こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は Orbital Bullet – 360° ローグライト というローグライク形式の2Dアクションを紹介します。サブタイトルの通りステージが円形のリング状で構成されており、360°ループしていることが特徴です。従来の2Dアクションに独自の要素が上手く組み込まれており、全体を通してクオリティが高いおすすめの作品なので、気になった人は是非ご確認ください!
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | Orbital Bullet – 360° ローグライト |
対応機種 | Steam, Nintendo Switch, PS4 |
価格 | 1,730円(Steam), 1,999円(Switch), 2,420円(PS4) |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D アクション, 2D シューティング, ローグライク |
開発元 / 発売元 | SmokeStab / Assemble Entertainment, WhisperGames, Mayflower Entertainment |
一言 | 踏みつけと足下レーザーが使いやすくてずっと使ってました。 |
ストーリー
西暦4532年。銀河の果てに、巨大な恒星間ハイブシップが出現した。
最初のコンタクトで、すぐに侵略者の意図が明らかになった。
次々と文明が征服され、奴隷にされていく。
侵略者たちは自らをドレッドスコープと名乗った。
人類が絶滅の危機に瀕していた時、ある人間のグループがレジスタンスを結成し、彼らはすぐにドレッドスコープに対して軍事作戦を開始した。
厳重に秘匿していたにもかかわらず、ドレッドスコープは辺境の惑星にある彼らの秘密基地の場所を突き止め、大規模な破壊工作を開始した。
レジスタンスの一員である君は、窮地に陥っていた。
最後の瞬間、君は死にゆく肉体を捨ててサイボーグに意識を移すことに成功し、ドレッドスコープとの戦いの最終兵器となったのだ。
復讐への渇望が、沸騰するプラズマのように君の新たな体に流れている。
今、人類を救えるのは君だけだ!
こんなゲーム
サイドビュー×ローグライク形式の2DアクションSTGです。操作は移動・メイン武器攻撃・サブウェポン攻撃・(2段)ジャンプ・ローリング(回避)・武器の切り替えで、5つの惑星のクリアを目指します。
ローグライク形式なので、プレイヤーは毎回最弱の状態からゲームが開始し、ステージはランダムに構築されます。惑星は複数のリング状のステージから構成されており、ステージ内の全ての雑魚敵を倒すことで次のステージに進めるようになります。リング状のステージは360°ループしているため、一周すると同じところに戻ってくることとなります。
一部ステージでは内側に小さいリングがあり、敵が配置されている場合があります。プレイヤーは外側から内側の敵に、内側から外側の敵に攻撃することはできませんが、敵は反対側から一方的に攻撃してくるものもいます。ステージのどこかに内側と外側を行き来できるジャンプ台が設置されているので、早めに倒しましょう。
武器には爆発・エネルギーといった4種類の系統の銃があります。爆発は複数の敵を同時に攻撃できるがプレイヤーも巻き込まれる可能性がある、レーザーは直進して減衰しにくいなどそれぞれ特性が異なります。武器は同時に2つまで持つことができますが、武器の系統毎に弾薬数の概念があるため、2種類の武器を切り替えながら先に進んでいくこととなります。
道中ではアイテムが入った宝箱やミッションのクリア報酬からパークというパッシブアイテムを入手することができます。パークはクリティカル発生率や基本ダメージの向上、最大体力の増加等の恩恵を受けることができます。また、道中で集めたクレジット(お金)を用いて、新しい武器や回復アイテム、パークを購入することができます。
敵を倒すことで経験値が貯まり、レベルが上がるとスキルを強化することができます。スキルを強化することで、特定の種類の銃の攻撃力の増加や連続ジャンプ回数の増加、追加攻撃を行うドローンの獲得など様々な恩恵を受けることができます。スキルはツリー形式でプレイ毎に並びが変わるので、プレイの度に使用する武器や立ち回りが変化することとなります。
惑星内の一度訪れたステージにはいつでもワープすることができます。ボス戦後は戻ってくることができないため、事前にショップで買い物をしたり、アイテムの取り残しがあれば回収してから先に進みましょう。
