こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Portal2 の紹介を行います。以前紹介した Portal の続編にあたります。ゲーム性や雰囲気は前作とあまり変わりませんが、新しいギミック・シナリオによって完全な進化を遂げており、非常におすすめできる作品に仕上がっています。前作との比較などをメインに紹介するため、前作の紹介を先に確認することをお勧めします。こちらです。
#一部、前作(Portal)のネタバレを含みますが、本作のネタバレは殆ど含みません。
それでは早速紹介していきます。
概要
タイトル | Portal2 |
対応機種 | Steam (PS3, XBOX 360), Nintendo Switch #Switch版は1と2のセット |
価格 | 600円(Steam), 1950円(Switch) |
プレイ人数 | 1~2人(マルチプレイ対応) |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 3D アクション・パズルゲーム |
開発元 / 発売元 | Valve / Valve |
一言 | ポテトが食べたくなる作品。 |
ストーリー
(Portalで)GLaDOSを破壊してから数百年、脱出したはずの主人公「Chell」は、コールドスリープ状態となっていた。起きた先は、今までよりもボロボロと化していた研究所、そしてChellは、一つのコア「Wheatley」に会い、研究所から脱出しようと試みる。しかし、破壊されたはずのGLaDOSを目覚めさせてしまい、Chellは、焼却炉へと落とされてしまうがなんとか死なずに無事着地する。そしてChellは、またGLaDOSにテストを行わされる羽目となる。(Wikipedia より抜粋)
こんなゲーム
FPS(1人称視点)のパズルアクションです。前作と同様の無機質な研究施設の中、出題されるパズルをクリアしていきます。操作は前作同様、移動・ポータルガンの発射(青・オレンジ)、掴む程度で、ポータルを使用するゲームシステムも前作と同様なので説明は割愛します。
コールドスリープから目覚めたChellでしたが、今回もGLaDOSの主導の元、ポータルガンを用いて、テストに参加させられます。GLaDOSはテストに対する説明や案内をしてくれますが、以前の事件のことを相当深く根に持っているようで、かなり皮肉めいた冗談を沢山言ってきます。殺される前に施設から脱出するか、GLaDOSを再度無力化する方がいいということで、前作と同じようにパズルを解きつつGLaDOSの元に向かいます。
本作では前作とは違い、一緒に脱出を目論む相棒のAI(Wheatley)もいます。彼の目標もGLaDOSの暴走を止めることであるため、主人公を支援してくれます。少しおっちょこちょいで、お調子者感はありますが、GLaDOSの監視の目を掻い潜って指示をくれる非常に頼りになる存在です。
エンディングまでは8~15時間程度と前作よりもボリュームは倍近くになっています。また、協力プレイでの専用マップやマップエディット機能、他のユーザーのマップを遊ぶ機能なども追加され、ストーリークリア後も沢山遊べる作品に仕上がっています。マルチプレイ専用のステージも用意されているため、前作のウィークポイントであったボリューム不足は完全に解消されました。
おすすめポイント
・前作から追加されたギミック
新しく多くのギミックが追加され、よりパズルのクオリティ・ボリュームが進化しています。ネタバレになるため、多くは記載しませんが、ギミック数が大幅に増えてパズルの自由度が向上しました。
前作同様、全体的にシンプルなパズル構成で、難しいけれどよく考えるとあまり時間をかけずに解けるパズルが目白押しです。理不尽さや不便さも一切なく、解けた時に非常にスッキリする問題が多いため、気軽に楽しむことができました。
・前回からのストーリーの繋がり
衝撃的なエンディングを迎えた前作の続きからストーリーは始まります。本作はゲームの開始から大きな波乱があり、一気にストーリーに惹き込まれます。その後も面白い展開が連続し、最後の最後まで緊張とワクワクが止まりませんでした。前作のエンディングまでの流れもよかったですが、追加シナリオとなる本作も蛇足感は一切なく、ストーリーの観点でも非常に安定していました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・パズルアクションが好きな人
・SF が好きな人
前作に負けず劣らず面白いです。ストーリーの新展開は勿論、新しいパズルのギミックも多数出現し、楽しく遊ぶことが可能です。強力プレイやステージエディットという新システムも追加され、パズルゲームとしては非常に高水準、ストーリーもSF感満載の良作なので、前作を楽しんだ方は是非今作も遊んでみてください。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・3D 酔いしやすい人
前作同様、壁から横向きにポータルに入って床から上向きに出てくるなど、急な視点変更が多いため、酔いやすい人が多いと思います。酔ってしまう人はプレイ時間を短く区切ることをおすすめします。
ここに注意!
ストーリーが前作からの続きになるため、先に前作プレイしておくことを強く推奨します。
画面分割での協力プレイには対応しておらず、オンラインでの協力プレイが前提となります。
(ps3やSwitch版であれば可能のようです。)
類似のゲーム
bridge constructor portal・・・本作とBridge Constructorをミックスした作品。いずれ紹介予定。
総括
銃でワープ可能なポータルを作り、先に進んでいくFPS形式のパズルアクションです。前作の段階で非常に高クオリティの作品でしたが、パズル性・ストーリー性の双方で正統進化し、非常に面白い作品に仕上がっていました。ステージエディット・2P プレイのおかげでより長時間楽しめる作品となっています。前作を楽しめた人は今作も間違いなく楽しめるため、ぜひぜひ遊んでみてください!
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