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Ori and the Will of the Wisps 命が芽吹く森に生きる【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Ori and the Will of the Wisps という 2D アクションを紹介します。前回紹介した Ori and the Blind Forest の続編の作品となり、順当にパワーアップした作品となります。前作との比較等をメインに記載するため、先にこちらの記事を確認しておくことをお勧めします。前作以上に遊びやすく、クオリティが非常に高い作品となっているので、メトロイドヴァニア形式の作品が好きな人は是非遊んでみてください!

それでは早速紹介していきます!

概要

タイトルOri and the Will of the Wisps
対応機種Nintendo Switch, Steam
価格3,520円(Switch), 3,132円(Steam)
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンル2D アクションメトロイドヴァニア
開発元 / 発売元Moon Studios GmbH / Xbox Game Studios(Steam版)
一言ただでさえ高いクオリティが更に高くなり、限界突破しました。

ストーリー

小さな精霊オリはフクロウの子クゥをはじめとする家族で楽しく暮らしていた。ある日、オリはクゥに掴まり、空中を飛んで遊び回るが、唐突な大嵐に遭い二人ははぐれてしまう。オリはクゥと再会するために広大なフィールドを駆け巡るのであった。

#ストーリーは前作と独立しているため、本作から遊び始めても問題はありません。

こんなゲーム

サイドビュー・メトロイドヴァニア形式の 2D アクションです。主人公のオリを操り、はぐれてしまったクゥとの再会を果たすために、冒険を行います。基本的なシステムや操作感は殆ど前作と同じです。最初の操作は攻撃・移動・ジャンプ程度ですが、ストーリーを進めていくことで2段ジャンプや滑空等のアクションが増えていきます。前作は妖精が繰り出すエナジーで敵を攻撃していましたが、今作では光る剣で敵を斬り倒していきます。

攻撃は連打することで簡単にコンボが繋がります。エフェクトも派手なので爽快感は格段にアップしています。

前作はエナジーゲージを使用して好きなタイミングでセーブするシステムでしたが、今作では進行度に合わせて自動的にオートセーブが入ります。こまめにセーブが入り、死んでもすぐに近くのセーブポイントから再開可能なので前作よりも遊びやすくなっています。エナジーゲージは前作同様体力の回復や特殊なアクションに使用することができます。

前作同様、トゲやトラップが満載のマップも

併せて、オリを強化する精霊のかけらというシステムが追加されています。見つけたかけらを装備することでステータスアップや追加アクションの獲得等の恩恵を受けることができます。いつでも付け替えできるので、戦闘や探索といったシーン毎に併せて適したかけらを装備することをお勧めします。

かけらを強化してより強力な効果にすることもできる。

本作では障害物を壊したり敵を倒すことで出現する、精霊の光を集めることで、新しいアクションの取得や既存のアクションおよび精霊のかけらの強化を行うことができます。勿論、最大体力・最大エナジーを増加させるアイテムや精霊の光がマップの至る所に隠されているため、マップを探索してこれらのアイテムを見つけることでオリを強化していくこととなります。

攻撃関連だけでなく、セーブポイント間のワープを可能にするというような、探索を有利にする能力もアンロックできる

アクションの数も風や火を起こしたり、強烈な一撃を敵にお見舞いするなど、大幅に増えました。ギミックへの対処方法や敵への攻撃方法も多岐に渡り、より自由度が高くなっています。今作も多段ジャンプや滑空などで空中を縦横無尽に飛び回れるので、爽快感は抜群です。

一度取得したアクションはコントローラーにセットすることでいつでも使用可能。

ここでは全てを紹介しませんが、前作と比べて収取要素ややりこみ要素、クエストの要素も追加されました。ストーリークリアまでは10時間前後、やりこみ要素込みで 20 – 30 時間程度楽しむことができると思います。

おすすめポイント

・更に進化を遂げた綺麗なグラフィック・ボリューム

前作も非常に綺麗でしたが、色合いがより鮮やかになり、大自然の雄大さに感動させられます。砂漠や毒の沼地、雪山など様々な舞台が出現するため、行く先々で綺麗な景色を楽しむことができます。また、キャラクターのモデルが2Dから3Dになったことで、巨大なボスとの戦いやイベントシーンの臨場感も非常に増している点も高評価です。

特に水や光の粒子が非常に綺麗で幻想的です。
巨大な敵の迫力が前作との比ではないですね。
雪崩から逃げるオリ、イベントシーンはミスすると最初からなので、緊張感があります

マップも前作から大きく広がり、収集要素ややりこみ要素のボリュームも増加しました。道が細かく分岐しますが至る所にアイテムが隠されているため、探索がとても楽しいです。前作よりもアクション数が多いせいか、次々と新しいアクションをアンロックでき、わくわくできる点も高評価でした。

マップは非常広大。これでもまだまだ一部です。
ゴーストとのレースを行うミニゲームも。ゴーストに打ち勝てば素敵な景品が。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・メトロイドヴァニアが好きな人
前作の雰囲気やゲーム性を楽しめた人

前作を正当に進化させた作品です。アクション性・グラフィック・BGMの全てが高クオリティなので、メトロイドヴァニア作品が好きな人にはお勧めできる作品だと思います。前作を楽しめた方は、今作はもっと楽しめること間違いなしなので、前作をプレイ済みの人は是非遊んでみてください。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・高難易度のアクションが苦手な人
・コスパを求める人

難易度的には前作より若干マイルドになりました。ただし、初見殺しの要素や連続で空中を飛び回るシーンが多いため、アクションゲームの苦手な方には少し難しいかもしれません。また、(前作が安すぎただけですが、)Steam 版は前作の約6倍の価格となっています。ボリュームやクオリティは前作を上回っていますが、値段に対する満足感は前作の方が高いと思うので、コストパフォーマンスを重視する人にはお勧めできないかもしれません。

ここに注意!

前作同様、本編が始まり、まともにプレイできるようになるまで10分程度の動画・チュートリアルをこなす必要があるため、やや時間に余裕があるときにプレイを始めることをお勧めします。

難易度はイージー・ノーマル・ハードから選択可能ですが、前作とは違い、途中で変更することができないようなので予めご注意ください。

類似のゲーム

Ori and the Blind Forest・・・本作の前作。若干ゲームシステムは異なるものの、同様にクオリティが高い作品。先に前作をプレイすることをおすすめ。紹介はこちら
Hollow Night・・・ムシが主人公のメトロイドヴァニア。圧倒的なボリュームと綺麗なグラフィック、高難易度が特徴。是非お勧め。紹介はこちら
Sundered・・・冒涜的な雰囲気があふれるメトロイドヴァニア。こちらもボリューム・滑らかなアニメーションが凄い。紹介はこちら

総括

サイドビュー形式のメトロイドヴァニア作品です。オートセーブ・難易度の見直し・ボリュームの増加や収集要素の増加で、前作よりも遊びやすさが格段に増し、よりクオリティの高い作品になりました。前作を楽しめた方は確実に本作も楽しむことができるので、(価格的にも)まずは前作をプレイし、気に入ったら本作をプレイすることをお勧めします。

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