ボス戦も360度のリング上で戦います。ボスの攻撃は派手で広範囲の攻撃なので、ローリングやジャンプで華麗に躱しましょう。長射程でボスが遠くにいても攻撃が当たるレーザー系統の武器がおすすめです。
プレイ終了後はゲーム内で集めたクレジットを用いてプレイヤーの永続アップグレードが可能で、攻撃力や最大体力体力の増加、ゲーム内で獲得できるお金の増加等様々な恩恵を受けることができます。また、武器にはレベルとランクが用意されており、新しい武器のアンロックや出現する武器の最高/最低レベルを上げることができます。
キャラクターには4つのクラスが用意されており、それぞれキャラクターの特性やサブウェポンの性能が異なります。爆発系の武器の扱いが上手いヘリオン、近接武器での攻撃を得意とするマローダーなどプレイスタイルに合わせてキャラクターを選択することができます。
1周は最長1時間程度でクリア可能です。クリア後は難易度を上げたモードで遊ぶことができますが、やりこみ要素は少なめです。
おすすめポイント
・リング状のステージを活かしたゲームシステム
ステージが立体的なリングで構成されるという独特な作品です。プレイヤーの撃った銃弾がステージを一周してから敵に当たったり、内側の敵から一方的に攻撃されたり、左側に置いてきた敵が画面右側から再登場したりと、他のゲームでは味わえない現象を楽しむことができます。ビジュアルは一見ドット絵と気づかないほど精巧なドット絵で表現されており、2次元と3次元の繋ぎ目が自然で視覚的にも見やすいため、独自のゲームシステムが上手く組み込まれているように感じました。
また、スキルツリーがプレイ毎にランダムで決定されたり、一定時間内に特定の場所に辿り着くと開けられる宝箱や、被弾数が少ない程高価なアイテムを貰えるミッション部屋といった存在もあり、プレイ毎に立ち回りが変化します。やりこみ要素は少なめですが、複数のクラスやアンロック・強化要素の仕様上何度も楽しむことができる作品だと感じました。
その他のゲームシステムや操作性、日本語訳も良好で全体的にクオリティは高めです。個人的には次のステージに移動する際に、ステージ上の足場や障害物を一掃して次のステージにジャンプする動きが爽快感があり、非常に高評価でした。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・2Dアクション/ローグライクが好きな人
360度のリング状のステージが特徴的ですが、操作性やアクション部分は癖が無いため、遊びやすいです。ハイテンポなためやや難易度は高めですが、強化要素が多めで周回を重ねる度に難易度が下がっていくため、ローグライクアクションが好きな人にはおすすめすることができると思います。
また、やりこみ要素は少ないですが、プレイ毎に出現するスキルがランダムで、キャラクターのジョブやステージ選択といった要素もあるため、何度も楽しむことができる作品に仕上がっていました。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・周回前提の作品が苦手な人
・高難易度のアクションゲームが苦手な人
武器のアンロックとキャラクターの永続アップグレード・クラスのスキル解放とプレイ回数をこなして強化・アンロックするシステムが多めです。クリアまでにはある程度の周回が前提となるので、周回前提の作品が苦手な人にはおすすめすることができないと思います。
また、ゲームテンポが速めで沢山の敵から集中砲火を受けることも多いので、難易度はやや高めです。アクションゲームが苦手な人にはおすすめすることができないかもしれません。
ここに注意!
Steamではトロフィーが用意されていない点が個人的にとても残念だと感じました。
また、背景が赤いステージがやや見づらい点も個人的にはイマイチに感じました。
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総括
サイドビュー形式の2Dアクション×ローグライク作品で、ステージが円形のリングで構成されており、360°でループしている点が特徴的です。遠距離攻撃がステージを一周して敵に当たったり、内側のリングの敵から一方的に攻撃されたりと、他の作品では味わうことが出来ない新鮮さが高評価でおすすめできる作品です。
若干やりこみ要素に欠ける部分があるものの、キャラクターのジョブやスキルのランダム性、アイテムのアンロックにより、何度も楽しめる作品に仕上がっているので気になった人は是非遊んでみてください!
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