こんにちは、ばとです。最近ChronoArkにはまったこともあり、似たようなゲームをプレイしたいなということで以前から気になっていたPhantomRoseをSteam旧正月セールで購入しました。
西洋風な雰囲気とアニメ調の絵が特徴的で、ゲーム性としてはSlay the spireが近いかと思います。
概要
タイトル | Phantom Rose |
対応機種 | Steam, iOS, Android |
価格 | 1500円 |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語/英語/韓国語/中国語 |
ジャンル | カードゲーム |
開発元 / 発売元 | makaroll/Studio Maka, Maple Whispering Limited |
一言 | 雰囲気たっぷりながら、ゲーム性も高いカードゲーム |
特徴としては、「ターンごとにプレイヤーと敵の行動する順番が決まっている」、「一度使ったカードはデッキに戻らず消えてなくなる」という点です。難しいルールに見えますが、カードは敵を倒したり、休憩ポイントで手に入るので常にデッキの中身が変わります。
そのためデッキ構築より、手元にあるカードでいかに上手く立ち回るかを考えることになります。
ストーリー
ファントムローズはカードが永遠ではないローグライク・デッキビルディング・カードゲームです。悪に染まった屋敷に主人を探しているメイド、レイナでプレイしながら、慎重な選択をしてファントムたちを倒せるためスペルデッキをつくり、探検しながら死を避けてみましょう。(Steamより)
chronoArkとは違い、ストーリーはなくただひたすら敵との戦いを楽しむゲームです。
なので世界観だけ抑えておけば、楽しむうえでは十分かと。
主人公のレイナの絵のタッチが好みだったこともありますが、ゲーム全体の雰囲気(グラフィックや音楽)も統一感がありカードゲームに集中できます。
こんなゲーム
シンプルなカードゲームで1度プレイすればルールは理解できるかと思います。
概要の繰り返しになりますが、「ターンごとにプレイヤーと敵の行動する順番が決まっている」、「一度使ったカードはデッキに戻らず消えてなくなる」という点が特徴で、敵の行動に合わせて自分の立ち回りを決めることが求められます。
6枚の手札は場に出ているカードを入れ替えることができますが、一度入れ替えたカードは変更できなくなるので気を付ける必要があります。
カードの種類も結構多いですが、そこまで複雑な効果はなくChronoArkよりは慣れるまでに時間もかからないかと思います。
最初のチュートリアルを見ながら、ざっと流れを書いてみます。
初回でゲームを始めると、怪盗風の不思議な少女が説明をしてくれます。
#動画では初回ではないのでメニューからチュートリアルを選んでいます。
戦闘の説明の前に移動について触れておくと、マップ移動はマウスで次に行くマスを選ぶことで進みます。マスの種類としては、「敵マス」「宝箱マス」「イベントマス」「ショップマス」「休憩マス」の5種類に分かれています。
他は名前の通りなので割愛しますが、イベントマスだけ解説しておくと、アイテムがもらえたり回復したりカードがもらえたりとランダムでイベントが発生します。
また通貨のようなものとして「ソウルローズ」というものがあります、カードを購入・コピーに使用するのに加え、戦闘中にも使用しますのでストック管理も重要なポイントになります。
戦闘についてですが、上のチュートリアル動画が分かりやすいのでポイントだけまとめておくと、、、
・フィールド上の5枚のカードが左から右に順番に使用される。
(次回以降ターンの行動順も下に表示されている。)
・手札にあるカードとフィールド上のカードは1度だけ交換可能。
(手札に加えたカードはソウルローズを消費して再度使用可能。)
・手札にあるカードはソウルローズを消費して「リドロー」することで何度でも交換可能。
・一度使ったカードは消えてなくなる。
特に1度使ったカードは消えてなくなる点は注意する必要があります。ゲームを進めると休憩地点でソウルローズを消費してカードをコピーできますが、持っていないカードはコピーできないので重要なカードは最低でも1枚は持っておく必要があります。
おすすめポイント
・お洒落な世界観
絵と音楽がゲームに合っていて雰囲気は非常に良いです。特にボス戦の音楽はスピード感もあり緊張感を高めてくれるなと感じました。基本的に暗めな雰囲気ですが、出てくるキャラクターは可愛いので絶妙にバランスが取れています。
・頭を使った戦闘
そのターンの行動を決めたら一気に戦闘が進むので、相手と自分のバフ・デバフの状況を見極めや、その次のターンの行動順の把握など、考えることが多いです。
ただ、クリティカルや攻撃ミスといった運要素がかなり少ない(確率でバフ・デバフが発動することはあります)ので自分が想定したとおりに戦闘は進められます。
・いつでもセーブできる
今までやってきたChronoArkと比べ、先頭の途中でもセーブができるのは良かったです。
キリのいいところまでプレイするといった必要がなく、いつでも止めてまた途中から再開できるので気軽にプレイできます。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・カードゲームが好きな人
他のカードゲームと違い、毎ターン自分と敵の行動順が決まっている点が大きな特色だと思います。
戦略の立て方も変わってくるところがもちろんありますが、カードを使う順番や敵の行動に合わせて使うカードを変えるといった所はほかのカードゲームにも通ずるところがあると思います。
ちょっと風変わりなカードゲームですが気になる方は是非一度触ってみてほしいです。
・ゲームの雰囲気が気になった人
私のような雰囲気でゲームを購入するタイプの方にもお勧めしたいです。図鑑要素もあるのでイベントやカード、アイテムをコンプするまでやり込みできるのも良いと思います。
レイナの衣装も複数用意されており、手に入れるハードルは高めですがチャレンジするのもありです。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・ストーリーを楽しみたい人
本作ではメイドが屋敷のファントムたちを倒して主人を探すというストーリーがありますが、ゲーム中に挿入されるムービーにセリフはなく淡々と進んでいきます。
雰囲気を楽しむことはできますが、ストーリーメインの作品にはなっていません。
類似のゲーム
ChronoArk
ゲームの雰囲気は全く違いますが、キャラの可愛さを重視している点では似ているかと思います。
難易度の高さという意味でも近いかと思います。
Slay the Spire
王道カードゲームです。
こちらも同じくストーリーはほとんどないのかなと。
総括
今までプレイしてきたカードゲームと異なりデッキの中身が常に変わってくる点と、ターンごとに行動順が決まっている点がやはり大きな特徴になると思います。
デッキの中身を考えることも勿論ありますが、ターン毎にどのカードを使うかを考える方がメインとなるゲームだと感じました。
あまり触れていなかったですが、難易度は結構高くカードゲームに慣れていない方はノーマル難易度でも中々クリア出来ないかと思います。何度かノーマル難易度でゲームオーバーになるとカジュアルがプレイできるようになるので、厳しい場合はまずはカジュアルクリアを目指しましょう。
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