こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は PHOGS! という 3D アクションゲームの紹介を行います。頭が2つ、胴体が1つの犬を操り、箱庭型のステージを冒険する作品です。2人協力プレイでそれぞれの頭を動かして1つの体を操る、二人三脚のような特徴的なゲーム形式で、ゆるーい雰囲気と数多くのギミックを気軽に楽しむことができる作品なので気になった人は是非遊んでみてください!
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | PHOGS!(犬 犬) |
対応機種 | Steam, Nintendo Switch, |
価格 | 2,750円(Steam, Switch, PS4) |
プレイ人数 | 1-2人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | パズルゲーム, 3D アクション, バカゲー |
開発元 / 発売元 | Bit Loom Games / Coatsink |
一言 | キモ |
ストーリー
一切ありません。謎の犬が何故か世界を駆け巡ります!
こんなゲーム
見下ろし型の3Dアクションゲームです。プレイヤーは頭が2つ、胴体が1つのイヌを操り、計20個のステージのクリアを目指します。各ステージは箱庭型で構成された一本道のステージで、ゴールに待ち受ける巨大な蛇を探して進みます。
操作するのは頭部分で、1人または2人で2つの頭を操作することとなります。2つの頭の操作に併せて胴体が引っ張られてついてくるような動きとなります。操作は移動・噛み付く・伸びる・コミュニケーション用のエモーション(顔文字表示)です。
ステージ内には様々なギミックやパズルが用意されています。噛みつくや伸びるといったアクションを駆使してパズルを解きながら先に進んでいきます。
噛み付くでは取っ掛かりのある部分にしがみついたり、アイテムを拾って運ぶ事ができます。それぞれの頭で噛みつくことができることを活かして同時に紐を引っ張ったり、空中の足場を渡ることができます。
体を伸ばすボタンを押すと何故か胴体が伸びます。一見無駄なアクションですが、噛みつくと組み合わせることで意外にも様々な使い道を発見することができるため楽しめます。
身体が繋がっていることを活かして(?)、片方の頭で水を出す蛇口に噛みつき、もう片方の頭から水を出すといったことも出来ます。様々なギミックが出現しますが、いずれも「噛みつく」と「伸びる」だけで先に進めるため、トントン拍子で気持ちよく先に進むことができます。
各ステージには収集要素として子供のエイリアンと好物の骨が3-5個隠されています。集めた骨をショップに持っていくことで帽子などの装飾品をアンロックする事ができます。骨は分かり辛い所に隠されていることが多く、1度で全てを見つけることが難しかったため探しがいがありました。
残機や体力といった概念はなく難易度は低めです。穴に落ちてしまってもすぐに近くから復活するのでストレスフリーに楽しむ事ができます。各ステージは 8-15分程度でクリアが可能で、ステージは20個程度用意されています。クリアまでは 5 – 8 時間程度ですが、やりこみ要素を含めると 10 – 15 時間程度は楽しめると思います。
おすすめポイント
・ギミックのバリエーションが豊富
ステージ毎に出現するギミックが異なり、色々な展開を楽しむことができます。ゴルフや早食い競争に参加したり、マジシャンのボスと戦ったり、バズーカでピザを作ったり、氷の彫刻になったりと字面を読むだけで興味を惹きつけられそうなギミックが多数用意されています。噛む・伸びるのアクションを極限まで活かすギミックが多数用意されており、「なるほど!」と感心しながらテンポよく先に進める点が快感でした。また、基本的に可愛らしい雰囲気ですが、バカゲーらしい意外性に富んだ展開も所々見られたため、最後まで新鮮な気持ちで楽しめました。
・2人協力プレイに対応
2人での協力プレイを前提に作られた作品です。オンライン協力や1つのコントローラーを2人で使用することもできます。(Steam であれば Remote Play Together にも対応しています。)
二人三脚的な要素を含みますが、操作はシンプルで穴に落ちてもすぐに復活するため、足の引っ張り合いになるようなことは少ないです。全体的に難易度は低めなので、友達や家族と気楽に協力できる作品だと思います。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・2人協力プレイを楽しみたい人
・箱庭形式のアクションゲームが好きな人
二人三脚的な要素を含むアクションゲームで、常にパートナーとの意思疎通が必要となります。足の引っ張り合いになることは少なく、ストレスフリーで楽しめる作品なので2人協力プレイ系の作品を探している人にはお勧めできます。また、操作性はかなり特殊ですが、各ステージの造り込みは中々なものなので、箱庭型のアクションゲームが好きな人にもお勧めできる作品だと思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・高難易度のアクションを求める人
・1人で本作をプレイ予定の人
小学生でも楽しめるレベルの難易度でやり込み要素も少ないため、コアなゲーマーには少し物足りないかもしれません。また、本作は1人でもプレイする事ができますが、基本的には2人でプレイするために作られた作品です。1人で遊ぶのはやや味気ないので2人で遊ぶ事をお勧めします。
ここに注意!
犬達の動きに合わせてカメラが自動的に移動するのですが、一部見づらい部分があります。自分でカメラを操作できない点がやや残念でした。
類似のゲーム
It takes two・・・2人協力前提の3Dアクションゲーム。ゲーム性はやや違いますが、クオリティは非常に高い。紹介はこちら。
総括
見下ろし型の 3D アクションゲームです。2つの頭と1つの体を持つ犬を操り、箱庭型のステージをクリアします。見た目も中身もユニークな作品で、操作は非常にシンプル、難易度も低めなため、子供から大人まで楽しむことができる作品に仕上がっています。造り込まれたステージ構造・数多くのギミックが特徴的で、どのステージも新鮮な気持ちで最後まで楽しむことができるため、2人プレイで遊ぶ用のゲームを探している人は是非遊んでみてください!(Steam 版にはデモ版も公開されています。)
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