こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は PalWorld という3Dアクションを紹介します。販売2週間で約1200万本を売り上げた超弩級の話題作です。不思議な生き物パルを捕まえたり、戦わせたりしながら自由に遊べる、サバイバル×戦闘×マルチ協力の傑作で、私も滅茶苦茶はまっています！圧倒的な売り上げも納得の超大作なので、気になった人は是非覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます！
概要
| タイトル | PalWorld |
| 対応機種 | Steam |
| 価格 | 3,400円 |
| プレイ人数 | 1~4人(マルチプレイ対応) #専用サーバーでは最大32人 |
| 言語 | 日本語対応 |
| ジャンル | 3D アクション, RPG |
| 開発元 / 発売元 | Pocketpair / Pocketpair |
| 一言 | 拠点に生えている木が防衛MVPでした。（全員引っかかった後になにもせず帰っていく） |
ストーリー
ストーリーはありません。見知らぬ島（パルパゴス島）で気がついた貴方はパルという不思議な生き物達の力を借りながら、生活・冒険・戦闘を行います。
こんなゲーム
TPS形式の3Dアクションで、謎のパルパゴス島で目覚めた主人公が、サバイバルをしながら島の謎を解き明かします。パルパゴス島にはパルという不思議な生き物が生息しています。凶暴なパルから逃げたり、捕まえたパルと協力しながらサバイバルすることとなります。
主な操作は移動・ジャンプ・回避・アイテム利用・パルを繰り出す・スフィアを投げるです。主人公を始め、人間はスフィアというアイテムを使うことでパルを捕獲・使役することができます。
スフィアは地上に落ちていたり、クラフトで作成して準備しておきます。戦闘では武器やパルで敵のパルを攻撃します。パルを捕まえるには、ある程度敵を弱らせる必要があるため、槍などの近接武器や弓矢等の遠距離武器、パル同士の戦いで敵の体力を減らしてからボールを投げます。
野生のパルはこちらのパルを狙って攻撃してくる時もあれば、主人公を直接攻撃してくる時もあるので注意が必要です。パルは戦闘不能になると利用できなくなりますが、拠点に帰れば一定時間後に復活させることができます。一方、主人公がやられた場合は、アイテムとパルをその場に残して拠点に戻されることとなるため、落としたものを拾いに来る必要があります。
拠点ではプレイヤーは捕まえたパルを複数体繰り出すことができます。パルにはタイプとは別に火起こしや採掘が得意といった特性が用意されています。繰り出したパルはクラフトを手伝う、火を起こして料理や精錬をする、水を撒いて畑を育てる、近くの木や石を採掘する等、それぞれの役割を手伝ってくれます。パルは強いストレスを受けると病気になったり、仕事をさぼってしまったりするので、定期的に餌をあげたり、ベッドや温泉を用意する必要があります。
プレイヤーと手持ちのパルは、野生のパルを倒したり捕まえることで経験値を得ることができます。主人公はレベルが上がると最大体力やスタミナといったパラメーターを強化できる他に、新しいアイテムや建築物をアンロックすることができます。
フィールドは広大で、崖を登ったり、海や湖を泳いだりしながら様々な場所を巡ることができます。各所には一度アンロックするとワープが可能となる大鷲の像という場所があるため、見かけたら必ずチェックしておきましょう。
また、この世界にはパル愛護団体やレイン密猟団といったその地域を支配する団体がいます。特に大きな塔の中には強力なボスが存在し、倒すことでストーリーが進んでいきます。ボスの使うパルは超強力なうえ、一定時間内に倒す必要があるため、万全な状態で挑むことをおすすめします。
難易度はカジュアル・ノーマル・ハードの3つから選択可能です。ストーリーはほぼありませんが、パルの種類は130種でレベル上げやボス戦、パルのコンプリート等を考慮すると100時間以上は楽しむことができます。（私はハードモードで60時間程度でようやく3人目のボスに挑戦しているところです。）
おすすめポイント
・良い所尽くめの挑戦的作品
