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Orcs Must Die! 2 オーク死すべし、慈悲は無い。【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Orcs Must Die! 2 というTPSのタワーディフェンスを紹介します。トラップと魔法で迫り来るオークを返り討ちにして拠点を守る作品です。多数のトラップや武器を駆使して試行錯誤するゲームシステムや2人協力プレイで連携しながら拠点を守るところが楽しいポイントなので、気になった人は是非覗いてみてください!

それでは早速紹介していきます!
#本稿は DLC の内容は含みません。

概要

タイトルOrcs Must Die! 2
対応機種Steam
価格1,520円
プレイ人数1-2人(マルチプレイ対応)
言語日本語対応
ジャンルタワーディフェンス, 3D アクション, 3D シューティング
開発元 / 発売元Robot Entertainment / Robot Entertainment
一言何故か日本語音声完全収録という不思議。

ストーリー

(前作での主人公の活躍により)世界と世界を繋ぐ「リフト」は閉じられた。
これにより、別世界からのオークの侵略は防がれ、世界はひとときの平和を迎えることとなった。

しかし、「リフト」が閉じたことを快く思わない者達もいた。
彼らの意思によって、主人公は僻地の鉱山での労働を言い渡されてしまう。
そこは奇しくも主人公が閉じた「リフト」のある山だった。

真面目に働く主人公であったが、ある日、主人公の目の前で再び「リフト」がひとりでに開かれてしまう。
ひょんなことから協力関係を結ぶこととなった(前回の黒幕の)魔女と共に、主人公は大量のオークを撃退して「リフト」を再び閉じるために奔走するのであった。

こんなゲーム

TPS形式のタワーディフェンスで、メインとなるキャンペーンモードでは15のステージのクリアを目指します。各ステージでは全ての敵を撃退して複数のウェーブを生き残ることを目指します。操作は移動・ジャンプ・通常攻撃・スキル攻撃・トラップの配置、売却です。

1度に持ち込むことができるトラップは1人5種類までです。

各ウェーブではドアから大量のオークが出現し、ポータルを目指して進んできます。プレイヤーは敵の通り道にトラップを配置して、オークを倒してポータルへの侵入を阻害します。トラップは床からトゲが出るもの、直線上に矢を放つもの、敵を元来た道に弾いてしまうもの等、様々なものが用意されています。

トラップは左下のコインを消費して配置します。売却して他の場所に設置することもできます。
壁に配置するものや、床や天井に貼り付けるものがあります。

通常攻撃はエネルギー弾やクロスボウでの遠距離攻撃、ナイフ・ハンマーの近距離攻撃です。スキル攻撃はMPを消費して敵をまとめて攻撃したり、敵を魅了して仲間にしたり、仲間を召喚したりと様々な効果を持ちます。MPは時間経過や敵を倒した際に出現するポーションによって回復するため、使い惜しみは不要です。

攻撃時は画面中心のカーソルでしっかりオークを狙いましょう。

敵を倒すとコインが出現するため、集めたコインで追加のトラップが設置可能です。途中からは複数のドアからオークが出現したり、空路から敵が侵入するため、罠を分散させる必要もあります。

戦ったり罠を仕掛けたりと大忙しです。

各ステージは複数のウェーブから構成されており、クリアまでに一定数のモンスターに防衛対象のゲートまで到達されると敗北、守りきるとステージクリアとなります。ステージクリア後は死んだ回数やゲートに到達されたモンスターの数に応じてスコアが表示され、スカルを入手します。スカルは既存のトラップや武器の強化やアンロックに利用可能なため、繰り返すことでよりクリアしやすくなっていきます。

スコアはフレンドや世界中のプレイヤーと競うことができます。
敵がコインをより多く落とすようになるトラップもあります。
スカルでそれぞれの武器・トラップの威力や追加効果を強化することができます。2回まで強化可能です。

難易度は弟子・ウォーメイジ・ナイトメアの3つから選択することができます。他にもウィークリーチャレンジやエンドレスモードといったやりこみ要素が用意されています。私は2人でウォーメイジとナイトメアの全ステージをプレイし、合計で10時間程度でクリアしました。

