こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は One Step From Eden というロックマンエグゼライクなローグライクアクションゲームについて紹介していきます。
リアルタイム制のカードバトルアクションで、移動しながらスペル(魔法)を使用し敵に攻撃を当てていきます。戦闘は非常にスピーディーに展開され、息をつく暇がないゲームです。後半に至ってはもはや弾幕シューティングのように敵の攻撃が襲い掛かってくるので、コアなゲーマー向けの作品だと思います。ローグライク性との中毒性も高く、何度も繰り返しプレイしてしまう作品です。
それでは早速紹介していきます。
概要
タイトル | One Step From Eden |
対応機種 | Steam, Nintendo Switch, PS4 |
価格 | 2050円(Steam) |
プレイ人数 | 1 ~ 2人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | 2D アクション・ローグライク・カードゲーム |
開発元 / 発売元 | Thomas Moon Kang / Humble Games, Maple Whispering Limited |
一言 | スペルを用いて楽園を目指す。クリアには 5 Step くらいかかる。 |
ストーリー
無し。ただただエデンを目指すのみ。
こんなゲーム
大変複雑なのでざっくりと書きつつ要所要所で解説を入れていきます。
各ステージに現れる敵やボスを倒し、1~8面を駆け抜けエデンに到着することが目標です。まずはバトルのシステムから紹介します。
プレイヤーは左側の 4×4 のブロック・敵は右側 4×4 のブロック上に出現し、その中で移動します。プレイヤーは移動・通常攻撃・デッキからドローした 2つのスペルの計 4 つから行動を選択します。リアルタイムバトルなので、次々と行動することが可能です。敵もどんどん攻撃してくるので、うまく避ける必要があります。
スペルはカード形式で、デッキとして最初から数枚持っています。デッキから出てきたランダムな2枚をマナを使用してスペルを使用することができます。マナは時間経過とともに回復し、スペル使用後はデッキからランダムで使用可能スキルがセットされます。#デッキが無くなったら再度使用したカード全てをシャッフルし、新しいデッキにし、その中からランダムで2枚選択します。
スペルにはそれぞれ効果・攻撃範囲・ダメージ・消費マナが設定されており、使用することで敵に攻撃することができます。通常攻撃はダメージソースとしては微々たるものなので、スペルでの戦いが基本となります。
1面の最初のステージのバトルを撮りました。少しゆっくり戦ってます。
スペルには攻撃だけでなく、足場を崩して敵の移動範囲を狭めたり、敵を状態異常にするような効果のスペルもあり、戦略に組み込むことができます。自分が受けることもあるので十分注意しましょう。
バトルを終えると新しいスペルをデッキに追加したり、アーティファクト(パッシブアイテム)をゲットできます。複数から選択するのですが、不要な場合は受け取らないこともできます。また、強化アイテムがあればそれぞれのスペルを強化することも可能です。
バトル報酬の例:
次にマップを紹介します。最初は一番左から始まり、それぞれのマスでイベントが発生します。一番右のマスがボス戦です。分岐がある所では、どのルートを進むか自分で選択することができます。店や回復ポイントを通るルートを選択できるので、お金や体力の状況を見つつルート選択をしましょう。
ショップではスペル・アーティファクトの購入の他にも、ライフを提供してお金をもらったり、メリットデメリット付きの契約を行うこともできます。
ボス戦では他のプレイアブルキャラクターとのタイマンとなります。ボスを倒すと HP が 1 で止まり、敵を倒すか見逃すか選択することができます。敵を倒すとアーティファクト(パッシブアイテム)を取得できる一方、見逃すとキャラクターの HP を回復してくれ、さらに道中で時たま見逃したボスが出現し、攻撃などで支援してくれるようになります。本選択によってエンディングが分岐するので、色々試してみましょう。
1プレイ終了時、そのプレイで上がったキャラクターのレベルに応じて新しいキャラクターや新しいスペルがアンロックされます。後半にアンロックされるもののほうが強いものが多いので、回数を重ねることは必須となります。
おすすめポイント
・多彩なプレイスタイル
本作では8人+α のプレイアブルキャラクターがおり、それぞれ特性や初期デッキ・通常攻撃が異なります。それぞれのキャラクターが得意とするスタイルがあるので、うまくスペルやアイテムを厳選していく必要があります。時には不要なスペルを削除したり不必要な報酬を受け取らないという立ち回りも必要になることも。全体的にキャラクターが得意な方針を一つに絞り、方針に関連するスペルのみを取得すべきです。
ここでは紹介しませんが、それぞれのキャラクターには複数の初期デッキ・アーティファクトがあり、プレイスタイルも初期装備毎に異なります。自分に合ったものを選択するもよし、片っ端からクリアするのもよしです。
・2P プレイ対応
複雑なゲーム性にも関わらずローカル対戦・協力に対応しております。(Steam の非公式MODを導入することでオンライン通信も可能)協力はデッキやマナを共有するため、難易度が上昇、対戦はうまい人が勝ちまくるワンサイドゲームになりがちですが、十分楽しめるレベルです。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・リアルタイム制バトルが好きな人
・ローグライク・自身の成長を感じることが好きな人
リアルタイム制バトルとして、非常に良作です。余分な雑念を捨て、攻撃・回避にひたすら集中する必要があります。どちらを捨ててもうまく突破することができないため、非常に頭を使います。また、敵の攻撃・スペルの効果・戦い方等、覚えることが沢山あり、プレイを重ねることでどんどん成長に繋がります。こういった喜びを感じることができる要素も非常に魅力的です。
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・すぐに楽しみたい人や根気がない人
・テンポが速いゲームが苦手な人
中々の死にゲーです。敵の攻撃パターン、スペルの特性、キャラクターに合ったスタイルを理解して初めてクリアできるような難易度になっています。回数をこなすことは必須なので、ある程度忍耐力のあるプレイヤーでないと厳しいかと思います。
ここに注意!
難易度は高いです。後半の敵の攻撃が尋常ではなく、敵の攻撃を避けるので精一杯、攻撃しようと頭を使っているうちに死んでいたということがよくあります。正直、初見プレイでは無理ゲーだと思いました。しかし、プレイを重ねると意外や意外、どんどん進めるようになります。是非エデンを目指して進んでみましょう。
#難易度低下の救済要素は用意されててもよかったかも?
類似のゲーム
Slay the Spire・・・アクション要素の無い同じシステムのローグライクカードバトル。詳細はこちら。
総括
類を見ないリアルタイム+カードアクション+ローグライクのゲームでハマる人にはとことんハマる一本です。スペル、アーティファクトの双方にキーとなるアイテムが眠っており、
皆様がエデンにたどり着けますように!
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