こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Outland という 2D アクションの紹介を行います。影絵のような特徴的なデザインと、2つの属性を切り替えて敵の激しい攻撃をいなしながら冒険を行うメトロイドヴァニアです。テンポがよく軽快な戦闘と骨のある弾幕アクションを楽しむことが出来る作品なので気になった人は覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます!
#本作は日本語非対応ですが、プレイする分には一切困らないので、興味を持った人は遊んでみてください。
概要
タイトル | Outland |
対応機種 | Steam |
価格 | 980円 |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語非対応 |
ジャンル | 2D アクション・メトロイドヴァニア |
開発元 / 発売元 | Housemarque / Housemarque |
一言 | 体力ゲージを盾にがっつりゴリ押しでクリアしてしまい、少し申し訳なくなりました。 |
ストーリー
主人公の男は過去の悪夢や幻覚に何度も悩まされていた。彼は薬でこれを止めようとするが、どんな薬も効果がなかった。そこで、男は村のシャーマンに、これらのビジョンが何を意味するのか、どのように治すことができるのかを相談した。
シャーマンは男に「古代の偉大な英雄と混沌の二人の姉妹の物語」を話した。
それは、太陽の光と月の闇を支配する姉妹に1人の英雄が立ち向かった物語。英雄は命を賭して姉妹達の謀略を防いだのだという。しかし、今まさに姉妹が復活してしまったこと、英雄の末裔が主人公の男であることをシャーマンから知らされる、男は姉妹を止めるため、冒険に旅立つのであった。
こんなゲーム
サイドビュー形式の 2D アクションです。操作は移動・(壁)ジャンプ・通常攻撃・強攻撃・属性切り替えですが、ゲームを進める度に溜め攻撃やスライディング等新しいアクションが増えていき、冒険範囲が広がっていきます。
主人公はいつでも光と闇(赤と青)の2つの属性を切り替えることができます。敵や敵の攻撃も光か闇のどちらかの属性を持っています。敵の攻撃の属性と同じ色になることで、敵の攻撃に当たってもダメージは受けず、敵の攻撃を打ち消すことができます。逆に敵に攻撃をする場合は、敵の属性と反対の属性で攻撃しないとダメージを与えることができません。
本作は4つ+αのステージで構成されており、ステージの最奥にはボスが待ち受けています。敵を倒したり、動き回る足場を乗り継いだり、トラップから繰り出される弾幕を避けながら先に進んでいきます。
道中では敵を倒したり壺を壊すことでコインを獲得することが出来ます。コインは体力や必殺技ゲージの最大値を増やすことに使用することができます。
道中はほぼ一本道で、ボスに挑むにはどこかに隠されたボス部屋のカギを探し出す必要があります。マップから次の目的地をいつでも確認することができるのでサクサクと進めることが出来ます。
エンディングまでは5〜7時間程度で到達可能です。収集要素としてステージ内には42個の神の証が隠されています。よく見ると下の方に隙間がある空間にスライディングで入ったり、一見普通の壁が攻撃で壊せる壁だったりと様々な場所に隠されているので見つけがいがあります。
おすすめポイント
・属性の切り替えを用いた攻防
派手な弾幕が繰り出されますが、属性を上手く切り変えることでノーダメージで先に進めるような造りとなっています。時には近くの弾幕と同じ属性となって事前に周りの弾を消してスペースを作ってから、時間差でやってくる高速の反対属性の弾を避けるといった戦略も必要となり、試行錯誤しながら避け方を探すところも楽しめます。アクションの繰り出しやゲームテンポが早いため、コンボを決めたり、複雑な弾幕を凌ぎ切った時には爽快感を得ることができました。
また、攻撃時には敵の属性とは違う色の属性に変化する必要があります。必然的に敵の弾を受けるリスクを抱えながら戦うこととなるため常に緊張感があります。難易度は全体的に高めですが、セーブポイントの間隔が短く、残機などの制限もないため遊びやすい作品に仕上がっていました。
・マルチ協力プレイに対応
本作はオンラインコープに対応しており2人で冒険をすることができます。私は1人でプレイしたので、所感を共有することはできないのですが、1人1本ソフトが必要なようです。ストーリーを2人で遊ぶことが出来るため、1人でクリアできない場合は2人プレイで遊んでみてもよいかもしれません。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・弾幕アクションが好きな人
2つの属性を切り替えながら激しい攻撃を躱すことが楽しい作品です。緻密な操作は不要で、次々と属性を変えながら大胆に弾幕に飛び込み、弾を消していく爽快感がたまりません。弾幕系のアクションが好きな人にはお勧めすることが出来る作品だと思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・メトロイドヴァニア要素を重視する人
・やりこみ要素を求める人
基本的には一本道で、新アクションを使う機会も少なめです。クリアを目指す場合はマップについたマークを目指して進み続けるためなので、メトロイドヴァニア要素は薄めなので期待しすぎると肩透かしをくらうかもしれません。
また、収集要素はありますが敵の種類やボリュームは少なめでやりこみ要素も少なめです。コストパフォーマンスを求める人、やりこみ要素を求める人にはお勧めすることが出来ないかもしれません。
ここに注意!
セーブポイントの間隔が短く、死んでしまってもノーコストで復活できるため、ゴリ押しで先に進めてしまうことができます。
また、敵の種類はが少ない一方トラップによる弾幕成分が多い部分が賛否両論点であるように感じました。
類似のゲーム
Apotheon・・・古代ギリシアをモチーフにした壁画調の 2D アクション。紹介はこちら。
ロードス島戦記・・・同じく2つの属性を使い分けて先に進むメトロイドヴァニア作品。紹介はこちら。
総括
サイドビュー形式の2Dアクションで、赤と青の属性を切り替えて敵の弾幕を打ち消しながら先に進んでいきます。ボス部屋以外はやや単調でボリュームが少ない点が気になりましたが、次々と属性を切り替えて激しい弾幕を避ける部分が楽しい作品です。セーブポイントの感覚が短く一本道で遊びやすい作品なので、気になった人は是非遊んでみてください。
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