こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Papetura というパズルゲームを紹介します。全てのデザインが紙で作られた作品で、幻想的な見た目と心地の良いミュージックが魅力的な作品です。雰囲気ゲーとして楽しむことができる作品なので、気になった人は覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます。
概要
タイトル | Papetura |
対応機種 | Steam |
価格 | 1,220円 |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | パズルゲーム |
開発元 / 発売元 | Petums / Petums |
一言 | 主人公の背筋の悪さを見て、もう少し姿勢を正そうと思いました(違 |
ストーリー
Papeturaのお話は、「花の牢」に閉じこもったパペから始まる。牢屋を抜け出したパペはチュラと出会い、一緒に「紙の世界」に害をもたらすモンスターたちに立ち向かう!(Steam Storeより抜粋)
こんなゲーム
ポイント&クリックのパズルアドベンチャーで2匹の妖精、パぺとチュラの住処の近くに現れた凶悪なモンスターを退治することを目標とします。操作はクリックと虫の撃ち出し、ヒントに確認のみです。クリックでは目当ての場所に移動したり、気になる場所を調べたり触ったり、人に話しかけたりすることができます。
また、主人公は狙った方向に虫を撃ち出すことができます。撃ち出した虫を奇妙な生物に食べさせたり、ものを押し出したりすることで道が切り拓かれることがあります。虫は弧を描いて飛んでいき、何発でも撃ち出すことができるので、色々と試行錯誤することとなります。
道中ではヒントボタンを押すことで、いつでも状況に合ったヒントを確認することができます。ヒントは簡単なミニゲームをクリアすることで何度でも確認することができます。
探索範囲はかなり小規模で2時間程度あればストーリーをクリアすることができます。やりこみ要素などは無いため、クリア後のお楽しみなどは一切ありません。
おすすめポイント
・紙から作られた幻想的な世界観
本作はキャラクターから背景、アイテムの全てが紙から作成されていますが、紙で作られたと信じがたい程繊細で美しいデザインが魅力的です。おとぎ話に登場するかのようなクセのあるキャラクターや光と影の絶妙なシンクロ具合が紙だけで見事に表現されています。それぞれの背景やオブジェクト、生き物たちがどのように作られているか想像しながら遊ぶことが楽しいと感じました。
作中では文字が一切出現せず、アニメーションとストーリーが進行します。ストーリーは多くは語られないため、プレイヤーで様々な解釈をする余地が残されています。BGMや謎解きも世界観を補足するための導線として用意されている節があり、パズルゲームというよりは短編の映像作品としての色が強い作品だと感じました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・雰囲気ゲーが好きな人
・手軽に冒険を楽しみたい人
パズル部分は簡単なものが多いので、パズルを楽しむというよりは綺麗な世界観や幻想的なBGMを楽しむことがメインの雰囲気ゲーです。幻想的な世界観に惹きつけられた方にはおすすめすることができると思います。
また、難易度は非常に簡単で2時間ほどでサクッと完結する作品です。操作も簡単なので空いた時間にぱっとパズルゲームを楽しみたい人にはおすすめすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・コストパフォーマンスを求める人
・難解な謎を求める人
価格のわりにボリュームは2時間程度とかなり少なめです。コストパフォーマンスを重視する人にはおすすめすることができないと思います。
また、パズルとしては非常に簡単な部類なので肩透かしをくらうかもしれません。子供でもクリアできる簡単な難易度でヒント要素も導入されているので、難解なパズルを求める人にはおすすめすることができないと思います。
ここに注意!
世界観を表現するためだと思いますが全ての移動・動作が遅いです。
また、ストーリーはかなり小規模で会ってないようなものです、デザインは魅力的ですが奥が深い世界観が用意されているわけではないのでご注意ください。
類似のゲーム
Machinarium・・・ロボットが主人公のポイント&クリックのパズルゲーム。紹介はこちら。
Samorost・・・ゲーム性が良く似たパズルゲーム。こちらもボリュームは控えめだが、もう少しシュールな世界観。紹介は1,2,3
総括
紙から生まれたポイント&クリックのパズルゲームで、世界を脅かすモンスターを退治するために冒険にでます。ボリュームが少ない+難易度も非常に簡単なのでパズルゲームとして遊びより映像作品を楽しみたい方におすすめできる作品だと感じました。紙から成り立つミステリアスな世界観と穏やかな音楽による映像作品を楽しみたい人は是非遊んでみてください。
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