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8番のりば 異変だ!引き返せ…ない…!?【レビュー】

ゲームレビュー
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こんにちは、ちゃぶ台です。

以前紹介した8番出口の続編にあたるホラー&謎解き作品です。前作と若干異なるゲーム性ではあるものの、変わらずユニーク&不気味なゲーム性が魅力的です。前作との比較をメインに紹介するため、前作のレビューを確認したうえで本稿を読むことをおすすめします。

それでは早速紹介していきます!

概要

タイトル8番のりば
対応機種Steam
価格470円
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンルパズルゲームホラー
開発元 / 発売元KOTAKE CREATE / KOTAKE CREATE
一言引き返させて引き返させて引き返させて引き返させて引き返させて

ストーリー

あなたは永遠に走り続ける電車に閉じ込められている。
周囲の異変に注意しながら、脱出する方法を見つけよう。

車内の異変にはご注意ください

(Steam Store より抜粋)

こんなゲーム

1人称視点で無限に走り続ける車両から脱出を目指すパズルゲームです。今作では主人公は永遠に到着しない電車に乗っています。操作は移動、ドアを開ける、走る、座席に座るとシンプルで、1つの車両をループしています。前作は異変があれば引き返す、異変が無ければ進むというシステムでしたが今作は進んで来た道を戻ることはできず、異変を乗り越えることで先に進めることができるゲーム性です。

異変を乗り越えると進路が1つ進み、車両の中に異変が無い時は進みません。
今回も出てくるおじさん。薄気味悪いけどこの人もきっと被害者。
異変。こっちを巨人が覗いていますが、危険はありません。
分かり辛い異変発生中はこのような表示が出るため見落とすことがなくなりました。

異変は恐怖を煽るだけで無害なものと、ゲームオーバーに繋がるものの2種類が用意されています。対処策を間違うと最初に戻ってしまうという緊張感があるため、時に慎重に、時に大胆に進む必要があります。

手書き風の文字が怖いこと怖いこと。完全にホラー映画のそれ。

異変は30種類ほど、クリアまでは15ー60分程度でした。 エンディングは3種類ですが、90分もあれば全回収可能です。他のやりこみ要素はないため、長時間遊べる作品ではないと思います。

おすすめポイント

・前作と対になるようなゲーム性

謎を見つけることがメインで、謎が見つかった場合に引き返していた前作とは異なり、今作は先に進むために異変に立ち向かう必要があります。出現する謎は前作と同じような系統ですが、対処策を考えることがメインとなるため、ゲーム性はかなり違った印象を受けました。謎を直視せずに逃げることができた前作と異なり真っ向から立ち向かう必要があるため、怖さが増しています。

時には逃げたい気持ちをこらえて座席に座ることも。

グロテスクな要素はありませんが、主人公の身に危険が迫ることも多く、常に緊張感がありました。対処策を間違うと容赦なくゲームオーバーとなりますが、よく見ると対処策のヒントがしっかりとちりばめられているため、親切な設計に感じました。異変は前回よりもわかりやすいものが多く、短時間でクリアしやすい反面、異変を探す楽しさは減った印象でした。

ドアを開けるとそこには女の子。一目見てわかる異変が多めです。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・前作の世界観が好きな人
ホラーゲームが好きな人

8番出口をプレイしておく必要はありませんが、プレイ済みであればより楽しむことができます。ゲーム性はやや異なりますが、前作との対比のような作風に仕上がっているため、前作が好きな人にはおすすめすることができます。

また、ホラー成分が多めなので、ホラーゲームが好きな人にもおすすめすることができると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・ホラー成分が苦手な人
異変を見つけることが好きな人

僅かですが、前作よりもホラー成分が強くなっています。滅茶苦茶怖いという感じではありませんが、ホラーが成分が苦手な人にはおすすめすることはできないと思います。

また、前作は隠された異変を探すゲーム性でしたが、今作は出てきた異変を上手く対処するゲーム性です。今作は異変がすぐに見つかるため、小さな異変を見つける達成感を目当てにプレイしていた人にはおすすめすることはできません。

ここに注意!

前作とは異なり謎を探すゲーム性ではないためご注意ください。

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8番出口 扉ヨシ!異常なし!また0番!【レビュー】
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総括

大人気作品、8番出口の続編で無限にループする列車から抜け出すホラーパズルです。前作と異なり、一目でわかる異変に立ち向かって先に進むゲーム性で、異変の対処策を考える必要があるため緊張感がありました。異変を探すことが好きだった人には不評かもしれませんが、時に恐ろしい、時にシュールな世界観はそのままなので、8番出口が好きな人は是非今作も遊んでみてください。

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