こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Orcs Must Die! 3 というタワーディフェンスを紹介します。以前紹介した Orcs Must Die! 2 の続編にあたり、新たな武器やゲームモードが追加された作品です。前作との違いをメインに紹介するため、ゲームシステムの紹介は過去の記事をご確認ください。
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | Orcs Must Die! 3 |
対応機種 | Steam |
価格 | 3,090円 |
プレイ人数 | 1~2人(マルチプレイ対応) |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | タワーディフェンス, 3D アクション, 3D シューティング |
開発元 / 発売元 | Robot Entertainment / Robot Entertainment |
一言 | ケルシーの日本語ボイス艶めかしすぎない? 親御さんがびっくりしちゃう。 |
ストーリー
Orcs Must Die! 2から20年以上経った世界が舞台となる。この世に秩序をもたらした、ウォーメイジとソーサレスの若き弟子たちの活躍を描いたシナリオを堪能しよう。(Steam Storeより)
こんなゲーム
TPS形式のタワーディフェンスで、メインとなるキャンペーンモードでは18のステージのクリアを目指します。操作は前作同様、移動・攻撃、スキル、トラップの売買です。各ステージでは、ゲートめがけて進むオークを全滅させて、規定のウェーブ数を生き残ることが目標となります。
今作では3〜4ステージに一度、戦争シナリオというステージが出現します。戦争シナリオは通常のステージよりも防衛範囲が広く、敵の数も通常の数倍出現します。その代わりに、多めのコインと超大型のトラップが利用可能なため、迫力のある戦闘を楽しむことができます。
新しいキャラクターやトラップが導入されたものの、それ以外は前作と同じゲーム性です。トラップや武器は前作同様、ステージクリア時に獲得したスカルを用いてアンロックや強化が可能です。
ステージはキャンペーン18個+高難易度ステージ5個+スクランブル(ランダムなメリット・デメリット効果が1つずつ追加されていくステージ)5個+ウィークリーチャレンジ+エンドレスモードが用意されています。前作同様3つの難易度から選択ができ、ストーリーはあってないようなものなので、前作から始めても今作から始めてもOKです。全クリアまではノーマルで10時間程度ですが、DLCが用意されています。
おすすめポイント
・ど迫力な戦争シナリオ
戦争シナリオでは沢山の敵やボスが出現するため、普段のステージとは雰囲気が異なり緊張感があります。高額かつ強力なトラップを沢山配置することができ、普段は倒すのに時間がかかるアーマーオーガといった強敵もすぐに倒すことができるため、うまくトラップが機能した時には爽快感がありました。戦争シナリオ固有のトラップの種類と、配置できる場所は少ないため一見自由度は低いものの、バリケード等通常のトラップの併用もできるため、戦略の幅は意外と広めでした。
ゲーム性こそ前作から変わらないものの、3段階から選択可能な程よいレベルデザイン、滑らかなアニメーション、謎の日本語フルボイスとクオリティは高いです。武器やトラップの種類の多さによる戦術の幅の広さや、スカルの払い戻しによる切り替えやすさ等、遊びやすさに配慮した良作になっていると思いました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・タワーディフェンスが好きな人
・前作にハマった人
トラップの配置や売却、戦闘で常に忙しい作品です。イージーはトラップが不要な程簡単ですが、ノーマルは油断するとノーミスを逃してしまうレベル、ハードコアモードではクリアですら厳しいレベルと初心者から上級者まで楽しめます。クオリティも高く、マルチプレイにも対応しているので、タワーディフェンスが好きな人、前作が好きな人にはおすすめすることができると思います。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・コストパフォーマンス重視の人
戦争シナリオは派手で面白いものの、前作と比較してボリュームやそれ以外のゲーム性はそれほど変わりません。価格はほぼ2倍になっているので、コストパフォーマンス重視の人は前作を遊んでハマってから今作を買うことをおすすめします。
ここに注意!
私はプレイしていませんが、DLCはボリュームが少ないと評価がやや悪いです。他の方のレビューなどを確認の上で購入するほうが良いかもしれません。
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総括
TPS形式のタワーディフェンス+シューティングで、トラップを配置して押し寄せるオーガから拠点を守ります。戦争シナリオやスクランブルモードというゲームモードが追加されたものの、出現する敵・武器・ゲーム性はほぼ前作と変わらずでした。クオリティは高く、マルチプレイ対応にも対応しているため、十分におすすめできますが、コストパフォーマンス重視の人は前作をプレイのうえで購入を検討することをおすすめします。
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