おすすめポイント

・多数のトラップと武器による多彩な戦術

武器は16種類、トラップは32種類と数が多く、トラップの代わりに持っているだけで効果を発揮するアミュレットも用意されているため様々な戦術をとることができます。敵を弾いて谷底へ突き落としたり、強力な敵を誘導したうえで敵を仲間にするトラップを踏ませたりと、ステージや地形毎に活躍するトラップや武器が異なるため、試行錯誤が楽しいです。強化やアンロックに必要なスカルの量は少なめで、払い戻しもいつでもできるため、気軽に様々なトラップや武器を試せる点が魅力的でした。

大量のドワーフを召喚してオークと戦わせるシーン。

全体的にトラップの威力は弱めで攻撃間隔も長いので、動き回ってどんどん敵を攻撃する必要があります。縦横無尽にフィールドを駆け巡り、トラップ配置したり、敵を押し返したりと忙しい分クリアした時の喜びはたまりませんでした。非常にクオリティが高いというレベルではなかったものの、不便な部分や目立った粗は特になく、最初から最後まで飽きずに楽しむことができました。

・2人協力プレイに対応

本作は2人協力プレイに対応しており、2人で防衛することができます。(Remote Play Togetherには対応してないのでご注意ください。)複数の敵の導線を分散して守ったり、敵が抜けてしまったところをフォローしたりと、方針を相談しながら2人で遊ぶことが楽しい作品です。コインや持ち込む武器・トラップは独立しているため、それぞれのプレイスタイルに併せて自由に選べる点が魅力的でした。

コインや持っているトラップは独立しているので、役割分担が大事です。

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・2人協力プレイ用の作品を探している人
TPS タイプのタワーディフェンスが好きな人

危ない所を補うために走り回ったり、役割分担をしたりと連携しながら防衛することが楽しい作品です。全体的に2人協力プレイ用に特化したシステム・難易度で、クオリティも高めなため、2人用協力作品を探している人にはおすすめすることができると思います。

また、トラップの配置も重要ですが動き回って敵を抑える部分が前提の難易度調整となっています。TPS形式のシューティングが好きな人にもおすすめすることができると思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・戦略的な要素を求める人
1人でプレイ予定の人

アクション寄りの作品で、それほど戦略的な立ち回りは必要ありません。ナイトメアモードを除き、雑な罠配置でもプレイヤーの技術力で十分フォローが可能です。本格的なタワーディフェンスを求めている人にはおすすめすることはできないと思います。

また、全体的に2人プレイ前提の難易度設計がなされており、1人プレイの場合には実績の入手等が困難なレベルとなっているようです。1人でも十分楽しむことができるものの、できれば2人でプレイする事を推奨します。

ここに注意!

敵の近接攻撃の範囲が見た目以上に広く、避けたつもりでも被弾してしまうことがよくあります。敵に不用意に近づかないことが大切だと感じました。

1ステージが10-20分程度とやや長めです。ある程度まとまった時間でプレイする事をおすすめします。

また、私はゲーム開始時のキャラクター作成時に名前の入力が出来なくなりました。”Microsoft IME のバージョンを以前のものを使う”に変更することで治ったため、記録しておきます。

類似のゲーム

Orcs Must Die! ・・・本編の前編。1人用ですが、ゲーム性は似ているとのことです。

Orcs Must Die! 3 帰ってきたオークを返り討ち!【レビュー】
本作の続編。ゲーム性はほぼ同じですが、大量の敵と大規模なトラップが出現する戦争シナリオが追加されました。本作が好きな人にはおすすめです。

総括

TPS形式のタワーディフェンスで、大量に出現するオークをトラップと攻撃で返り討ちにします。やや昔の作品の為、古臭く感じてしまう部分もありますが、種類豊富な武器・トラップが魅力的で今でも十分に通用するクオリティの作品です。2人プレイ用のタワーディフェンスを探している人にはおすすめできるため、気になった人は是非遊んでみてください!

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