記事内に広告を含む場合があります。

Operation: Tango 世界の平和は2人にお任せ!【レビュー】

ゲームレビュー
ゲームレビュー

こんにちは、ちゃぶ台です。

今回は Operation: Tango というパズルゲームの紹介を行います。2人プレイ専用のボイスチャット前提のゲームで、それぞれの画面に表示された内容を口頭で共有しながら様々なミッションをこなします。ハッカーとスパイになりきって次々とパズルをこなすことが楽しい作品なので、気になった人は是非覗いてみてください!

それでは早速紹介していきます。

概要

タイトルOperation: Tango(オペレーション:タンゴ)
対応機種Steam,PS4, PS5(クロスプラットフォーム対応)
価格2,180円(Steam), 2178円(PS4, PS5)
プレイ人数2人専用
言語日本語対応
ジャンルパズルゲーム
開発元 / 発売元Clever Plays / Clever Plays
一言アフロ目立ちすぎじゃない?

ストーリー

オペレーション:タンゴは、あなたと相棒が未来のハイテク世界で危険なスパイ活動を繰り広げる協力型アドベンチャーゲームです。2名が1つのチームとなってプレイします。相棒とあなたは、エージェントとハッカーになり、協力して世界を脅かす力を根絶やしにするために調査に乗り出し、根絶を狙います。異なる視点を持つ二人が会話し、共同で解決して行きます。チームワークとコミュニケーションがとても重要です!(Steam より抜粋)

相手の画面は見てはいけません。

こんなゲーム

2人プレイ専用のゲームで、1人は潜入捜査を得意とするエージェントを、もう1人はハッキングが得意なハッカーを操作します。6(+α)つのミッションが用意されており、各ミッションでは世界の平和を維持するために、敵地に保管された重要書類を盗んだり、悪事に利用されているサーバーの停止等を目標とします。

ミッション開始前にどちらのキャラクターを使用するか選択します。

エージェントは敵地に訪れて潜入を行い、隠された書類を盗んだり、ハッキングに必要な情報を入手します。ハッカーはパソコンを用いた支援を得意とし、ハッキングでロックされた扉を開けたり、仕掛けられたトラップを無効化します。エージェントは1人称視点敵地を探索し、 “WASD” での移動や機械やスイッチに対してアクションを行います。ハッカーはマウスとキーボードで特定の箇所をクリックしたり、数字を打ち込むことでハッキングを行います。2人の画面にはそれぞれ違う情報が映し出されるため、口頭で情報を共有しながら、ヒントを伝え合ってミッションを乗り越えていくこととなります。

エージェント視点。画面右側の大きな金庫を破ることが目標です。

例えば、下記のシーンではハッキングを行うために敵施設のファイアーウォールを無効化します。ハッカーはどの形状(マーク)のファイアーウォールにブロックされているかをエージェントに伝えます。エージェントは複数のパソコンの中から伝えられたファイアーウォールが稼働するパソコンを停止させることで、ハッカーがハッキングして先に進めるようになります。

ハッカー側の画面。形状をエージェントに伝えましょう。
エージェント側の画面。あたりを見まわして、複数のファイアーウォールの中から止めるものを選択しましょう。

上記のようにエージェントは敵地に赴くことで分かる内容をハッカーに伝えて、その情報をハッカー側で活かして障害を取り除くような展開が多めです。多くの問題は時間制限が無いので、気軽に楽しむことができます。

金庫の扉を開けるためにパスコードが必要。相棒に心当たりを聞いてみましょう。
ハッカー側の画面です。電車内の監視カメラを確認したり車両間の扉のロックを解除できます。

時間制限のあるパズルを解けなかったり、巡回する警備ドローンに見つかったりするとミスとなりますが、直前のチェックポイントから何度でもリトライ可能です。難易度は易しく、何回かミスしても自然にクリアできる難易度に仕上がっていました。1つのミッションは約 30 分程度でクリア可能で、片方の役割のみであれば5時間程度で全クリ可能です。

おすすめポイント

・お手軽ハッキング&潜入

ハッキングや潜入が題材ですが、技術的な知識や精密なアクションの操作は不要で、誰でも楽しむことが出来る作品に仕上がっています。ミッション中は画面左上に目標が表示されますが、プレイヤー自身が次に何をすればいいのかの具体的な指示は表示されないため、2人で周囲の情報やアクション出来そうな箇所、アクションした際に起こった変化等を相手に共有するところから始まります。言語化に苦しんだり、上手く相手に伝わらないもどかしさを感じることもありますが、その分クリアできた時の喜びはひとしおです。

また、1つのミッションの中で様々なパズルを解きますが、パズルや演出の使いまわしは見受けられず、ぶっつけ本番で多数のアクシデントや障壁を乗り越えていきます。手軽にハッキングやスパイ映画で見るような演出を楽しみつつ、世界を救うことができるため満足感がありました。

迫るレーザー網。バイオハザードで見たことあるシーン。

・2人 Coop 専用ゲーム

本作は PC 版・PS 版間のクロスプラットフォームに対応しており、どちらも1人が購入すれば相方は購入不要なので実質半額で楽しむことができます。また、エージェントとハッカーで、操作内容やパズルが全く違うので、1つのミッションを役職を入れ替えて楽しむこともできます。2人 Coop 専用でそれぞれの画面に異なる内容が表示されて攻略していく作品はまだまだ少ないのですが、

このゲームに向いている人・向いていない人

こんな人におすすめ

・2P協力プレイ作品を求めている人

タイミングを合わせてアクションをしたり、複雑なマークを口頭で伝えたりとボイスチャットが前提の作品です。常にパートナーとの連携が発生し、喋ってない時間よりも喋っている時間の方が圧倒的に長いため、相方との絆を深めたい人には向いている作品だと思います。

一方で、以下の人にはおすすめできないです

・複雑な謎を解きたい人
コストパフォーマンスを求める人

基本的には何をすればいいかは直ぐに分かるような構成となっており、そのうえで必要な内容を相手に伝えることに苦労する伝言ゲームのような作風です。謎自体が難しいわけではないので、1つの謎にとことん挑みたい人にはお勧めすることが出来ないと思います。

また、様々なパズルをテンポよく解いていくため、満足感はありますが、エンディングまでの所要時間は5時間程度とやや短めです。コストパフォーマンスは悪めなので、セール中の購入をおすすめします。

ここに注意!

相方とのボイスチャットが必須の作品です。ゲーム内でボイスチャット機能が用意されているので外部ツールの用意は不要です。

また、ローカル協力で遊ぶことはできません。1人1台パソコンがいるのでご注意ください。

私は特に問題なく進めることができましたが、一部進行不能となるバグや誤訳が含まれているとのことです。どうしてもクリアできなければ攻略サイトを調べてみてもよいかもしれません。

類似のゲーム

We were here・・・無料で遊べる2プレイ専用の脱出ゲーム。ゲーム性は良く似ている。紹介はこちら
We were here Too・・・上記の進化版、こちらは有料だが同じく楽しむことができる。紹介はこちら

Keep Talking and Nobody Explodes・・・声を掛け合って爆弾の解除を目指すゲーム。ゲーム性は似ている。

総括

2P 協力プレイとボイスチャットが前提の作品で、エージェントとハッカーに分かれて世界を救うためのミッションをクリアします。若干ボリュームは少なめで価格は割高感は否めないですが、様々なパズルを次々解いていき、グラフックも映えているため没入感・満足感がありました。口頭でのコミュニケーションを用いた協力プレイが非常に楽しい作品なので、気になった人は是非遊んでみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました