したとことです。)食材担当や採掘担当など役割分担することができる他、倒れた時に仲間を救出することもできるため、マルチプレイの方が冒険やクラフトを進めやすいです。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・クラフト、サバイバル系の作品が好きな人
・マルチプレイで遊ぶ人
素材を集めてイカダを拡張・建築することが楽しい作品です。海の上という特徴的な舞台ですが、自由度が高く他のクラフト作品に勝るとも劣らない高クオリティの作品なので、クラフト系やサバイバル形式の作品が好きな人にはおすすめすることができると思います。
また、1人で黙々と遊ぶよりも友人や家族とワイワイ作業する方が楽しいです。通話しながら役割分担で作業することが楽しい作品なので、マルチプレイ対応の作品を探している人には、お勧めすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・ちまちまとした作業が苦手な人
・アクションゲーが極度に苦手な人
水や食料の調達、イカダの拡張、クラフトと戦闘と冒険の全てに素材が必要となります。自動的に素材が増えるような仕組みはそれほどなく、延々と素材回収をする必要があります。冒険よりも素材集めクラフトがメインとなるので、ちまちまとした作業が苦手な人にはおすすめすることができないと思います。
また、ストーリー攻略中には、ボス戦やアクションパートが入ります。全員のうち1人がクリアできればOKという場所も沢山ありますが、FPS形式のアクションが極度に苦手な人や酔いやすい人にはおすすめできないかもしれません。
ここに注意!
最初はいきなり海の上からスタートします。手探り感があり楽しいですが、チュートリアルは一切無いため、少しだけ調べてしまってもよいかと思います。
また、体力が0になってしまった際には仲間に担がれてベッドまで運ばれる際、倒れている間も自分自身の視点から変更されません。仲間に担がれてベッドまで運ばれる際に視点がぐるぐると動き回り、非常に酔いやすいのでご注意ください。
類似のゲーム
サブノーティカ・・・同じく海を主題としたサバイバル作品。紹介はこちら。
総括
イカダ上で拠点を構築するオープンワールド形式のクラフト、サバイバルアクションです。クラフト要素・冒険要素が本格的でボリュームもがっつりなため、非常に満足感のある作品でした。マルチプレイに適したゲーム性で、徐々に拡張されていくイカダを見ながら冒険を進めることが楽しい作品なので、気になった人は是非遊んでみてください!
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