こんにちは、ちゃぶ台です。
今回は One Hand Clapping というパズルゲームを紹介します。マイクの利用が前提の作品で、歌やハミングの音量や音程を使い分けて謎を解き明かす作品です。柔らかな世界観と音声操作という特徴的な操作性が魅力的な作品なので、気になった人はぜひ覗いてみてください。
それでは早速紹介していきます!
概要
タイトル | One Hand Clapping |
対応機種 | Steam |
価格 | 1960円 |
プレイ人数 | 1人 |
言語 | 日本語対応 |
ジャンル | パズルゲーム |
開発元 / 発売元 | Bad Dream Games / HandyGames |
一言 | 音程が迷子。 |
ストーリー
静けさと暗さに満ちた世界に降り立った主人公。
3人の陽気な隠者に助けられつつ、歌の力で世界から音と光を取り戻すために冒険にでます。
こんなゲーム
サイドビュー形式のパズルアクションで6つのワールドのクリアを目指します。操作は移動・ジャンプ・歌を歌うの3つと非常にシンプルです。マイクの利用が前提の作品で、プレイヤーが音声を入力することで主人公は歌い出します。歌の力でブロックを運んだり、ギミックを動かしたり、扉を開いたりと様々なことができるため、塞がれた道を切り拓きながら先に進みます。
パズルは決まったルールに則って解く形式ではなく、様々なものが出現します。謎の解き方は説明されないので、自分自身で解き方から考える必要があります。アクション成分は控えめで、タイミング良くジャンプして足場に飛び乗る、ボタンを押すくらいでした。ミスしてもすぐにリトライ可能なため、気軽に挑むことができます。
時には音の高さ・低さを使い分けてパズルを解いたり、タイミングよく音を出したりすることで動かすギミックも用意されています。何度でもやり直しができるうえ、正しい音階のお手本も何回も流れるためそれほど苦労はしません。
ゲームは短いチャプターやチェックポイントで区切られており、ミスや制限時間といった概念はありません。全部で6つのチャプターが用意されており、クリアまでは6~8時間くらいのボリュームでした。基本的に一本道でやり込み要素はありません。
おすすめポイント
・歌やハミングを使った操作
マイクが必須という珍しい作風で、強弱や音程を調整しながら歌ったりハミングしながら進んでいきます。パズル自体は様々な問題が用意されているものの、どうすれば先に進めるかはすぐに分かるようになっています。それを実現するための音をマイクで出すことが難しいため、声の出し方を試行錯誤するような作風です。普段遊ぶ作品と操作性が全く異なるため、最初はもどかしさを感じますが、慣れてくるとサクサクと進めるようになり楽しさや新鮮味を感じました。
また、絵本のような柔らかなデザインが特徴的です。音が主題の作品なので、可愛らしい主人公が楽しく歌っているシーン、周りを巻き込んで賑やかに音を奏でるシーン、世界が音や光で満ちていくシーンは盛り上がりました。
このゲームに向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
・声を出すことが好き人
・斬新な作品を楽しみたい人
歌ったり、ハミングを用いてパズルを解いていくインタラクティブな作品です。操作性はどうしても良いとは言えませんが、クオリティやボリュームは十分なので、声を出すことが好きな人、斬新な作品が好きな人にはおすすめできる作品だと思います。
また、音声で操作するという性質上、
一方で、以下の人にはおすすめできないです。
・音程を取ることが苦手な人
・イライラしやすい人
中盤以降はお手本と同じ音階を奏でるパズルが増えます。判定は緩めに設定されているものの、マイクの認識までのラグや安定しない音程にイライラさせられることが多いです。音程を取ることが苦手な人、イライラしやすい人にはあまりおすすめできないと思います。どうしても行き詰ってしまった際には、パズルを自動でクリアしてくれる機能も用意されているので、使うことをおすすめします。
ここに注意!
プレイには必ずマイクが必要です。キーボードなどを代わりにすることができないため、ご注意ください。また、一定時間同じ音階で入力し続ける等、入力感度の調整や音階の調整が非常に難しいです。性能の悪いマイクをお使いの場合は攻略が難しいかもしれません。
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見つけたら紹介します。
総括
音声入力が前提のパズルアクションで、ハミングや歌を歌ってパズルを解きます。パズルやアクションは非常に簡単ですが、タイミングや音声を合わせることが難しく若干テンポが悪くなる部分だけがネックでした。とはいえ、ビジュアル・ボリューム・パズルのクオリティが高く、正しい音階で声を出しながら進む作風が斬新かつ楽しいなので声を出すことが好きな人は是非遊んでみてください!
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