ゲーム性としてはポケモンやARK、モンスターハンター等の良い所を取り上げて悪い所を無くしたようなシステムです。どこかで見たことがあるような可愛らしいデザインのパルが150種類と大量に出現し、ライドして荒野を駆け巡ったり、空を飛んだり、一緒にキャンプしたりとサバイバルを楽しむことができます。プレイヤーが作業していれば手伝ってくれたり、撫でると喜んでくれたり非常に愛着が湧きます。一緒に作業していてもご飯や休憩を優先してどこかにいなくなってしまうこともあり、自由奔放なパルに振り回されることが楽しいです。
捕まえたパルを過労働させて精神的に追い込む・パルを弾としてランチャーで発射する、一般市民に暴力して犯罪者になる・パル愛護団体の人間をスフィアで捕まえる等、自由度が高い点も魅力的です。特に移動においてはフックショットやライドのおかげでスムーズに移動できるためストレスフリーで楽しめます。
また、クラフト要素や防衛要素、収集要素も充実しています。パルに働かせることで実質的に素材の作成が自動化されたり、定期的に敵が拠点を襲ってきたりと、やらないといけないが多数あります。しかし、そのどれもが自発的にやりたいと感じさせてくれるため、中毒性があります。更に、パルは個体毎にパラメーターや性格が異なります。個体毎の性能差が大きいため、合成や乱獲による厳選、コレクションを埋めることも楽しむことができます。総じて、できることが多く自由度が高く操作も快適、チュートリアルも丁寧なため、冒険が楽しい作品でした。
また、本作ではオンライン協力プレイであれば1~4人、専用サーバーであれば32人までのマルチプレイに対応しています。友人と一緒に拠点を建てたり、冒険をすることができる点も魅力的でした。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・オープンワールド系の作品が好きな人
・マルチ協力プレイを楽しみたい人
広大なフィールドを探検しつつ、パルを捕まえたり・クラフトしたり・戦ったり、図鑑を埋めたりと様々な楽しみ方ができます。自由度が高くマルチプレイにも対応しているため、オープンワールド系の作品が好きな人にはおすすめすることができます。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・可愛いキャラクターがひどい目に遭うのが嫌いな人
既に話題になっている通り、ポケモンのキャラクターに似たデザインが良くも悪くも特徴的です。普通にプレイしているとそこまでひどい目に遭いませんが、パル同士を合成させたり弾としてパルを打ち出す等の残酷な(？)描写もあるため、キャラクターに愛着が湧きすぎる人にはおすすめすることができません。
ここに注意！
敵味方問わずAIがおバカで、引っかかってしまい身動きが取れなくなってしまうことがしばしばある点、マルチプレイでは他のプレイヤーのパルを強奪できてしまう問題が発生している点などが挙げられたものの、次回のアップグレードで対策されるようです。
問題点というほどではないですが、個人的には下記の部分を改善してほしいと感じました。
・金鉱石をはじめとする鉱石の採取ポイントがやや少ない点
・ダンジョン内にマップが無い点
・拠点のパルの作業に優先度組み込みができるとありがたい
・後半のクラフト要素が若干面倒くさい点
・特定の場所で死んだ後にワープポイントを使うとリスキルされる点
・野生のパルを何体捕まえたかの確認が面倒な点
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キャラクターデザインはポケモン、ゲームシステムとしてはARKが近いです。
総括
不思議な生き物パルと暮らしたり・戦ったり・捕まえたりしながら冒険・拠点作りに励む3Dアクションです。様々な作品の良いとこ取りをした作品でマルチプレイ対応、目立った問題点も無いため、1200万本の売り上げも納得の作品です。今後もアップグレードが見込まれているとのことなので、更なる進展に期待できます。間違いなく面白い作品なので、気になった人は是非遊んでみてください。
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