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Please, Don’t Touch Anything 想像力の限界の先へ!【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Please, Don’t Touch Anything というポイント&クリックのパズルゲームを紹介します。同僚から絶対に押すなと言われたボタンを押して、様々な結末を見守るパズルゲームです。予想の斜め上をいく展開とひねくれた謎が多数待ち受ける問題作となっているので、簡単なゲームに飽きてしまった人にはおすすめできる作品です。

それでは早速紹介していきます。
#本稿ではネタバレ要素は含みません。

概要

タイトルPlease, Don’t Touch Anything
対応機種Steam, IOS, Android
価格498円(Steam), 610円(IOS), 520円(Android)
プレイ人数1人~(操作は1人ですが、複数人で取り組む方が楽しいです。)
言語日本語対応
ジャンルパズルゲーム(ポイント&クリック)
開発元 / 発売元Four Quarters / Forward Game Studios
一言よくわらんけど、とりあえず押しとけばヨシ!

ストーリー

Please, Don’t Touch Anything (プリーズ ドント タッチ エニシング: お願い、何も触らないで) は、謎めいたボタンを押すだけのシミュレーション。

お風呂の故障に対応する同僚に代わって、あなたは赤いボタンしかない、不可思議なパネルの前にいます。何も触らないでとはっきりと言われているのですが、もうその赤いボタンを押したくて堪りません。

押したら、意図しない結果すべての責任をとることになります。その「意図しない結果」はたくさんあるのです。

(Steam Store より抜粋)

こんなゲーム

マウスで気になるところをクリックするだけのシンプルな謎解きゲームです。同僚から”絶対に押すな”と言われたボタンを前にしてゲームが始まります。早速なので一番シンプルなエンディングを紹介してみます。

押すなと言われたら押したくなるのが人情・・・。早速真ん中のボタンを押してみると。。。
もう一つボタンが出現、これも押しちゃえ。
ランプが光るだけで何も起きない。もっかい真ん中のボタン押しちゃえ~
ドッカーンと町が木っ端みじんに。キノコ雲のステッカーが入手できました。これが1つのエンディング

エンディングを迎えると街に発生した変化をディスプレイ上で確認することができます。見ていないエンディングを迎えた場合、背景の壁にステッカーが追加され、左下のランプが点灯します。上記の場合は3番目のエンディングを確認したということとなります。エンディング後・ゲームの途中でも “RESTART” のボタンを押すことで最初の画面に戻ることができます。一度回収したエンディングはセーブデータを消さない限り保持されるのでその点についてはご安心ください。

だんだん賑やかになっていきます。

エンディングは25個用意されているので、全てのエンディングの回収が目的になります。最初の10~15個くらいは比較的簡単に見つかりますが、後半のエンディングは怒涛の難易度を誇り、攻略サイト必須の超難易度になっています。1つのエンディングには謎が解けていれば最短10秒、長いものでも数分程度で到着できますが、謎が解けるまでに途方もない時間を費やすことが想定されます。

おすすめポイント

・立ちはだかる超難問達

最初は1つのボタンしかないですが、試してみると様々な選択肢が発生します。机に仕掛けられた様々な仕掛けが稼働し、暗証番号を求められたり、ミニゲームが始まったり、謎のパネルが出てきたり、アイテムが出現したりと様々な展開が待ち受けてります。

インベーダーみたいなミニゲームが始まったシーン。

単純なように見えて非常に奥が深く、全てのエンディングにたどり着くまでには閃き力や計算能力だけでなく、ゲームの腕前や雑学が問われたりと様々な知識を求められます。一見ヒントに見えてヒントではないものや、ヒントではあるものの使いどころが明かされないものが多く配置されているため、あらゆる組み合わせを試すこととなります。

一応全てどこかにヒントは散りばめられているのですが、攻略サイトを見ても「言われたら分かるけどこんなん分かるか!」となること間違いなしの難易度なので困ったらヒントを調べてもよいと思います。

机には沢山のギミックが用意されています。
一部ホラーやグロテスクな要素も。ぞっとしますね。

1人で黙々と進めるよりは複数人で知恵を出し合ってプレイする方が楽しい作品です。エンディング毎に結末が大きく異なるので、街がどうなってしまうのかを見届けるのも楽しい作品だと思いました。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・難しい謎に挑みたい人
・一風変わった謎解きゲームに挑みたい人

最初はとんとん拍子に進みますが、2時間もすると目新しいエンディングに辿り着くだけで一苦労となり、次第に全く進まなくなります。その分、唐突に閃いたアイデアがエンディングに結びついた時の喜びはたまらないため、高難易度の謎解きゲーが好きな人、難問に挑みたい人には向いている作品だと思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・自力で全てのエンディングを見たい人
シンプルな謎に挑みたい人

基本的に自力での全エンディング回収は絶望的です。完全クリアには攻略サイトの利用がほぼ必須レベルの難易度になっています。延々と同じ画面を見続けてノイローゼになること間違いなしなので、ヒントに頼らずクリアしたい人や飽きやすい人には向いていないと思います。
また、後半の謎は捻くれたものが多く、(筋は通ってはいますが)非常に分かり辛い問題ばかりなので、シンプルな謎を解きたい人には向いていない作品だと思います。

ここに注意!

基本的に背景やBGMは変わりません。延々と同じ背景を見続けることとなるので、派手なシーンを求めている人にも向いていないと思います。

類似のゲーム

Please, Don’t Touch Anything 3D / VR ・・・何故か3D版とVR版も出ています。

総括

絶対に押すなと言われたボタンを押して、ありとあらゆることを試すポイント&クリックの謎解きゲームです。序盤は簡単ですが、後半のエンディングはアンロック条件が異様に難しく、ヒント必須の難易度に仕上がっています。総当たりで色々試してみることが好きな人、難しい謎に挑みたい人には非常に向いている作品だと思うので気になった人は是非遊んでみてください。迷った人は序盤だけ動画サイト等で雰囲気を確認してからの購入してもよいかもしれません。

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