こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Pikuniku という2Dアクションのゲームを紹介します。謎の二足歩行の生き物を操り、世界を救うという壮大なストーリーです。キモ可愛いデザインとシュールながらも物腰の柔らかい作風が特徴的で、大人から子供まで楽しむことが出来る作品です。2人協力プレイにも対応した作品なので、気になった人は覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます。
概要
| タイトル | Pikuniku |
| 対応機種 | Steam, Nintendo Switch |
| 価格 | 1320円(Steam), 1380円(Switch) |
| プレイ人数 | 1〜2人 |
| 言語 | 日本語対応 |
| ジャンル | 2D アクション・パズルゲーム |
| 開発元 / 発売元 | Arnaud De Bock, Rémi Forcadell, Alan Zucconi, Calum Bowen / Devolver Digital |
| 一言 | 足だけを前に投げ出してるこの姿勢めっちゃ好きです。 |
ストーリー
「くらしをハッピーにするために」と叫んでいるサンシャイン社がロボットを使って、村で作った野菜や森にある木を取って、毎日みんなにお金をばらまいている。みんなはすごく喜んでいるけど、本当にそれでいいのかな…。
世界を支配しつつあるサンシャイン社の本当の目的を確かめよう！もし、悪いヤツだとしたら、キミが仲間と一緒にこの世界を変えてあげなきゃ！
(Nintendo Store より抜粋)
こんなゲーム
サイドビュー形式の2Dアクションで、2足歩行の怪物を操り冒険します。操作は移動・ジャンプ・しゃがむ・蹴るです。1人プレイ用のアドベンチャーモード、2人用の協力モードが用意されているため、それぞれについて簡単に紹介します。
■1人用アドベンチャーモード
世界を支配しつつあるサンシャイン社の陰謀を突き止めるため冒険します。と長い足を活かしたジャンプ・キックで村の人たちから受けた依頼ををこなしたり、立ち塞がる敵を倒して進んでいきます。
残機や体力などの概念はなく、一本道のストーリーです。サブクエストや収取要素も用意されていますが、早いと2時間程度でクリアが可能です。
■2人用協力モード
2人プレイはストーリーはなく、9つのステージをクリアすることを目標とします。2人で大玉を転がしたり、タイミングを合わせてジャンプしたり、別行動で順番にスイッチを押したりしながら扉を開けて先に進んでいきます。ミスという概念はなく、トゲに当たろうが水に落ちようがミスにはなりません。
収集要素・隠し要素として1人プレイ・2人プレイの両方にトロフィーが用意されています。1人用のストーリー、2人用の協力プレイを合わせて3-5時間程度でクリア可能とボリュームはかなり少なめでした。
おすすめポイント
可愛らしくもシュールな世界観
可愛らしいデザインと、シュールな世界観が特徴のアクションゲームです。陽気なBGMとゆるーい登場人物の雰囲気、一見不気味だが挙動が可愛い主人公に毒気が抜かれます。
ちょっとしたパズル・アクション要素がありますが、意地悪な足場や敵の配置は無く、ミスしても直前から何度もリトライ可能なので、ライトなユーザーも楽しみやすい作品だと感じました。ピクニックというタイトルに相応しく、世界の危機という壮大なテーマでものんびりとした雰囲気で気兼ねなく楽しむことができました。
・2人協力 / 対戦プレイに対応
ステージは少なめですが、2人協力プレイ専用のステージが用意されており、Steam 版であればRemote Play Together にも対応しています。自身の体の上に相方を乗せつつジャンプすることで、1人では届かない所に登ったり、車で走ってレースしたりと、1人では味わえない冒険を楽しむことができます。
また、バスキックというスポーツによる対戦要素も設けられています。名前の通り、キックでボールをバスケットゴールに入れるスポーツです。（アイテムやステージギミック等は無いため、1-2回遊ぶと満足しました。）
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・ほのぼのとした作品が好きな人
・アクションゲームが苦手な人
見た目通りの柔らかいデザイン、簡単な操作・難易度が特徴の作品です。ミスしてもすぐに近くから再開できるため、アクションゲームに慣れていない人でも十分に楽しむことができます。2人で協力しながらステージをクリアできるため、家族や友人と遊ぶのにうってつけの作品であるように感じました。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・長時間遊べる作品を求める人
・高難易度のアクションを求める人
1人用モード・2人用モードを合わせても5時間程度あればクリアは可能とボリュームは少なめです。2人プレイの場合、2時間もあれば用意されたステージが終わってしまいます。何度も遊ぶような作品でも無いため、長時間楽しむことが出来る作品を求める人にはお勧めすることが出来ないと思いました。
また、良くも悪くものんびりとした雰囲気で難易度も簡単です。見た目も中身も一切緊張感が無いふんわりアクションなので、アクションゲームが得意な人には少し物足りない難易度かもしれません。
ここに注意！
記載の通りボリュームが少ないです。数時間でクリアできますが、Steam 版のトロフィーをコンプリートするにはかなりしんどい作業を強いられます。
類似のゲーム
PICO PARK・・・2-8人で遊ぶことが出来る協力アクションゲーム。いずれ紹介するかも。
ibb ＆ obb・・・パズルがメインの2人用アクションゲーム。紹介はこちら。
総括
サイドビュー形式の 2D アクションで足が長い怪物を操り世界を救います。キモ可愛いくて親しみやすいシュールな世界観、誰でも楽しめる手軽な難易度が特徴で大人から子供までサクッと遊べる作品でした。ボリュームが少ない点が難点ですが、ほのぼのした世界観が魅力的な作品なので、気になった人は是非遊んでみてください！
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