こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Pizza Tower という2Dアクションを紹介します。ワリオランドシリーズに影響を受けた作品で、見た目の通りクセの強すぎるデザインと疾走感溢れるゲーム性が魅力的な作品です。Steamでも圧倒的な好評を誇る、イカれたアクションゲーなので、気になった人は是非覗いて見て下さい。
#日本語非対応ですが、英語力は不要です!
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | Pizza Tower |
対応機種 | Steam |
価格 | 1,980円 |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語非対応 |
ジャンル | 2D アクション |
開発元 / 発売元 | Tour De Pizza / Tour De Pizza |
一言 | スラム街で育ったワリオ |
ストーリー
驚異的に太っているのに俊敏かつ筋骨隆々なハゲたイタリア人のペッピーノスパゲッティ。
彼は大好物のピザを作って自身のレストランを切り盛りしていました。
ある時、近くのピザタワーの当主からレストランを崩壊させるとの宣戦布告を受けます。
閉店の危機を救うため、ペッピーノはピザタワーの破壊に向かいます。
塔に配置された奇抜なトラップをくぐり抜けて、塔に潜むモンスターを退治しましょう!
(って感じだと汲み取りましたがあっているのかな・・・)
こんなゲーム
サイドビュー形式の2Dアクションで5つのエリアをクリアしてPizza Towerを崩壊させます。各エリアは3〜5個のステージとボス戦から構成されています。各ステージではステージの最奥にある柱を壊すことが目標です。
操作は移動・ジャンプ・ダッシュ・ヒップドロップ・ハイジャンプ・攻撃です。 主人公はダッシュで勢いをつけることで敵を薙ぎ倒したり、障害物を壊したり、壁を登ることができます。敵やトラップは配置されていますが、体力の概念はなく被弾すると左上のスコアが下がります。
各ステージには檻に囚われた妖精が5匹います。妖精を助けることで、ステージクリア時にお金を獲得できます。他にも多数のスコアアイテムや隠しエリアが所狭しと並べられています。
各ステージの最奥には塔を支える柱が隠されています。柱をダッシュで壊すことでそのステージが崩壊し始めるため、ステージ入り口まで戻ることでステージクリアとなります。柱を壊した後は制限時間内に入り口に戻らないとミスとなるうえ、元々通った道とは別のルートで帰る必要があるため緊張感があります。
時には先に進むために落ちている銃などのアイテムを拾って利用したり、変身することもあります。ショットガンをぶっ放して壁を壊したり、ミサイルに乗って壁を壊したりとアクションが豊富です。
ボスを倒すことで次のエリアに進むことができます。ボスに挑むには入場料としてお金を払う必要があるため、足りない場合は過去のステージで精霊を助けて稼ぐ必要があります。ボス戦のみペッピーノの体力が6に設定され、体力がなくなるとミスとなります。
各ステージ内にはやりこみ要素として隠しエリアやミッションが用意されています。ミッションは被ダメージ0でのクリアを求められるなど、難易度は高めです。ステージはボス戦含めて約30種類、ゲームクリアまでは6時間半程度でした。クリア後もミッションの達成やスコアアタック等、やりこみ要素は豊富でした。
おすすめポイント
・手書き感溢れるクセの強いデザイン
見た目はもちろんゲームシステムも操作性もクセが強いです。ギミックや敵、アイテムはピザに関連するもので埋め尽くされており、意味不明ですが統一感があります。ステージ毎に出現する敵や変身ギミックが異なるため、常に新鮮味がありました。ペッピーノの作画崩壊や斜め上のアクション、ボスの挙動も魅力的で困惑させられつつも楽しめました。
ステージ内は入り組んでおり、沢山の敵やブロックが配置されていますが、ダッシュと攻撃で一蹴できるため爽快感があります。特にダッシュは一定時間出し続けると制御不能になる程速度が上がります。柱を壊してからステージ入り口に戻るまでの道筋はノンストップで駆け抜けやすい設計となっているため、タイムアタックに挑みやすい構成でした。緊張感を煽るBGMも世界観の構築に一役買っており、プレイを盛り上げてくれました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・刺激に溢れる作品を求める人
・やりこみ要素が好きな人
見た目通り、類を見ないデザインのゲーム性です。クセが強い作品ではあるものの、ピザに徹底的に固執したデザインとダッシュで全てを吹き飛ばす爽快感が癖になります。非常に刺激的な作品なので、一般的な作品に飽きてしまった人にはおすすめすることができます。
また、タイムアタックやミッション、隠しエリアが豊富で、全体を通してやりこみ要素が多めです。1つのステージに様々なものが隠されているため、やりこみ要素を埋めることが好きな人にはおすすめすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・高難易度アクションが苦手な人
見た目も操作性もクセが強いため、慣れるまでは苦労します。通常ステージの難易度は控えめですがボス戦ややりこみ要素は難易度が高いので、高難易度のアクションが苦手な人にはおすすめすることができないと思います。
ここに注意!
ショートカットが用意されていないにもかかわらず、ゲームロード時に毎回塔の入り口から再開する点がやや面倒でした。
また、各ステージの精霊の収集状況を参照した際に、ぱっと見でどのステージが表示されているのか分かり辛い点が不便でした。
類似のゲーム
ワリオランドシリーズ・・・ダッシュですべてをなぎ倒す2Dアクション。本作品のリスペクト元。
ソニックシリーズ・・・ゲーム性は異なりますが、同じく疾走感に溢れた作品です。
総括
ピザをモチーフにしたステージクリア形式の2Dアクションです。クセの強い操作性とデザイン、疾走感の虜になるゲーム性で圧倒的高評価も納得の作品でした。間違いなく人を選ぶ作品ですが、全体のクオリティは高くおすすめできる作品なので、気になった人は動画などを確認の上で購入してみてください!
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