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Ori and the Blind Forest 大自然を縦横無尽に探索するメトロイドヴァニア【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Ori and the Blind Forest というメトロイドヴァニア形式の2Dアクションを紹介します。綺麗なグラフィックと骨のあるアクションが見どころで、コスパも最高レベルの作品です。全体的にクオリティが高く、お勧めの作品なので是非確認してください!

本稿では能力やステージが追加された Definitive Edition の内容を踏まえて記載しております。
#現在は無印版を購入する方法はありません。

概要

タイトルOri and the Blind Forest(オリとくらやみの森)
対応機種Nintendo Switch, Steam
価格2,052円(Switch), 528円(Steam)
プレイ人数1人
言語日本語対応
ジャンル2D アクションメトロイドヴァニア
開発元 / 発売元Moon Studios GmbH / Xbox Game Studios(Steam版)
一言可愛い妖精のツラを被った難易度高めのアクションゲー

ストーリー

ニブルの森が滅びようとしている。強烈な嵐が悲惨な出来事を次々に巻き起こしていった後、オリは勇気を見出す旅に出発し、ニブルの森を救うため闇の根源に立ち向かう。

こんなゲーム

サイドビュー形式の2Dアクションゲームとなります。主人公のオリを操り、魔の手が襲いかかるニブルの森を救うために3つ+αの巨大なステージを探索します。操作は移動・短距離攻撃・ジャンプと最低限ですが、ストーリーが進むにつれて、2段ジャンプや壁ジャンプ、滑空、特殊攻撃などのアクションが追加され、探索範囲がどんどんと広がっていきます。

通常攻撃は精霊の炎。短距離のホーミング攻撃。

本作ではエナジーを消費することで、いつでもその場でセーブ・体力を1回復、スキルの習得を行うことができます。エナジーは障害物を壊したり、セーブポイントに訪れる事で頻繁に回復可能です。そのため、こまめにセーブすることができます。

周りに敵がおらず、エナジーがあればいつでもセーブ可能

スキルはフロー形式で用意されており、能力セル(経験値)を用いてアンロックすることが可能です。通常攻撃の攻撃力・範囲の増加やアイテム取得時の効果向上、ジャンプ回数増加など、攻撃や操作が有利になる様々な効果が用意されています。能力セルは敵を倒したり障害物を壊すことで入手できますが、全てのスキルをアンロックするにはかなりの数を要します。

ツリーは3つに分類されている。どれを優先的に上げるか悩ましいです。

メトロイドヴァニアを意識した作品なので、広大なダンジョンの中には沢山のアイテムが隠されています。最大体力や最大エナジーを強化するアイテムが隠されているので、探索すればするほどストーリーの攻略に有利です。難易度が高めで、敵の攻撃やトラップで受けるダメージも多いため、マップを見ながら怪しいところを探索して強化アイテムを集めておくことをお勧めします。

最大体力の増加アイテム。ストーリーに、詰まったらアイテムを探してみてもいいかも。

各ステージの最後には巨大な敵と闘うボス戦や、強制スクロールで敵や大自然の脅威から逃げるイベントシーン等が用意されています。戦闘中・イベントシーン中は特に難易度は高めにも関わらず、セーブが仕様上できないので、トライ&エラーで攻略方法を学びましょう。

フィールドは非常に広大で、沢山の隠しアイテムが用意されています。未探索の部分は暗めに表示され、セーブポイント間でワープすることも出来るので、探索はしやすいです。

難易度は イージー・ノーマル・ハードの3段階から選択可能でいつでも変更することができます。クリアまでは6時間程度でした。隠しアイテムの回収等といったやりこみ要素は多めで、クリア後も楽しめるようなシステムになっていました。アイテム回収率という一般的な要素だけでなく、3時間以内にクリア・1度も死亡することなくクリアという頭のおかしいトロフィーもあるので極めがいは十分です。

おすすめポイント

・アクション性が高いシステム

最初は取れる行動が殆どなく、窮屈ですが、ストーリーの進行に合わせて飛躍的に自由度が増します。
大ジャンプを行うチャージジャンプ、敵や敵の攻撃を打ち返して更にジャンプする打撃、滑空や2段ジャンプを駆使すると文字通りどこまでも自由に探索することができます。

こんなトゲ満載の中もお散歩可能です。トゲに触れても即死では無いのでそこはご安心を。

勿論、綺麗なグラフィックで大自然の迫力のあるシーンが描かれている部分も魅力的でした。水の中に、森の中、火山の中など、各ステージが非常に色鮮やかで探索していて気持ち良かったです。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・メトロイドヴァニア形式の作品が好きな人

・コストパフォーマンスを求める人

マップが広く、様々な所に体力・エナジーの最大値が上がるアイテムや能力セルが隠されています。アクションの増加とともに自由度がどんどん増えるため、メトロイドヴァニア形式の作品が好きな人にはおすすめできます。また20時間以上遊べる作品にも関わらず、500円での購入が可能です。グラフィック・ボリューム・質の全てが高い水準なので、コスパを求める人にはかなりおすすめの作品です。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・アクションゲームが苦手な人

可愛らしい見た目をしていますが、難易度は高めです。理不尽に難しいシーンや、これが正攻法なの?」と疑問を抱くような方法で強引に進むシーンも求められます。一部イベント中はセーブができないため、同じシーンを何度もやり直すプレイヤーも出てくると思います。難しく感じた人は途中からでも難易度をイージーに変更しましょう。

ここに注意!

本編が始まり、まともにプレイできるようになるまで10分程度の動画・チュートリアルをこなす必要があるため、やや時間に余裕があるときにプレイを始めることをお勧めします。

どこでもセーブが可能なためか、全体的な難易度は高めに設定されているように感じました。続編の方が比較的難易度は優しいので、アクションゲームが苦手な人は続編のみ遊んでもいいかもしれません。

類似のゲーム

Ori and the Will of the Wisps・・・本作の続編。より進化した渾身の作品。紹介はこちら
Hollow Night・・・ムシが主人公のメトロイドヴァニア。圧倒的なボリュームと綺麗なグラフィック、高難易度が特徴。是非お勧め。紹介はこちら
Sundered・・・冒涜的な雰囲気があふれるメトロイドヴァニア。こちらもボリューム・滑らかなアニメーションが凄い。紹介はこちら

総括

サイドビュー形式の2Dアクションゲームです。綺麗なグラフィックで描かれる広大な大自然の中を探索することが非常に楽しいメトロイドヴァニア系統の作品です。新たなアクションを手にして行動範囲が広がった時や、隠されたアイテムを見つけ出した時の喜びは堪らないものがあります。アクションの自由度が高く、コストパフォーマンスも最高レベルなので気になった人は是非遊んでみてください!

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